2023年03月03日
上松技専訓練成果発表会
3日、木工の訓練校として全国的に知られる上松技術専門校で訓練成果発表会が行われるというご案内を頂き出かけました。
新型コロナの影響で最近3年間は例年行われていた『ひのきの里の技能祭』が中止となり、今年も残念ながら一般の方は来場出来ない形で関係者のみでの発表会となりました。
△発表会の会場

ちょうど訓練生が自分の作品についてプレゼンをやっていました。仲間の作品を熱い視線で見て工夫したところや難しかった事など真剣に聞いていました。
△訓練生の真剣な様子

作品数は大小合わせて300点以上で今年は例年になく多い出展数だそうです。
△子どもさんのチェア。アルパカでしょうか?布地と組み合わせた新しい作品です。

△その他大小の物がありましたが、何れも安価で市場の約3〜4分の1程度でしょうか。技能祭が人気のわけです。因みに下段の写真のワッパは3800円でした。


△小さな組子格子の作品

△結婚式の三々九度セット。盃に汲む湯斗(ゆと)も細かい所まで出来ています。技術的には相当難しいのでは素人ながら思いました。因みにこの作品1万8千円だそうです。

売却済とあるのは訓練生が既に購入希望された物だそうです。他の作品は、明日、ご家族の方が見えてお披露目し校生、ご家族は購入出来るそうです。欲しい作品が沢山ありましたが、残ればまた購入の機会を設けて欲しいと思います。
42人の訓練生は、もう直ぐそれぞれ旅立ちますが、上松の地で学んだ事をしっかりと今後に活かして技能を磨いて下さい。
会場の講堂には今月の目標のスローガンが掲げられていました。
△今月の目標

訓練生の皆さん、仰ぎ見る木曽駒ヶ岳の風景も残りわずかとなりましたが、いつまでも上松を忘れないで下さい。

新型コロナの影響で最近3年間は例年行われていた『ひのきの里の技能祭』が中止となり、今年も残念ながら一般の方は来場出来ない形で関係者のみでの発表会となりました。
△発表会の会場

ちょうど訓練生が自分の作品についてプレゼンをやっていました。仲間の作品を熱い視線で見て工夫したところや難しかった事など真剣に聞いていました。
△訓練生の真剣な様子

作品数は大小合わせて300点以上で今年は例年になく多い出展数だそうです。
△子どもさんのチェア。アルパカでしょうか?布地と組み合わせた新しい作品です。

△その他大小の物がありましたが、何れも安価で市場の約3〜4分の1程度でしょうか。技能祭が人気のわけです。因みに下段の写真のワッパは3800円でした。


△小さな組子格子の作品

△結婚式の三々九度セット。盃に汲む湯斗(ゆと)も細かい所まで出来ています。技術的には相当難しいのでは素人ながら思いました。因みにこの作品1万8千円だそうです。

売却済とあるのは訓練生が既に購入希望された物だそうです。他の作品は、明日、ご家族の方が見えてお披露目し校生、ご家族は購入出来るそうです。欲しい作品が沢山ありましたが、残ればまた購入の機会を設けて欲しいと思います。
42人の訓練生は、もう直ぐそれぞれ旅立ちますが、上松の地で学んだ事をしっかりと今後に活かして技能を磨いて下さい。
会場の講堂には今月の目標のスローガンが掲げられていました。
△今月の目標

訓練生の皆さん、仰ぎ見る木曽駒ヶ岳の風景も残りわずかとなりましたが、いつまでも上松を忘れないで下さい。

2023年03月01日
夢の事業始まる(タローファーム第二農場地鎮祭)
今日から年度末が迫る3月を迎えました。卒業式や転勤など慌ただしい時期となりますが、体調管理には気を付けなければなりません。
そんな3月初日を迎えて今日は上松町にとって夢のある事業の地鎮祭が行われ参列いたしました。一昨年8月から話が進んで来た才児地区の養豚場建設に係る地鎮祭が現地で行われました。
△開式前の会場

