2020年04月19日

昔の人からの警鐘?

 休業や休校を要請することについて、補償するとか学習が遅れるなどの議論が専門家のみならず、タレントといわれている皆さんが蹇々諤々(けんけんがくがく)議論を交わしている。
 その事はちょっと横に置いといて、この際、昔の人に学んでいく事も重要なのではと考えてます。天然痘、コレラ、赤痢などをひっくるめて我が国では”疫病”と称して恐れていたことは周知のとおりです。
 多くの人が亡くなる場合には立ち入り、往来を禁止したりして拡大を防いだと歴史的に記されています。
 普段の時でも亡くなった人の家族は「物忌み」と称して、宗教にもよりますが一定期間、他の人や公(おおやけ)の場に出席して接触するのを憚っていました。
 科学的、医学的な知見を持っていない先人が身を守る方法として、そうした慣習を伝えて来た生き延びる知恵なのではと考えると、私たちの今の生活への警鐘と思えるようになりました。
 以前にも記しましたが、故人の弔いも亡くなったらすぐに火葬という「直葬」というものが増え、埋葬が終われば直ぐに普通の生活に戻る(戻らなければならない状況もあるると思いますが)という事ですが、そんな現代人に先人の慣習、言い伝えに真意があったとすれば私たちは学ぶ謙虚さを忘れてならないものと思います。
 何度も何度も襲いかかってくる脅威に対して学んで伝えていく事が私たちの今出来ることでもあるのだろうと思います。
 

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Posted by 大屋誠 at 09:32│Comments(0)上松町
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