2018年09月04日

今泉精機青空自転車町長室(台風が迫る中編)

久し振りの"あおぞら自転車町長室"でしたが、台風21号が迫っていたため自動車での訪問となりました。
今回は、木曽川右岸の荻原地区にある誘致企業の今泉製作所木曽工場を訪問させて頂きました。昭和58年に過疎地域振興事業の一環として下河原工業団地において操業され、35年の歴史を刻んでいます。

△社屋の様子です。
今泉精機青空自転車町長室(台風が迫る中編)



半導体を作る機械の中のフッ素樹脂の部品を削って作っているいる会社です。オーダーメイドでどんな製品でも作るというのが会社の特長という事です。
その技術を生かして木製の御嶽海像も作ったという事は報道されていますので、知っている方も多いのではないでしょうか。出羽海部屋を訪れ、御嶽海の稽古後に実際に測ってデータを採り作ったとの事です。

△応接室にある御嶽海の彫像(ふるさと納税の返礼品にもなっています)作製に20時間かかったという事です。
今泉精機青空自転車町長室(台風が迫る中編)



一緒に写っている白い製品はフッ素樹脂を加工したもので、プラスチックの感覚で持とうとすると意外に重いと思いました。聞けば鉄の半分くらいの重さだそうです。
会社内の様子は企業秘密もあり映像でお知らせする事は出来ませんが、若い人が多く清潔な感じでした。削り出した材の残渣は、油脂等で汚れたもの以外は再利用しているとのことでした。
働く人の人材確保をお聞きすると、一人前になっていくには4〜5年かかるとの事で、海外に人材を求める事はそうした面で難しいとの事をお聞きしました。

半導体の需要は今後も高く、それを作るメーカーも新しい機械を求めているとの、その機械部品を作る社として技術を生かして伸びているとの事でした。
久田事業部長さんは下伊那の出身との事で林業、観光業など会社以外のことで町の多岐に亘る話題で懇談する事が出来ました。
台風が接近する中で応対して頂き、心から感謝申し上げます。

△久田事業部長さんと
今泉精機青空自転車町長室(台風が迫る中編)



△今日は自転車無し町長室でした。なお、、オートバイは違います。
今泉精機青空自転車町長室(台風が迫る中編)






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Posted by 大屋誠 at 12:10│Comments(0)上松町
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