小川社長から候補地について推薦の依頼があってから地鎮祭を迎えるまでには群馬県、大分県への先進地への視察や課題の整理、それに対応する為の県への助言と協力依頼などいろいろな事が頭の中に走馬灯の様によぎります。
豚肉の消費量は私が生まれた昭和30年代から比べると約10倍以上に増えて来ているとの事です。一方で、自給率では直近のデータで50%近くを輸入に頼っているとの事です。また、飼料の自給率は6%ほどだそうです。豚肉の価格はずっと右肩上がりで推移しており、牛肉の価格よりも安定しているそうです。
そうした事を考えると、地産地消や中山間地を活用した飼料づくりなど、この農場建設は持続可能な地域づくりを目指す当町にとって夢の様な事業とも言えます。
ロシアのウクライナ侵攻によってヨーロッパの穀倉地帯が失われ、国際政治が不安定となっている中で食糧やそれを産み出すものも不足しています。一次産業における自給率を高めていく必要がありますが、餌も高騰している現状があります。
小川社長は経営が安定してきたら飼料生産も自前でやりたいと意欲を燃やしていました。また当面は10人程の雇用になるが、生産が軌道に乗れば約30人程度に増やしていきたいと語ってくれました。
ようやく地鎮祭まで漕ぎ着けましたが、これから様々な問題、課題があると思いますが、しっかりと町も誘致企業として支援、協力していきたいと思います。
△刈初めの儀(小川社長さんです。背中で失礼します。)

△玉串奉奠(地元代表者)ご理解ご協力有難うございました。才児牧場の活用は長年の懸案事項となっていましたが一つの節目を迎えました。

△地鎮祭の開催を祝うような晴れ渡った空模様の中、皆さんで記念撮影。バックに木曽駒ヶ岳が浮かんでいます。

そんな3月初日を迎えて今日は上松町にとって夢のある事業の地鎮祭が行われ参列いたしました。一昨年8月から話が進んで来た才児地区の養豚場建設に係る地鎮祭が現地で行われました。
△開式前の会場

小川社長から候補地について推薦の依頼があってから地鎮祭を迎えるまでには群馬県、大分県への先進地への視察や課題の整理、それに対応する為の県への助言と協力依頼などいろいろな事が頭の中に走馬灯の様によぎります。
豚肉の消費量は私が生まれた昭和30年代から比べると約10倍以上に増えて来ているとの事です。一方で、自給率では直近のデータで50%近くを輸入に頼っているとの事です。また、飼料の自給率は6%ほどだそうです。豚肉の価格はずっと右肩上がりで推移しており、牛肉の価格よりも安定しているそうです。
そうした事を考えると、地産地消や中山間地を活用した飼料づくりなど、この農場建設は持続可能な地域づくりを目指す当町にとって夢の様な事業とも言えます。
ロシアのウクライナ侵攻によってヨーロッパの穀倉地帯が失われ、国際政治が不安定となっている中で食糧やそれを産み出すものも不足しています。一次産業における自給率を高めていく必要がありますが、餌も高騰している現状があります。
小川社長は経営が安定してきたら飼料生産も自前でやりたいと意欲を燃やしていました。また当面は10人程の雇用になるが、生産が軌道に乗れば約30人程度に増やしていきたいと語ってくれました。
ようやく地鎮祭まで漕ぎ着けましたが、これから様々な問題、課題があると思いますが、しっかりと町も誘致企業として支援、協力していきたいと思います。
△刈初めの儀(小川社長さんです。背中で失礼します。)

△玉串奉奠(地元代表者)ご理解ご協力有難うございました。才児牧場の活用は長年の懸案事項となっていましたが一つの節目を迎えました。

△地鎮祭の開催を祝うような晴れ渡った空模様の中、皆さんで記念撮影。バックに木曽駒ヶ岳が浮かんでいます。

2023年03月01日
木曽南部木曽川右岸道路整備現地研修会
2月22日、木曽川右岸道路の進捗状況を視察する研修会が南木曽町田立地籍から大桑村和村地籍で行われました。
最初に南木曽町田立においては“坪川”をまたぐ(仮称)大滝川橋の整備状況を視察しました。
最初に右岸道路の全体計画について木曽建設事務所から説明があり、全体45キロ(国道利用3キロ含む)に対して27.6キロが完成して約6割が供用されているとの事でした。
△説明を受けている様子

