2020年06月01日

森林(もり)の力を感じて。自己免疫力アップ

 今日、赤沢自然休養林が開園しました。予定では4月GWに合わせてのオープンとなっていたのですが、新型コロナ感染症流行を受けて開園を延期していました。
 
 今年は、開園50周年という大きな節目の年であり、関係者の期待も大きかっただけに残念でした。
 県外から訪れるお客様には全面的な解禁となっていない段階ですので、どうしても宣伝も控えめになってしまいます。
 コロナ対策として医療関係者からは「コロナと戦うには自らの免疫力を高める事が重要である」と度々話されています。
 その効果が注目される森林浴が大きな売りである赤沢にとって、もどかしい気がしますが、これも収束を迎えてきた時に評価されるものと思います。

△今日はさすがにお客様はいないのではと思いましたが、郡内から小さな可愛いお子さん連れのご家族が第一号で来園いただきました。



△他に現在の様子を撮って参りましたので、森林浴気分を味わって下さい。山に入ると夏のセミの声が降り注ぐように聞こえました。もう山の中は初夏です。



アカヤシオのシーズンは終わっていましたが、ヤマツツジが咲いていました。オオヤマレンゲはまだつぼみです。







△森林鉄道の切符売りの3人の女性が研修をしていました。私から「切符売りの人は大変ですね。来た人からいろんな質問が出るんでしょう?」と聞いたところ、ベテランの職員から「よく聞かれるのは、林鉄の軌道敷のレールの幅です。」との答え、「でも、そういうこと聞く方は知ってて聞くんですよ」と笑って話してました。正解は76.2cmだそうです。
△皆さんのお越しを待っている昔の愛称「軽便(けいべん)」です。なぜ軽便というかは分かりません。蒸気機関車ボールドウインも一年ぶりにお目見えです。





△森林鉄道記念館内で昔の映像流れていました。小さくても大量の木材を運ぶ力持ちです。他にも歴代の機関車、ディーゼル車の写真展示があり往時を偲ばせます。




△森林セラピー協会が作った赤沢での医学実証実験をまとめたパネルです。免疫力を高めるNK(ナチュラルキラー)細胞の効果は2泊3日で、約40日もの間持続したとの報告です。





△コロナ対策もされていました。





△今年も園内の各コース走破した方にプレゼント付きのパズルウオークラリーをやるとポスターが貼られています。ヒノキ製の「木曽式伐木運材図会」の置き物が贈られます。但し300個先着です。健康になって更にプレゼントって良いですね。




△何時もより遅いオープンなので、ミズバショウも白い花弁が落ち、葉が巨大化してました。







  
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Posted by 大屋誠 at 13:56Comments(1)上松町