2018年10月21日
蘇南高校総合学科設置10周年創立65周年記念式典
昨日20日 、南木曽町の蘇南高校で総合学科設置10周年、創立65周年記念式典が挙行されました。私が事務職員として勤務したのが30周年の時ですから、あれから35年の月日が経ち感慨深いものがあります。
蘇南高校が生徒数減少により存続が危ぶまれた時にそれまでの普通科、商業科、そして電気科を統合し、総合学科で続けて行く事を決めてこの10年やって来ました。当時の総合学科という選択にはメリット、デメリットがあり、何回も職員が他校の視察や校内での議論を重ねた上での結論であったとお聞きしました。
生徒数が160人を割るような事も当時は心配されましたが、現在190人を超える生徒が学んでおり、カナダのバンクーバーへの語学学習やバトミントンでは県内屈指の強豪校として名が知られるなど地域高校として他校の模範となる学校となっているものと思いました。
蘇南高校は、65年前に地域の熱望により組合立として創立されましたが、グラウンドも地元の人や自衛隊の皆さんが石を除いたりして整備して出来たという、まさに地域挙げての学校づくりであったと思います。
記念式典において卒業9回生の那須野昌隆(よしたか)さん(元西濃運輸社長)が自らの体験をもとに「仕事をする事の喜び」や「感情を持った仕事」の大切さなど生徒にとっても貴重な先輩からのメッセージであったと思います。
西濃運輸のミッションは「物流で国家社会を支える」とお聞きしましたが、73歳となられた今でもかくしゃくたるその姿や時代の先を読む姿には驚かされました。
全国的に見ても少子化の波には抗うことが難しいとは思いますが、卒業した若者が故郷を愛し、誇りを持ち、いつの日か、ともに故郷の地域づくりを担って頂きたいと願う式典となりました。
△生徒代表の草場凛さんの挨拶

△実行委員会から寄贈された檜製下足箱

蘇南高校が生徒数減少により存続が危ぶまれた時にそれまでの普通科、商業科、そして電気科を統合し、総合学科で続けて行く事を決めてこの10年やって来ました。当時の総合学科という選択にはメリット、デメリットがあり、何回も職員が他校の視察や校内での議論を重ねた上での結論であったとお聞きしました。
生徒数が160人を割るような事も当時は心配されましたが、現在190人を超える生徒が学んでおり、カナダのバンクーバーへの語学学習やバトミントンでは県内屈指の強豪校として名が知られるなど地域高校として他校の模範となる学校となっているものと思いました。
蘇南高校は、65年前に地域の熱望により組合立として創立されましたが、グラウンドも地元の人や自衛隊の皆さんが石を除いたりして整備して出来たという、まさに地域挙げての学校づくりであったと思います。
記念式典において卒業9回生の那須野昌隆(よしたか)さん(元西濃運輸社長)が自らの体験をもとに「仕事をする事の喜び」や「感情を持った仕事」の大切さなど生徒にとっても貴重な先輩からのメッセージであったと思います。
西濃運輸のミッションは「物流で国家社会を支える」とお聞きしましたが、73歳となられた今でもかくしゃくたるその姿や時代の先を読む姿には驚かされました。
全国的に見ても少子化の波には抗うことが難しいとは思いますが、卒業した若者が故郷を愛し、誇りを持ち、いつの日か、ともに故郷の地域づくりを担って頂きたいと願う式典となりました。
△生徒代表の草場凛さんの挨拶

△実行委員会から寄贈された檜製下足箱