△田立の架橋している視察地

見えている大型クレーンはこれだけの大きさは県内には無いそうです。ここだけで既に約5億円かかっているとの事です。
橋の南側には既に接続する道路が完成していましたが、岐阜県境と接続する部分についてはまだ調整中との事でした。
△南側に伸びた既に完成した道路

南木曽町から大桑村との間の読書ダム〜戸場ではトンネル2本が掘られ、それぞれが約1キロとの事で掘削して出た土砂は十二兼地区で木曽川に仮橋をかけて左岸側で埋土されるとの事でした。
トンネル工事本体も相当な経費がかかりますが、右岸道路整備にはこうした仮設の経費がかかるということが分かりました。
次に大桑村で進められている和村橋の進捗状況を視察しました。大桑村和村橋までは上松町の境の沢から通じており既に供用されていますが、これから南下する箇所では水力発電所の送水管があり工事が難しいとの事で和村橋を使って左岸側の国道19号線を利用する計画です。
△現在の和村橋は狭隘のため、その横に新和村橋が建設されています。

木曽川右岸道路は地域の悲願ともいうべき事業です。一昨年の8月豪雨災害において被災して通行止めとなった国道19号線を補完する役割を果たしてくれました。
近いうちに起こるであろうと予測されている『東海沖』、『東南海沖』への地震が起こった時には国道19号線の役割も重要であり、その補完ルートも重要な意味を持つものと考えます。
県でも重点的な事業として取組んで頂いており、一刻も早い完成が望まれます。
最初に南木曽町田立においては“坪川”をまたぐ(仮称)大滝川橋の整備状況を視察しました。
最初に右岸道路の全体計画について木曽建設事務所から説明があり、全体45キロ(国道利用3キロ含む)に対して27.6キロが完成して約6割が供用されているとの事でした。
△説明を受けている様子

△田立の架橋している視察地

見えている大型クレーンはこれだけの大きさは県内には無いそうです。ここだけで既に約5億円かかっているとの事です。
橋の南側には既に接続する道路が完成していましたが、岐阜県境と接続する部分についてはまだ調整中との事でした。
△南側に伸びた既に完成した道路

南木曽町から大桑村との間の読書ダム〜戸場ではトンネル2本が掘られ、それぞれが約1キロとの事で掘削して出た土砂は十二兼地区で木曽川に仮橋をかけて左岸側で埋土されるとの事でした。
トンネル工事本体も相当な経費がかかりますが、右岸道路整備にはこうした仮設の経費がかかるということが分かりました。
次に大桑村で進められている和村橋の進捗状況を視察しました。大桑村和村橋までは上松町の境の沢から通じており既に供用されていますが、これから南下する箇所では水力発電所の送水管があり工事が難しいとの事で和村橋を使って左岸側の国道19号線を利用する計画です。
△現在の和村橋は狭隘のため、その横に新和村橋が建設されています。

木曽川右岸道路は地域の悲願ともいうべき事業です。一昨年の8月豪雨災害において被災して通行止めとなった国道19号線を補完する役割を果たしてくれました。
近いうちに起こるであろうと予測されている『東海沖』、『東南海沖』への地震が起こった時には国道19号線の役割も重要であり、その補完ルートも重要な意味を持つものと考えます。
県でも重点的な事業として取組んで頂いており、一刻も早い完成が望まれます。
2023年02月13日
B&G防災拠点設置協定及び機材お披露目
2月10日大雪警報が出る中、B&G財団と足掛け3年に亘って準備して来た防災拠点設置等の協定調定とそれに係る配備された機材のお披露目式が行われました。
B&G財団の主催で菅原理事長さんから「地域の発展なくしてB&Gの発展なし」、「何故上松に配備したかというと、上松がとても好きだからです」という挨拶がありました。また今回配備した機材は災害の時だけでなく普通の時でもどんどん活用して欲しいとのことでした。
私からお礼の挨拶として「これだけの機材を揃えるのは財政の厳しい町村にとって本当にありがたい事」、「子どもの第三の居場所づくりもこの春には完成する運びで重ね重ねお礼します」と申し上げました。
この日は大雪という中で、早速に道路の除雪に活躍していました。
これからは業務上はもちろんですが、地区での活動、更には周辺町村で災害等発生した時などで活用していただけたらと思います。
△挨拶する菅原悟志理事長さん

