2018年10月31日

町村会社会環境部会から県への要望提案

30日午後、県町村会社会環境部会が長野市で開催されました。
先日の県町村会定期総会で決議された県への提案要望事項について、県側から現状などの説明を受けて意見交換をする場として開かれたものです。
提案要望の事項のうち地域医療・保健体制の充実、地域保障制度の充実、環境保全対策の推進など社会環境部会が所管する重点項目について各町村長から抱えている課題や提案がされ、予定時間を超える熱心な会議となりました。
私から2点の提案をさせて頂きました。
第1点目は、これから人口減少社会となり、若い世代が都会に出て行った時に保健師などの専門資格を持った人材確保が従来のように町村単独では難しくなって来る、或いは既にそうした事態に陥っている。人材の確保を広域的な連携の中で地域の実情に合わせた体制を作っていく事が必要ではないかと提案させて頂きました。
大月健康福祉部長から木曽や諏訪など広域圏のしっかりした地域がある所など地域の特性を見極めた検討をして参りたいとの回答を頂きました。
二点目は、現在の子育て世代の中に団塊世代ジュニアがいるが、団塊ジュニア世代は就職氷河期時代と重なり、経済的にも貧しい世代であるとデータもある。そのようなこともあり、第三ベビーブームが起きなかったと言われている。
このような世代を支援していくためには、例えば保育料について複数の子どもが保育園に在園している場合は在園中においては二人目は無償等の支援をしている町村がある。しかしながら、卒園と同時にそうした措置が無くなってしまう。これは保育料の例であるが、支援の考え方の単位を家族という単位で出来ないかということを述べさせて頂きました。
高橋次世代サポート課長から“失われた10年"という問題は承知している。今後の検討課題として行きたいとの回答を頂きました。

△会議の様子です。
町村会社会環境部会から県への要望提案




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Posted by 大屋誠 at 15:41│Comments(0)上松町
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