2017年10月05日
木曽悠久の森現地検討会に同行
昨日、一昨日の二日間、木曽悠久の森植生管理専門部会に同行して現地検討会にオブザーバーで参加しました。
心配された前日までの雨も上がり二日間とも晴れで爽やかな秋風が吹く中でしたが、久しぶりの急な山登りに汗が出てきました。いつものデスクの上での仕事と比べると体のためには良いようで夜もぐっすりと眠ることが出来ました。
木曽悠久の森は、世界的にも貴重な温帯性針葉樹林を厳格に保存、復元するため、木曽の国有林16,579haに設定されたものです。
現在、中部森林管理局が守り育てていく取り組みを大学教授や自然保護団体の方などから様々な意見を聞きながら進めています。
門外漢の私ですが、県職員時代に自然保護課に勤務していたり、今回の検討会の現地が高校時代に生物部で王滝村の三浦(みうれ)ダムにも行ったこともあり、懐かしさとその移り変わりを視察したくて同行させていただきました。
天然林への復元は、笹の影響で稚樹が育たない、或いは強い風の影響、伐採の割合、土壌など考えられる様々な要因を考えながら検討されます。数百年後に、今いるところが大樹がそびえる森になることを関係する人それぞれが思い描き真剣な眼差しで検討されていました。
私は、森の中で動物や植物も多様な生き方をしている様を想像すると束の間の安息を感じました。
とにかく、こうした取り組みは継続した活動が求められており、それは、結局、私たちや子供たち更にはその先の子孫に美味しい水や普段は感じていない空気、美しい山々の風景、治山・治水など多面的、多機能な恩恵をもたらしてくれるものと思います。
(無立木地(むりゅうぼくち)の様子)
*稚樹(ちじゅ)が育たず、笹が覆っていますが、よく見ると笹の中に稚樹が見えてます)


(御嶽山も全容を見せてくれました。いつも見るなだらかな姿ではなく、火口が見える荒々しい雰囲気です。)

心配された前日までの雨も上がり二日間とも晴れで爽やかな秋風が吹く中でしたが、久しぶりの急な山登りに汗が出てきました。いつものデスクの上での仕事と比べると体のためには良いようで夜もぐっすりと眠ることが出来ました。
木曽悠久の森は、世界的にも貴重な温帯性針葉樹林を厳格に保存、復元するため、木曽の国有林16,579haに設定されたものです。
現在、中部森林管理局が守り育てていく取り組みを大学教授や自然保護団体の方などから様々な意見を聞きながら進めています。
門外漢の私ですが、県職員時代に自然保護課に勤務していたり、今回の検討会の現地が高校時代に生物部で王滝村の三浦(みうれ)ダムにも行ったこともあり、懐かしさとその移り変わりを視察したくて同行させていただきました。
天然林への復元は、笹の影響で稚樹が育たない、或いは強い風の影響、伐採の割合、土壌など考えられる様々な要因を考えながら検討されます。数百年後に、今いるところが大樹がそびえる森になることを関係する人それぞれが思い描き真剣な眼差しで検討されていました。
私は、森の中で動物や植物も多様な生き方をしている様を想像すると束の間の安息を感じました。
とにかく、こうした取り組みは継続した活動が求められており、それは、結局、私たちや子供たち更にはその先の子孫に美味しい水や普段は感じていない空気、美しい山々の風景、治山・治水など多面的、多機能な恩恵をもたらしてくれるものと思います。
(無立木地(むりゅうぼくち)の様子)
*稚樹(ちじゅ)が育たず、笹が覆っていますが、よく見ると笹の中に稚樹が見えてます)


(御嶽山も全容を見せてくれました。いつも見るなだらかな姿ではなく、火口が見える荒々しい雰囲気です。)

Posted by 大屋誠 at 07:48│Comments(0)
│上松町