△配備された機材




ボート、テントサウナ、ドローン、更に発電機などいざという時に役立つものばかりです。また倉庫自体も作成して頂きました。加えてオペレーターの研修費用も支援していただきました。
B&G財団の主催で菅原理事長さんから「地域の発展なくしてB&Gの発展なし」、「何故上松に配備したかというと、上松がとても好きだからです」という挨拶がありました。また今回配備した機材は災害の時だけでなく普通の時でもどんどん活用して欲しいとのことでした。
私からお礼の挨拶として「これだけの機材を揃えるのは財政の厳しい町村にとって本当にありがたい事」、「子どもの第三の居場所づくりもこの春には完成する運びで重ね重ねお礼します」と申し上げました。
この日は大雪という中で、早速に道路の除雪に活躍していました。
これからは業務上はもちろんですが、地区での活動、更には周辺町村で災害等発生した時などで活用していただけたらと思います。
△挨拶する菅原悟志理事長さん

△配備された機材




ボート、テントサウナ、ドローン、更に発電機などいざという時に役立つものばかりです。また倉庫自体も作成して頂きました。加えてオペレーターの研修費用も支援していただきました。
2023年02月13日
伊勢への道
8日、ひのきの里文化センターで第六十三回伊勢神宮式年遷宮の招致に向けて『伊勢神宮御神木祭木曽奉賛会』の臨時総会が開催されました。
前回第六十二回は平成17年6月3日に赤沢自然休養林から“御神木”が伊勢神宮に納められました。式年遷宮は20年に一度神宮本殿の他、内宮、下宮で祀られている宮社125の全部の建替えをします。
またそこに飾られている宝飾物等も新しいものに変えられます。我が国に伝えられて来た伝統的工芸品の粋を集めて来たもので、20年に一度とは棟梁や師匠が若い人にそうした技能を伝えるギリギリの時間だと昔お聞きしました。
そんな国民的行事で神宮で行われる最初の行事『山口祭』の次に行われるのが、『御杣始祭』で杣頭が樹齢300年を超えるヒノキを伐る(寝かせる)のがこの行事です。
持統天皇の時代の延喜式(約1300年前)に定められ行われて来た伊勢神宮で最も重要な神聖な式年遷宮ですが、戦国時代の百年間は行われなかったそうです。これを復活したのは、宗教と縁があまり無いような雰囲気のある織田信長さんです。
4年前に斧入れ式が当町で行われましたが、昔は伊勢の近くでやっていた時代もあり、正式に決定するのはこれからです。
奉賛会の山田会長から「これを機に木曽地域を挙げて伝えられて来た歴史・文化を発信できたら」と抱負を語っていました。
新しい役員体制と活動計画、予算が決定してこれから本格的に招致活動をしてまいりますので、宜しくお願いします。
△臨時総会の様子

△斧入れ式の様子



前回第六十二回は平成17年6月3日に赤沢自然休養林から“御神木”が伊勢神宮に納められました。式年遷宮は20年に一度神宮本殿の他、内宮、下宮で祀られている宮社125の全部の建替えをします。
またそこに飾られている宝飾物等も新しいものに変えられます。我が国に伝えられて来た伝統的工芸品の粋を集めて来たもので、20年に一度とは棟梁や師匠が若い人にそうした技能を伝えるギリギリの時間だと昔お聞きしました。
そんな国民的行事で神宮で行われる最初の行事『山口祭』の次に行われるのが、『御杣始祭』で杣頭が樹齢300年を超えるヒノキを伐る(寝かせる)のがこの行事です。
持統天皇の時代の延喜式(約1300年前)に定められ行われて来た伊勢神宮で最も重要な神聖な式年遷宮ですが、戦国時代の百年間は行われなかったそうです。これを復活したのは、宗教と縁があまり無いような雰囲気のある織田信長さんです。
4年前に斧入れ式が当町で行われましたが、昔は伊勢の近くでやっていた時代もあり、正式に決定するのはこれからです。
奉賛会の山田会長から「これを機に木曽地域を挙げて伝えられて来た歴史・文化を発信できたら」と抱負を語っていました。
新しい役員体制と活動計画、予算が決定してこれから本格的に招致活動をしてまいりますので、宜しくお願いします。
△臨時総会の様子

