2024年04月20日

第50回優良国産材製品市展示大会

 20日、第50回優良国産材製品市展示大会が木曽官材市売で開催され出席しました。
 毎年GW前のこの時期に開催される市売ですが今年は50回という節目を記念する大会となりました。
△セリ会場の入口


 大会の開会式に当たり、全国木材組合連合組合会本郷浩二副会長(元林野庁長官)さんから主催者挨拶がありました。
△本郷副会長の挨拶


 来賓挨拶として森谷中部森林管理局長から節目の記念市のお祝いの挨拶がありました。
 式典終了後、直ぐにセリに入り威勢の良い掛け声とともに木材製品が競り落とされていました。
△セリの様子です




 天然木と人工林の違いは表示で一目瞭然です。◯高◯国(まるこうまるこく)は人工林で育ったヒノキです。一方で天然と書いてあるのは天然林で育った希少な物です。
△製品市の出展材


 「ハイ!⭕️百万、⭕️百⭕️十万」とセリをする木曽官材の職員がテンポの良い掛け声で進みます。情報化が進む中でこうした風景はいずれかは消えてしまうのかと思いましたが、競りに当たっては製品の裏側も見せて全部確かめて競り落とします。本物やキズものを見分けるのでやはり無くなることはないのかとちょっとホッとしました。
 品質の良い柾目を得るためには、大径木でないと得られないとの事で、一本の丸太からどう切り出していくのかが製材所の職人のまさに腕の見せ所との事でした。
 木曽官材市売の周りは、ウメの花は散り、ハナモモの花が白、赤と青空とコントラストを競う様に咲いていました。
△ハナモモの満開の様子




  
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Posted by 大屋誠 at 10:19Comments(0)上松町