2019年02月07日

いざという時への備え(上松町大規模土砂災害合同防災訓練)

大規模土砂災害を想定した国(国土交通省中部地方整備局、多治見砂防国道事務所)、県(危機管理部、木曽建設事務所、木曽地域振興局)と町が合同で訓練を本日実施しました。
これは近年全国で多発する大規模な土砂災害に各関係機関が連携、情報共有を密にして危機管理体制の整備、充実を図っていく目的で実施され、毎年実施市町村を替えながら今回で13回を数えます。
訓練は講師が想定したシナリオに沿って注意報段階から災害が起きた時に各機関が取るべき対応などを関係機関の職員に確認しながら進めて行きました。
想定は豪雨により寝覚地区で土砂崩れによる道路が埋まってしまった、東野地区が道路崩落で孤立、諸原地区で大規模な地滑りが発生、高倉橋付近で山崩れにより西小川が埋まって堆砂ダムが発生したというものでした。
何れも馴染みのある地名であるが故にリアルに感じてしまったのは私だけではなかったと思う。
災害は起きないのに越したことはないが、最近の状況をみると、いざという時のためにこうした訓練の積み重ねが非常に重要である。「訓練で出来ないことは本番でも出来ない」と言われた方がいるがまさにその通りだと思います。
大規模な災害になればなるほど、「大したことない」と過少に評価して見通してしまう、正確に言えば、そうであって欲しいという願望が初期対応を遅らせてしまうことが、ままあるといいます。今日の訓練を糧にして危機管理体制をしっかりと構築していきたい。
△会場の様子
いざという時への備え(上松町大規模土砂災害合同防災訓練)


△進行役から次々に想定が示され、関係機関がなすべきことを答えます。ロールプレイング方式の訓練です。参加者の皆さんもどのタイミングで聞かれるか分からないので真剣です。
いざという時への備え(上松町大規模土砂災害合同防災訓練)


いざという時への備え(上松町大規模土砂災害合同防災訓練)



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Posted by 大屋誠 at 17:53│Comments(0)上松町
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