△斧入れ式の様子



2023年02月01日
NOTE、KANSOテクノスさんと連携協定締結
31日、全国で民家を活用した事業を展開している(株)NOTEさんと町内に事業所がある(株)KANSOさんと町の間で包括連携協定締結が締結されました。
昨年の愛知学院大学や第一生命さんなどと包括連携協定締結を提携して来ましたが、3者による協定は初めてです。
NOTEさんは全国で空き民家などを活用して民泊事業などを31カ所で展開しており、そのノウハウは大変貴重で古民家の活用を検討している当町にとっても大変ありがたい話です。
今回の包括連携協定の話はKANSOテクノスさんが仲介していただいたものですが、持続可能な地域づくりなど、これから求められる地域を共に創っていこうというで、具体的な動きはこれからです。
連携協定の目的は、①歴史的資源等を活用した観光振興及び経済の活性化に関すること、②観光資源等を活用した街並み整備に関すること、③脱炭素化及びデジタルトランスフォーメーション(DX)に関すること、④上記事業に係る人材育成及び情報発信に関すること、その他上記の目的に資する地域の活性化に関する事、です。
NOTEさんは古民家等の再生について、近いところでは山梨県小菅村や兵庫県丹波篠山で民泊事業などを展開しており、昨年職員が出向いて現場を視察いたしました。体験的なストーリーを交えながら事業展開をしていることは、インバウンドも含めた今後の観光の目指す方向であろうと思います。
また、KANSOさんは当町において小水力発電事業を進めており、自然再生エネルギーやDXの専門的知識を有し、資格のある人材が豊富であることから、そのようなところで事業を進めるに当たって支援して頂けることに期待するものです。
今回の協定に加え、他の包括連携協定締結した大学や企業等と得意の分野で複層的に地域づくりを進めていく事ができればと思います。
△調印式の様子です。



左からNOTE藤原岳史社長、私、大石富彦KANSOテクノス社長さんです。
昨年の愛知学院大学や第一生命さんなどと包括連携協定締結を提携して来ましたが、3者による協定は初めてです。
NOTEさんは全国で空き民家などを活用して民泊事業などを31カ所で展開しており、そのノウハウは大変貴重で古民家の活用を検討している当町にとっても大変ありがたい話です。
今回の包括連携協定の話はKANSOテクノスさんが仲介していただいたものですが、持続可能な地域づくりなど、これから求められる地域を共に創っていこうというで、具体的な動きはこれからです。
連携協定の目的は、①歴史的資源等を活用した観光振興及び経済の活性化に関すること、②観光資源等を活用した街並み整備に関すること、③脱炭素化及びデジタルトランスフォーメーション(DX)に関すること、④上記事業に係る人材育成及び情報発信に関すること、その他上記の目的に資する地域の活性化に関する事、です。
NOTEさんは古民家等の再生について、近いところでは山梨県小菅村や兵庫県丹波篠山で民泊事業などを展開しており、昨年職員が出向いて現場を視察いたしました。体験的なストーリーを交えながら事業展開をしていることは、インバウンドも含めた今後の観光の目指す方向であろうと思います。
また、KANSOさんは当町において小水力発電事業を進めており、自然再生エネルギーやDXの専門的知識を有し、資格のある人材が豊富であることから、そのようなところで事業を進めるに当たって支援して頂けることに期待するものです。
今回の協定に加え、他の包括連携協定締結した大学や企業等と得意の分野で複層的に地域づくりを進めていく事ができればと思います。
△調印式の様子です。



