2018年09月28日

歴史を重ねて(第50回上松中学校総合発表会)

今日28日から明日までの2日間、上松中学校総合発表会が中学校で開催されます。今年は第50回という大きな節目を迎えました。
昭和44年、 私が中学1年生の時に第1回総合発表会が行われたということで、懐かしいというか、自分の学生であった頃が歴史になるという意味では不思議な感覚です。
当時、中学生として、どんなことを考えていたのかは記憶の奥底にしまってしまいました。はっきり云えば忘れたということですが、記憶の中のクラスメートの顔は昔のままです。
オープニングは、ルパン三世の曲にのり、寸劇で始まった今風の中学生が企画した斬新なものでした。
開会式において私は、先の中学生議会において「故郷あげまつを愛し、誇りに思って欲しい」と話し、それを具体的に表現しているのが、この発表会なのではという挨拶をいたしました。
また、「郷土」の"郷"(きょう)と、宝である財産の"財"を合わせ、故郷に伝えられて来た自然や歴史・文化などの物、事の"郷財"(きょうざい)を生かした学びを深めていって欲しいと生徒たちに伝えました。
その後、生徒会企画によるシンポジウムがあり、村田副町長、鈴木議員、地域おこし協力隊の山田、小林両隊員の計4名がパネラーとなり、自分の中学生時代や中学生に期待すること、上松町に住んでみてなどそれぞれ話しました。
また、生徒の代表として沢木さん、茂澄さんの2名がパネラーとして加わり、「上松は不便のままでも良いのでは、都会みたいにならないほうが上松らしいのでは」など、独特の視点からの意見があり、興味深く、大変面白いシンポジウムとなりました。
50回の大きな節目を迎えた中学校の総合発表会に、歴史を切り拓いていく中学生の逞しさを感じた開会式とシンポジウムでした。

△開会式の様子
歴史を重ねて(第50回上松中学校総合発表会)


歴史を重ねて(第50回上松中学校総合発表会)



△シンポジウムの様子、立って話している山田隊員は東京育ちで、青年海外協力隊員の経験を持っています。東京では挨拶も交わさないことが多くあり、こちらで知らない人から挨拶される体験は新鮮とのことでした。
歴史を重ねて(第50回上松中学校総合発表会)



△生徒の皆さん
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Posted by 大屋誠 at 17:13│Comments(0)上松町
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