2020年11月07日
防災・減災に願いを込めて
6日、木曽南部直轄砂防事業を所管している名古屋市にある国土交通省中部地方整備局、多治見市にある多治見国道砂防事務所を訪問し、更なる事業推進に理解を頂きたいと要望活動を実施しました。
この活動は毎年「木曽南部直轄砂防推進協議会」と議連ネットワークが合同でこの時期に行っているものですが、今年はコロナ禍の渦中という事で同様の活動が制限される中で他の団体が軒並み取り止め、或いは縮小されており、実施できたのは中部地方整備局、多治見国道砂防事務所の皆さんのご理解のお陰です。
“直轄砂防事業”いうと、木曽駒ヶ岳を源とする滑川の砂防事業が当町の代表格ですが、その他にも東奥地区の板橋沢、町市街地を流れる十王沢、そして現在土地交渉に入っている倉本地区の大沢などがあります。
応対して頂いた堀田地整局長、植野多治見所長にはそれぞれの河川における砂防事業の重要性を訴えました。
板橋沢は下流には、し尿処理施設と火葬場がありこれが被災すると木曽地域全体の生活に関わること、十王沢は下流域が市街地で過去にも川の名前の由来である十王堂が河川氾濫で流された歴史があること、倉本の大沢は今年6月に農業施設が被災して高齢者の地域の方々が復旧に当たった事など具体例を挙げて説明しました。
お二人には熱心に聞いて頂きましたが、地域の声をしっかりと上げることが予算の獲得に繋げることになると回答して頂きました。今月には国土交通省本省、国会議員への要望活動を実施する予定です。
今年6月の梅雨前線による大雨では、滑川流域に住んでいる方から「雷が落ちたと思うくらい大きな石が流れるのを聞いて怖かった」という声が寄せられました。その時は第一砂防ダムが機能して5万立方の土砂を受け止めたという報告を後日受けました。
今では“事前防災“ということが言われるようになりましたが、まさにこの砂防ダムがその役割を果たしていることに改めて感謝したいと思います。
△植野多治見国道砂防事務所長さんへ要望

△堀田局長さんへの要望活動

中部地方整備局の河村河川部長さんへの要望は災害対策室で行われました。滑川の様子、御岳山の温度センサーなど離れている名古屋で非常に鮮明な画像でリアルタイムで映し出されていました。



この活動は毎年「木曽南部直轄砂防推進協議会」と議連ネットワークが合同でこの時期に行っているものですが、今年はコロナ禍の渦中という事で同様の活動が制限される中で他の団体が軒並み取り止め、或いは縮小されており、実施できたのは中部地方整備局、多治見国道砂防事務所の皆さんのご理解のお陰です。
“直轄砂防事業”いうと、木曽駒ヶ岳を源とする滑川の砂防事業が当町の代表格ですが、その他にも東奥地区の板橋沢、町市街地を流れる十王沢、そして現在土地交渉に入っている倉本地区の大沢などがあります。
応対して頂いた堀田地整局長、植野多治見所長にはそれぞれの河川における砂防事業の重要性を訴えました。
板橋沢は下流には、し尿処理施設と火葬場がありこれが被災すると木曽地域全体の生活に関わること、十王沢は下流域が市街地で過去にも川の名前の由来である十王堂が河川氾濫で流された歴史があること、倉本の大沢は今年6月に農業施設が被災して高齢者の地域の方々が復旧に当たった事など具体例を挙げて説明しました。
お二人には熱心に聞いて頂きましたが、地域の声をしっかりと上げることが予算の獲得に繋げることになると回答して頂きました。今月には国土交通省本省、国会議員への要望活動を実施する予定です。
今年6月の梅雨前線による大雨では、滑川流域に住んでいる方から「雷が落ちたと思うくらい大きな石が流れるのを聞いて怖かった」という声が寄せられました。その時は第一砂防ダムが機能して5万立方の土砂を受け止めたという報告を後日受けました。
今では“事前防災“ということが言われるようになりましたが、まさにこの砂防ダムがその役割を果たしていることに改めて感謝したいと思います。
△植野多治見国道砂防事務所長さんへ要望

△堀田局長さんへの要望活動

中部地方整備局の河村河川部長さんへの要望は災害対策室で行われました。滑川の様子、御岳山の温度センサーなど離れている名古屋で非常に鮮明な画像でリアルタイムで映し出されていました。