左からNOTE藤原岳史社長、私、大石富彦KANSOテクノス社長さんです。
2023年01月19日
デジタル田園都市を学ぶ
大相撲も初場所を迎えましたが、御嶽海関の調子が今ひとつという事もあり、なかなかブログのアップも何か重い感じです。人のせいにしてはいけないと反省しながら今日は重い腰を上げて久し振りにアップしたいと思います。
先週上京して11日〜12日にかけてデジタル田園都市国家構想など最先端の事を学ぶ機会がありました。
11日には内閣府市川篤志内閣審議官兼デジタル田園都市国家構想実現事務局次長さんから「デジタル田園都市国家構想総合戦略の全体像」と題して国の現状やこれからのデジタルを活用した地方の社会課題解決に向けた取組みを加速化・深化して行く必要があるとの話をお聞きしました。
デジタルの力で、地方に仕事をつくる、人の流れをつくる、結婚・出産・子育ての希望をかなえる、魅力的な地域をつくるなどに取り組んでいく必要があるとの事で、それを実装(実際に備えるという意?)のためにはデジタル基盤の整備、人材の育成確保、誰一人取り残されないための取組み(デジタル弱者への取組み)の基本的条件整備が必要との事でした。
“地方創生推進交付金”が“デジタル田園都市国家構想推進交付金”と改められ、急速にAiやICTを活用した社会が私が予想していたよりも新型コロナの影響もあり進んできた感があります。
周辺の草刈りに始まり、公共交通の自動運転など身近な事や物など、かつては『マンガ』の世界で繰り広げられたものが現実のものとなって来ています。
そんな事を考えると日本が生んだ漫画家の巨匠の“鉄腕アトム”の手塚治虫先生や“こちら亀有公園前派出所”の秋本治先生、“ドラえもん”の藤子・F・不二雄先生はこうした時代を予測したという事はすごい発想の持ち主だったのではと思いました。
キーワードは『夢』なのかも知れません。そこに地域の未来に繋げる何かが隠されているんではと思った時間を過ごしました。
未来に繋げる地方を切り開いて行くためには、斬新な発想力とエネルギッシュな若い情熱が求められているのかと、時代の移り変わりの激しさに少し最近錆び付いてきている我が頭を叩きながら自問自答する日々が続いています。
△市川審議官さんです。(右は案内頂いた長野県東京事務所黒岩補佐さんです。)

先週上京して11日〜12日にかけてデジタル田園都市国家構想など最先端の事を学ぶ機会がありました。
11日には内閣府市川篤志内閣審議官兼デジタル田園都市国家構想実現事務局次長さんから「デジタル田園都市国家構想総合戦略の全体像」と題して国の現状やこれからのデジタルを活用した地方の社会課題解決に向けた取組みを加速化・深化して行く必要があるとの話をお聞きしました。
デジタルの力で、地方に仕事をつくる、人の流れをつくる、結婚・出産・子育ての希望をかなえる、魅力的な地域をつくるなどに取り組んでいく必要があるとの事で、それを実装(実際に備えるという意?)のためにはデジタル基盤の整備、人材の育成確保、誰一人取り残されないための取組み(デジタル弱者への取組み)の基本的条件整備が必要との事でした。
“地方創生推進交付金”が“デジタル田園都市国家構想推進交付金”と改められ、急速にAiやICTを活用した社会が私が予想していたよりも新型コロナの影響もあり進んできた感があります。
周辺の草刈りに始まり、公共交通の自動運転など身近な事や物など、かつては『マンガ』の世界で繰り広げられたものが現実のものとなって来ています。
そんな事を考えると日本が生んだ漫画家の巨匠の“鉄腕アトム”の手塚治虫先生や“こちら亀有公園前派出所”の秋本治先生、“ドラえもん”の藤子・F・不二雄先生はこうした時代を予測したという事はすごい発想の持ち主だったのではと思いました。
キーワードは『夢』なのかも知れません。そこに地域の未来に繋げる何かが隠されているんではと思った時間を過ごしました。
未来に繋げる地方を切り開いて行くためには、斬新な発想力とエネルギッシュな若い情熱が求められているのかと、時代の移り変わりの激しさに少し最近錆び付いてきている我が頭を叩きながら自問自答する日々が続いています。
△市川審議官さんです。(右は案内頂いた長野県東京事務所黒岩補佐さんです。)

