2020年09月18日

災害査定

 17日、7月豪雨災害で路肩が崩れた町道高山線の馬留地籍先の現場で災害査定の現地調査が行われました。
 現場は現在通行止めの措置が取られていますが、馬留地区から大木地区方面へ抜ける東奥地区内を結ぶ生活路線でもあります。郵便配達、宅配便などが行き交う道路であり、地区内での回覧など情報を伝える道路でもあります。
 国道交通省の検査官と財務省の立会官(りっかいかん)の二人一組の査定班ですが、現場の説明を受け、状況を把握して復旧方法が適正か、過大な見積もりが無いかなどをその場で判断して行きます。
△説明を受ける災害査定3班の二人です。現場到着して挨拶も早々に説明を受け、次々と質問が担当者に飛びます。
災害査定



これによって災害復旧の予算確保が出来るかの鍵を握ることになるので担当者も説明に懸命です。この日の災害査定には町の他、県建設部・建設事務所、木曽広域連合の職員も加わっての現場となりました。
△現場は地層に支持層がないため、H鋼を打っての復旧となる旨説明しています。
災害査定


災害査定


△現場の崩落した路肩の様子です。土はいわゆるサバ土で、脆い土質です。延長23m崩落しました。
災害査定



 計画や復旧に要する経費についても了解が得られて担当者もホッとしていました。
 私も初めて災害査定に立ち会いしましたが、派遣されてきた方の的確で素早い質問や動きに、全国の数々のこうした現場を調査されてきたのだと感じました。
 査定の最後に「東奥の地区内を結ぶ道であるので、ご理解を頂き一刻も早い復旧をお願いしたい」と遠路からの来訪と合わせて御礼申し上げました。




 

  • LINEで送る

同じカテゴリー(上松町)の記事画像
感謝!感謝!退任式を終えて
退任ご挨拶
伊勢神宮式年遷宮に向けて(御杣始祭 三つ紐合同練習その2)
上松技術専門校『ひのきの里の技能祭』
JR東海要望活動&中部地方整備局訪問
JR東海要望活動
同じカテゴリー(上松町)の記事
 感謝!感謝!退任式を終えて (2025-04-05 18:09)
 退任ご挨拶 (2025-04-01 07:33)
 お知らせ (2025-03-22 06:36)
 伊勢神宮式年遷宮に向けて(御杣始祭 三つ紐合同練習その2) (2025-03-15 16:12)
 上松技術専門校『ひのきの里の技能祭』 (2025-03-09 18:05)
 JR東海要望活動&中部地方整備局訪問 (2025-03-09 17:21)

Posted by 大屋誠 at 06:16│Comments(0)上松町
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。