2020年11月24日

久し振りに匠の卵

 3連休如何でしたか?今日は臨時議会、その後の記者会見、そして午後は上松技術専門校運営協議会、夜は総合計画のワークショップと連休明けから飛ばして少々お疲れモードかもしれません。
 でも、久し振りの上松技術専門校で木の香りに包まれ、元気になりました。
 例年ですと6月に開催されていた上松技術専門校運営協議会ですが、コロナ禍で本日開かれました。今年の春先から通年のカリキュラムが出来ず、一年という短い中での訓練は学生さんにとっても、運営する先生方にとっても厳しい状況であったと思います。
 そんな中にあっても校内を見学した時に学生さんは元気に挨拶してくれたのが印象的でした。地元の木曽青峰高校インテリア科出身の女子学生さんに「校生活は楽しいですか?」と聞いたところ、「楽しいです」と明るく返してくれました。
 コロナ禍の中で、密を避けるため、実習も実習棟と体育館両方を使って行っているとの事をお聞きしました。例年ですと町のイベントにも積極的に参加している校生ですが今年はいろんなイベントが中止になり本当に残念です。
 今年は、遠くは沖縄県からきている方もいるとの事、毎年、全国から上松に来ていただいている学生さんに心よりエールを贈りたいと思います。
 こんな状況ですが、入校の問い合わせが昨年より多く、「上松ってどんなとこですか?」、「どんなことが学べますか?」などの内容とお聞きしました。
 コロナ禍の中で、都市部にお住まいの若い人たちの考え方や生き方について地殻変動が起きているかもしれません。また、そんな中に中山間地域の上松の未来があるのかもしれません。
 今、上松技術専門校卒業者の地域おこし協力隊木工部がふるさと納税の返礼品作成や地元団体との連携などで活躍していますが、しっかりと根付いた活動を期待しています。
△木工の世界もICT時代です。設計をCAD使ってやってます。


△彼女は真剣にカンナの調整をしていました。これが上松技術専門校の一番の特長です。歪みがあるような道具からは良いものは作れません。しきりに調整してました。


△協議会の様子です。時間ぎりぎりまで活発に意見交換されました。




   
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Posted by 大屋誠 at 21:12Comments(0)上松町