2023年01月10日
新春を飾る出初式
1月8日(日)に正月の華ともいうべき恒例の上松町消防団出初式がひのきの里総合文化センターで行われました。
△壇上に彩られた『纏』、『団旗』

澤木良太郎団長が『消防団員心得』を読み上げます。凛とした言葉が会場内に響きます。
△巻物の心得を読み上げます。

式典の出動人員は98人で、この式典では無火災章は第四分団が受賞しました。日本消防協会長表彰には功績章に寺田龍美副団長、成績章に高橋健二副団長が受賞されるなど、長野県消防協会長、木曽消防協会長,上松町消防団長、上松町長からそれぞれ表彰されました。
昨年4月1日に退団された畑久義前団長以下10名の皆さんには消防庁長官、長野県知事退職褒章が伝達されました。
式典は毎年の様に張り詰めた空気の中無事終わり、分列行進の体形に移り、多くの町民が見守る中晴れ姿を見せ、安全・安心な地域ここにありの気概を見させて頂きました。
今年一年の無火災、無災害である事を心から念じる行事となりました。
△機械器具点検

△分列行進に出発


△壇上に彩られた『纏』、『団旗』

澤木良太郎団長が『消防団員心得』を読み上げます。凛とした言葉が会場内に響きます。
△巻物の心得を読み上げます。

式典の出動人員は98人で、この式典では無火災章は第四分団が受賞しました。日本消防協会長表彰には功績章に寺田龍美副団長、成績章に高橋健二副団長が受賞されるなど、長野県消防協会長、木曽消防協会長,上松町消防団長、上松町長からそれぞれ表彰されました。
昨年4月1日に退団された畑久義前団長以下10名の皆さんには消防庁長官、長野県知事退職褒章が伝達されました。
式典は毎年の様に張り詰めた空気の中無事終わり、分列行進の体形に移り、多くの町民が見守る中晴れ姿を見せ、安全・安心な地域ここにありの気概を見させて頂きました。
今年一年の無火災、無災害である事を心から念じる行事となりました。
△機械器具点検

△分列行進に出発


2023年01月04日
令和5年(2023)仕事始め
1月4日官公署は一斉に仕事始めで新しい年がスタートしました。毎年のことですが、『新年明けましておめでとうございます』の言葉が会う人、会う人の間で交わされるのは清々しい気分にさせてくれます。
ゆく年を納め、迎えた新しい年に期待を寄せるというのは暦を持った人類には共通の想いがあるのかもしれません。
△仕事始めの式の様子。村田副町長が先導して町民憲章を読み上げ、職員が声を合わせて読み上げます。

毎年行われている町主催の“新年顔合わせ会”は、新型コロナ感染症が拡大していることから今年も懇談会は中止となってしまいました。
△100周年からのスタートとなる今年の抱負を述べさせて頂きました。

この会で20年の長きに亘って恒例となっていた年賀状扱い枚にかけた挨拶は昨年3月に退職した井上前郵便局長から古川局長にしっかりと引き継がれました。
△その様子です。

△ちょっと分かりづらいのでアップしました。

古川局長によると20代の人の約8割は年賀状を出さないそうです。私は家族の分も含めて毎年約130通ほど出していますが、昨年の身内の関係で今年は遠慮させて頂きました。『明けましておめでとう』の横に添えられた一言を読むとその人の人柄が思い出され、元気やっている姿を想像させてくれるのは年賀状の持つ『味』なんでしょうね。
今年も宜しくお願いします。
ゆく年を納め、迎えた新しい年に期待を寄せるというのは暦を持った人類には共通の想いがあるのかもしれません。
△仕事始めの式の様子。村田副町長が先導して町民憲章を読み上げ、職員が声を合わせて読み上げます。

毎年行われている町主催の“新年顔合わせ会”は、新型コロナ感染症が拡大していることから今年も懇談会は中止となってしまいました。
△100周年からのスタートとなる今年の抱負を述べさせて頂きました。

