2019年09月30日
五年前からの想い(御岳山噴火災害犠牲者追悼式)
9月27日という日は愛する家族を失った遺族にとっていつまでも忘れ得ぬ記憶に残る日です。この日、王滝村松原公園で御岳山噴火災害犠牲者追悼式が遺族、行政、そして翌日以降懸命に捜索救助作業に携わった関係者などが参列し、しめやかに執り行われました。
原木曽町町長の副実行委員長としての開会に始まり、瀬戸王滝村長が式辞を述べました。ともに二度とこの様な火山噴火災害の犠牲者を出さないように万全の安全対策を講じていくと決意を述べました。
また、遺族代表の方から「何故、息子が犠牲にならなければならなかったのか」と未だに悲しみに苦しんでいる様子の言葉を述べられました。更に、現在、祈祷所が閉鎖している現状について災害に学んで欲しいと強く行政や関係者に訴えていました。
58人の方が犠牲になり、未だに5人の方が家族が待つ家に帰っておられません。
5年前から時間の止まったままとなっている方、それを乗り越えて懸命に前を向こうとしている方など推しても計れぬものを思う時、言葉に尽くせない痛切の念が込み上げます。
遺族の中には小さなお子さんもいました。五年前の当時は何も分からなかった年齢だったのでは思います。お母さんと一緒に参列されている様子を拝見し、自然災害とはいえ家族を遺して逝った方の無念を思う時、今年務めている御岳山災害対策協議会会長として関係機関と連携して万全の安全対策をして行かなければならないと改めて固く誓いました。
△追悼式献花の様子

△当日の御岳山の様子です。噴煙以外は当日の様に穏やかな表情を見せていました。


原木曽町町長の副実行委員長としての開会に始まり、瀬戸王滝村長が式辞を述べました。ともに二度とこの様な火山噴火災害の犠牲者を出さないように万全の安全対策を講じていくと決意を述べました。
また、遺族代表の方から「何故、息子が犠牲にならなければならなかったのか」と未だに悲しみに苦しんでいる様子の言葉を述べられました。更に、現在、祈祷所が閉鎖している現状について災害に学んで欲しいと強く行政や関係者に訴えていました。
58人の方が犠牲になり、未だに5人の方が家族が待つ家に帰っておられません。
5年前から時間の止まったままとなっている方、それを乗り越えて懸命に前を向こうとしている方など推しても計れぬものを思う時、言葉に尽くせない痛切の念が込み上げます。
遺族の中には小さなお子さんもいました。五年前の当時は何も分からなかった年齢だったのでは思います。お母さんと一緒に参列されている様子を拝見し、自然災害とはいえ家族を遺して逝った方の無念を思う時、今年務めている御岳山災害対策協議会会長として関係機関と連携して万全の安全対策をして行かなければならないと改めて固く誓いました。
△追悼式献花の様子

△当日の御岳山の様子です。噴煙以外は当日の様に穏やかな表情を見せていました。

