2021年11月25日
世界の大空を飛ぶ
ちょっと話題の日が過ぎてしまいましたが、21日に教育委員会社会教育委員事業として当町出身の“久保孝之”さんの講演会があり参加させていただきました。
『上松町から世界に羽ばたくパイロットへ』という題名での講演でしたが、日曜にも関わらず公民館大会議室が一杯の参加者がおり、主催者の社会教育委員の皆さんもビックリしました。
△こんな様子です。机のある席は埋まり、後方に特席の椅子が出入口もふさぐくらいの方が参加していました。

久保さんは上松中学校でサッカー部に属してやっていたとの事で、中学から始めたので全国大会を目指していた当時のチームでレギュラーにはなれなかったものの練習やチームへの帯同は欠かさなかったとの事でした。
久保さんは現在39歳で、奥様とお子様が一人おり、来年には家族が増えるとの事でした。上松にはお父さん、お母さんとも健在で、年に一回帰ってくるのが楽しみだそうです。
地元の当時の木曽高校を卒業後、静岡大学工学部に進み、中学校、高校とやっているサッカーも静岡大学で同好会のキャプテンとしてやっていたそうです。旅が好きで沖縄などに旅して大学生活を楽しんでいた様です。
やりたい事も特になく、「満員電車には乗りたくないな〜」なんて考えていた様ですが、パイロットへの道を目指そうとしANA、JALのパイロットを養成する社員のコースを受験したそうですが、試験に失敗し、パイロットを目指す道として航空大学校を受験して合格したそうです。
その生活ぶりをお聴きすると、学力だけでなく身体能力、単に速いとかいうものでない能力も必要だそうです。また、今までの学んで来た中になかった空間認知能力などというものもあり、慣れるまでが大変だったと思い出す様に話されていました。
エンジンをかけるまでに100項目近い作業チェックがある、翼のこの突起は何でしょう?などのクイズが出され、専門家しか知り得ない秘密?も教えてくれました。先程の突起の?は、離陸後にトラブルが発生した時に燃料を捨てるためのもので、緊急着陸した時に燃料を出来るだけ少なくするそうです。
現在はANAの国際線で機長として活躍されていますが、それでも定期的に審査を受けなければならないそうです。
上松人らしい気取らないボクトツとした話は参加した皆さん、とりわけ集まった小中学生が誇らしい先輩を見て真剣に聴き入り、その目からキラキラ光線を出していたのがとても印象的でした。
「叶わない夢くらいの夢を抱くのがいい」座右の銘は『雨垂れ石を穿つ』この言葉に彼が歩んで来た半生を見る思いがした心に残る講演でした。
△講演の様子

△地元地区の人から花束贈呈

頑張れ!上松人
『上松町から世界に羽ばたくパイロットへ』という題名での講演でしたが、日曜にも関わらず公民館大会議室が一杯の参加者がおり、主催者の社会教育委員の皆さんもビックリしました。
△こんな様子です。机のある席は埋まり、後方に特席の椅子が出入口もふさぐくらいの方が参加していました。

久保さんは上松中学校でサッカー部に属してやっていたとの事で、中学から始めたので全国大会を目指していた当時のチームでレギュラーにはなれなかったものの練習やチームへの帯同は欠かさなかったとの事でした。
久保さんは現在39歳で、奥様とお子様が一人おり、来年には家族が増えるとの事でした。上松にはお父さん、お母さんとも健在で、年に一回帰ってくるのが楽しみだそうです。
地元の当時の木曽高校を卒業後、静岡大学工学部に進み、中学校、高校とやっているサッカーも静岡大学で同好会のキャプテンとしてやっていたそうです。旅が好きで沖縄などに旅して大学生活を楽しんでいた様です。
やりたい事も特になく、「満員電車には乗りたくないな〜」なんて考えていた様ですが、パイロットへの道を目指そうとしANA、JALのパイロットを養成する社員のコースを受験したそうですが、試験に失敗し、パイロットを目指す道として航空大学校を受験して合格したそうです。
その生活ぶりをお聴きすると、学力だけでなく身体能力、単に速いとかいうものでない能力も必要だそうです。また、今までの学んで来た中になかった空間認知能力などというものもあり、慣れるまでが大変だったと思い出す様に話されていました。
エンジンをかけるまでに100項目近い作業チェックがある、翼のこの突起は何でしょう?などのクイズが出され、専門家しか知り得ない秘密?も教えてくれました。先程の突起の?は、離陸後にトラブルが発生した時に燃料を捨てるためのもので、緊急着陸した時に燃料を出来るだけ少なくするそうです。
現在はANAの国際線で機長として活躍されていますが、それでも定期的に審査を受けなければならないそうです。
上松人らしい気取らないボクトツとした話は参加した皆さん、とりわけ集まった小中学生が誇らしい先輩を見て真剣に聴き入り、その目からキラキラ光線を出していたのがとても印象的でした。
「叶わない夢くらいの夢を抱くのがいい」座右の銘は『雨垂れ石を穿つ』この言葉に彼が歩んで来た半生を見る思いがした心に残る講演でした。
△講演の様子

△地元地区の人から花束贈呈

頑張れ!上松人
Posted by 大屋誠 at 12:08│Comments(0)
│上松町