2020年08月23日

寝覚の床PR『想ひ出の行方』を観て

 寝覚の床発展会の皆さんが中心としてクラウドファンディング(注)で作成した映画『想ひ出の行方』の上映会があり観に行ってきました。
 あらすじは、孫娘が病床の祖母をベッドサイドに訪ねて見舞うシーンから始まります。都会で舞台女優を夢見て、アルバイトをしながら頑張っている娘さん、これはこの映画で主役を務める当町出身の大塚結生さんと重なります。
 その娘さんは、祖母の病状を心配しながら初めての舞台の主役に向けて稽古に毎日暮れます。舞台初日を迎える中で祖母は亡くなり、死に際に会う事が出来ませんでした。
 祖母の遺品を整理する中で、寝覚の床を背景とした祖母の若い時の写真を見つけ、祖母が辿った思い出を訪ねるというものです。
 あまり描くとこれから観る人へのネタばらしになってしまうのでこれくらいにしておきましょう。
 この映画で都会で暮らす娘さんと老犬を飼っている婦人との出会いの一コマがあります。““coco ”(ココ)という羊のようなモフモフとした大人しい老犬が登場します。この老犬は登場シーンは都会で主人公と触れ合うだけで登場します。実は上松町にロケに一緒に来た際に亡くなったとの事です。
 犬の年齢で14歳との事でしたが、最後のメイキングシーンで山を喜んで駆け巡る姿も印象的でした。祖母が亡くなるという設定以上にショッキングで、作った話?とも思いましたが、見浦和尚さんに聞くと本当の話で近くのセレモニーセンターでスタッフの皆さんに見送られてペット葬が行われたそうです。何か不思議なご縁も感ずる映画でした。
 今後、機会をみて上映するという事ですので是非ご覧ください。地元の皆さんもエキストラとして出演していますし、寝覚の床以外の上松町の見たところの風景だなあと思える風景もありますので一度ご鑑賞ください。
(注)クラウドファンディング=ある目的を達成するためにインターネットを通じて不特定多数の人が少しずつ資金を集めること。
△事務局のNPO木曽人の小林さん
寝覚の床PR『想ひ出の行方』を観て


△寝覚の床に通じる臨川寺の見浦住職さんの挨拶。和尚さんも重要なエキストラで出演していますよ。
寝覚の床PR『想ひ出の行方』を観て



△ポスターです。主役の大塚さんの活躍を期待します。上松の若い力が羽ばたいています。
寝覚の床PR『想ひ出の行方』を観て






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Posted by 大屋誠 at 12:55│Comments(0)上松町
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