この会で20年の長きに亘って恒例となっていた年賀状扱い枚にかけた挨拶は昨年3月に退職した井上前郵便局長から古川局長にしっかりと引き継がれました。
△その様子です。

△ちょっと分かりづらいのでアップしました。

古川局長によると20代の人の約8割は年賀状を出さないそうです。私は家族の分も含めて毎年約130通ほど出していますが、昨年の身内の関係で今年は遠慮させて頂きました。『明けましておめでとう』の横に添えられた一言を読むとその人の人柄が思い出され、元気やっている姿を想像させてくれるのは年賀状の持つ『味』なんでしょうね。
今年も宜しくお願いします。
2022年12月29日
仕事納め
28日午後5時半、令和4年の仕事納めが行われました。
△仕事納めの様子です。

未来の子供たちが教科書で学ぶことになるであろうことがこの一年起こりました。御嶽海関の県出身力士としては227年ぶりの大関昇進、ロシアのウクライナ侵攻、急騰した物価高、安倍元首相が凶弾に倒れる、などなど本当に大変な一年でした。
そのような中、町政においては町政施行100周年を迎え、式典始めそれらに関連したイベントが開催され、今年予定された行事は無事終わりました。初めて行われた“駅伝大会”は天候が心配されましたが沿道にも多くの皆さんが声援を送っていただきました。
また、長年の懸案であった才児牧場の利活用も養豚場建設に向けて動き出しました。
3年目を迎えた新型コロナ感染症の感染対策と経済対策、マイナンバーカードの普及も町村にその委ねられました。更に“子ども第三の居場所づくり”など将来に向けた事業にも取組んで現在前に進んでいます。
この他にもこの一年を振り返りますと職員が誠実に取り組んだ成果が出せていると思います。
当然、まだまだ足りない部分はあるかもしれませんが、先行きが不透明な時代にあって一つずつ取り組んだことが実を結んできていると感じています。
そんな一年であったことを仕事納めで職員に伝えて労いました。
年末年始休業は6日間となりますが、地域で命を守る病院、安全安心を支えている警察、消防など休みなく働いている多くの方がおり、私たちも休みとは言っても宿日直の当番やいざという時には緊急出動しなければならない公務員としての使命がある事は共通するもので忘れることがないようにと伝えました。
そうは言っても、まとまった休みですのでご家庭でゆく年を思い、明るく健やかな新年を迎えていただくようお願いしました。
一年本当にご苦労様でした。
△仕事納めの様子です。

未来の子供たちが教科書で学ぶことになるであろうことがこの一年起こりました。御嶽海関の県出身力士としては227年ぶりの大関昇進、ロシアのウクライナ侵攻、急騰した物価高、安倍元首相が凶弾に倒れる、などなど本当に大変な一年でした。
そのような中、町政においては町政施行100周年を迎え、式典始めそれらに関連したイベントが開催され、今年予定された行事は無事終わりました。初めて行われた“駅伝大会”は天候が心配されましたが沿道にも多くの皆さんが声援を送っていただきました。
また、長年の懸案であった才児牧場の利活用も養豚場建設に向けて動き出しました。
3年目を迎えた新型コロナ感染症の感染対策と経済対策、マイナンバーカードの普及も町村にその委ねられました。更に“子ども第三の居場所づくり”など将来に向けた事業にも取組んで現在前に進んでいます。
この他にもこの一年を振り返りますと職員が誠実に取り組んだ成果が出せていると思います。
当然、まだまだ足りない部分はあるかもしれませんが、先行きが不透明な時代にあって一つずつ取り組んだことが実を結んできていると感じています。
そんな一年であったことを仕事納めで職員に伝えて労いました。
年末年始休業は6日間となりますが、地域で命を守る病院、安全安心を支えている警察、消防など休みなく働いている多くの方がおり、私たちも休みとは言っても宿日直の当番やいざという時には緊急出動しなければならない公務員としての使命がある事は共通するもので忘れることがないようにと伝えました。
そうは言っても、まとまった休みですのでご家庭でゆく年を思い、明るく健やかな新年を迎えていただくようお願いしました。
一年本当にご苦労様でした。