2022年11月16日

砂防の願い(全国治水砂防促進大会)

 15日全国治水砂防促進大会が東京都砂防会館で開催されました。ここ10年の豪雨による土砂災害はそれ以前の十年と比べ1.3倍に増えているという事は既に何回かお伝えて来ました。
 土砂災害については、地震や豪雨、台風などで毎年全国各地で起きています。昨年までの3年連続で上松町でも被害が発生しましたが、今年は台風もコースをそれてくれた事や大雨をもたらす前線が活発化しなかったため出水期も比較的平穏でした。
 しかしながら、すぐ近い静岡県では激甚な被害がありました。また新潟でも8月には集中豪雨があるなど、少しでもずれていたらと思うとゾッとします。亡くなられた方のご冥福をお祈りしますとともに、被災地の一刻も早い復旧復興を願うものです。
 来月から地区懇談会で地域防災をメインテーマにした懇談会を5会場で予定していますが、地域の安全安心は最重要課題です。
 大会の開催も久しぶりでしたが、県内から市町村長が多く集合しての大会でしたが、市長さんの参加がずいぶん増えたと感じました。
 長野県の参加者数は全国で一番多いとの事ですが、熱気ある大会でした。今日は治水の大会が行われますが、木曽地域は7月に「木曽治水対策協議会」を立ち上げて活動を始めました。こちらの大会も熱気あふれるものとなると思います。
△大会の様子。議長は森山裕会長


△小林則幸出雲崎町長大会宣言朗読


 『土砂災害防止施設の強力な整備推進』など6項目を採択した提言を持って国会議員、国土交通省に要望活動を実施しました。  
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Posted by 大屋誠 at 10:26Comments(0)上松町