2021年08月28日

ナンクルナイサ〜

 最近と言うかずっとかもしれませんが、菅首相の発信力がマスコミ、自民党総裁選が近くなって与党内からも取り上げられています。
 それについては以前にも何回も拙欄でも書きましたが、科学がこれほど発達して来ても、精神的な研究が進み心理学などの学問が進んでも人の行動は分からないものがあると最近特にまた思うようになりました。
 「リメンバー、パールハーバー」は太平洋戦争が開戦となった真珠湾攻撃の際に、当時のルーズベルトアメリカ大統領が演説の中で使った言葉と言われており、それがアメリカ国民を一つの合言葉ととしてまとめたと言われています。
 政治家が発する言葉が軽い、重いなども議論されますが、我が国と他国と比較するとやはり政治制度が深く関わって来ていると思います。
 我が国のトップは内閣総理大臣ですが、これは直接国民が選んだという訳ではないことは小学校で学びました。アメリカなど大統領制を取っている国は直接国民が選らんでいます。
 ロックダウンも検討をと言う声もありますが、ここで危機管理時の体制を考えた時に速やかに対応する事が必須ですが、我が国の制度自体が持っている性格で難しいのかもしれません。菅首相や安倍前首相が求めて来た首相像はそうした姿に近かったのかもしれません。
 一方で都道府県知事は直接道府県民が選んでいるので、政治姿勢、言葉が直接的に結びつきメッセージ性が高くなり、住民にもマスコミにもウケるという事があるのかもしれません。
 政治家の言葉の発信の裏にそうした体制の中に潜む課題もあるのかもしれません。
 表題の「ナンクルナイサ〜」は沖縄の方言で「本当のこと、誠のことをやっていれば何とかなる」という意味でだそうです。
 感染拡大が収まらない現状では難しいかもしれませんが、コロナ禍が少し収束し、余裕が出来たらこの魔法の言葉を言うことが出来れば良いですね。
 今日は思いつくままに。
△久し振りの気持ち良い紺碧の空。浮かぶ月



   
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Posted by 大屋誠 at 08:16Comments(0)プライベート