2021年08月16日

今年の夏、この10日

 お盆も今日で送り火を迎えました。これから夏休みを終えて普段どおりの生活に戻られるかと思います。我が国の仏教では一年に一度ご先祖さまが我が家に帰って来るといわれていますが、今年はさぞかしビックリして帰って行くのでしょうか?
 さて今月に入り、5日のクマによる人身事件、続いて町内企業における新型コロナ感染確認、そして大雨による災害と大変な10日間となりました。
 赤沢の事件では猟友会、森林管理署の皆様に安全確認などで協力を頂き、新型コロナでは企業や保健所等との緊密な連絡調整により対処することが出来、その後、感染拡大は今のところ発生しておりません。
 また大雨による復旧作業も進み、国道19号では一部片側通行区間あるものの、今日から全面通行可能になったことです。荻原、立町、倉本地区で浄水場に被害があった事で断水となっておりご迷惑をお掛けしております。今日中の一刻も早い仮復旧を目指して工事を進めることとしております。
 また、東奥地区では一部で停電が発生しておりますが、今日から業者が復旧作業に入ります。
 今回の大雨で家屋に大きな被害を受けた宮戸地区の皆様は現在も避難生活を続けられている方もいます。今後の生活などに不安なこともあると思いますが、まずはご相談しながら支援にしっかりと取り組んでまいります。
 まだまだ先に雨の予想が出ていますので気を緩めることは出来ません。
 この10日間でクマ事件では猟友会、森林管理署等の関係機関、そしてコロナでは保健所等の関係機関、そして大雨では今も復旧作業に当たって頂いている町建設業協会、国土交通省の皆様、緊密な連携で支援して頂いた県機関の皆様に心から感謝申し上げたいと思います。
 そして、自主避難して自らの命を守った行動を取っていただいた皆様、断水世帯に給水事業に当たり、橋の交通規制に当たって頂いた消防団の皆様に厚くお礼申し上げます。
 職員も昼夜を問わずの連日で業務に当たっており、正直相当な疲れがあると思いますが今一踏ん張りしていますのでご理解とご協力をお願いします。
 3つの事件、事案について共通するのは自然との闘いと感じます。脅威ですがそれとともに暮らしていかなければなりません。
△クマの事件の現地視察


△対策本部の様子


△大雨の状況です。蛙岩(かわずいわ)は私の経験上初めてこんなに没しました。その前日




△国道19号下河原交差点の災害復旧現場






  
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Posted by 大屋誠 at 08:21Comments(0)上松町