2023年12月07日

県林業総合センターの試験研究外部評価委員会

 6日、塩尻市にある県林業総合センターにおいて『試験研究等に係る外部評価委員会』が開催され外部評価委員として出席しました。
 この委員会は10名の委員で構成され、センターが行う試験研究等の内容・成果の公表などを客観的かつ公正に判断し、広く県民に開かれた試験研究を行なうために設けられています。
 本年度で研究が終了する課題が11、来年度以降に継続する課題が15あり、育林部、特産部、木材部の三つの部からそれぞれ研究成果が発表されました。
 育林部からは『ニホンジカの季節別生息状況に応じた効率的捕獲の実証』など、特産部から『ホンシメジ等の菌床栽培技術の開発』など、木材部から『蒸気・圧力併用型乾燥機を用いた県産材乾燥スケジュールの確立』など、専門的なものから私のようなものでもちょっとだけ理解出来るものまで興味がそそられました。
 私はホンシメジの菌床栽培に魅かれましたので、野生ではホンシメジの他に““シャカしめじ”(別名 センボンシメジ”“カヤシメジ”(別名 シモフリシメジ)など、人によってはホンシメジよりも美味というキノコがあるが応用は効くのか?という質問をしたところ、それは可能だと言うことでした。
 また野生のシメジが美味しいといわれる事があるが、その旨味を再現する研究をし“見える化”をしていきたいとのことでした。
 クマの皮剥ぎ被害防止の為に今はテープを木に巻きつける方法で防いでいますが、クマが嫌がる硫黄入りのスプレーを木に散布することで防げるということで来年から売り出されるそうです。これが普及してくれば作業もずっと楽になるのでないでしょうか?
△林業総合センター向山所長


△会議の様子。一枚目で立ってマイクを持っているのが岡野委員長(信州大学農学部教授)さん。




 課題の中には『国産トリュフの林地栽培に向けての技術体系の構築』というものもありました。将来、「木曽産トリュフ」などと名乗って売れる日が来れば中山間地域の夢にような地域再生の鍵となるかもしれません。  
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Posted by 大屋誠 at 15:18Comments(0)

2023年12月07日

県林業総合センターの試験研究外部評価委員会

 6日、塩尻市にある県林業総合センターにおいて『試験研究等に係る外部評価委員会』が開催され外部評価委員として出席しました。
 この委員会は10名の委員で構成され、センターが行う試験研究等の内容・成果の公表などを客観的かつ公正に判断し、広く県民に開かれた試験研究を行なうために設けられています。
 本年度で研究が終了する課題が11、来年度以降に継続する課題が15あり、育林部、特産部、木材部の三つの部からそれぞれ研究成果が発表されました。
 育林部からは『ニホンジカの季節別生息状況に応じた効率的捕獲の実証』など、特産部から『ホンシメジ等の菌床栽培技術の開発』など、木材部から『蒸気・圧力併用型乾燥機を用いた県産材乾燥スケジュールの確立』など、専門的なものから私のようなものでもちょっとだけ理解出来るものまで興味がそそられました。
 私はホンシメジの菌床栽培に魅かれましたので、野生ではホンシメジの他に““シャカしめじ”(別名 センボンシメジ”“カヤシメジ”(別名 シモフリシメジ)など、人によってはホンシメジよりも美味というキノコがあるが応用は効くのか?という質問をしたところ、それは可能だと言うことでした。
 *別名は私が覚えているもので他にも色々な名前があると思います。
 また野生のシメジが美味しいといわれる事があるが、その旨味を再現する研究をし“見える化”をしていきたいとのことでした。
 クマの皮剥ぎ被害防止の為に今はテープを木に巻きつける方法で防いでいますが、クマが嫌がる硫黄入りのスプレーを木に散布することで防げるということで来年から売り出されるそうです。これが普及してくれば作業もずっと楽になるのでないでしょうか?
△林業総合センター向山所長


△会議の様子。一枚目で立ってマイクを持っているのが岡野委員長(信州大学農学部教授)さん。




 課題の中には『国産トリュフの林地栽培に向けての技術体系の構築』というものもありました。将来、「木曽産トリュフ」などと名乗って売れる日が来れば中山間地域の夢にような地域再生の鍵となるかもしれません。  
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