2023年12月29日

消防団年末夜警始まる

 27日夜から消防団の年末夜警が30日までの4日間の予定で始まりました。
 今年の火災は1件発生しましたが、通報が早かったこと、消防団の迅速な消化活動、そして無風に近い状態であった事などで大きな火災に繫がらなかったことは幸いでした。
 今年の出来事で火災の関係を振り返ると地球温暖化の影響でアメリカのハワイなどで大規模な火災が発生した事でした。
 火災の原因のほとんどが人の過失によるものが多いと言われますが、温暖化の乾燥により木と木が擦れ合って発火する自然が要因となるものもあるようです。
 森林面積が約95%を占める当町にとっても他人事ではありません。
 年末夜警は私の幼い頃から伝統的な消防団活動として行われて来ました。昔は年末を迎えると犯罪や火の不始末による火災が多かった事から始められたようです。
 現代は年末だけでなく“お金で振り込め詐欺”などは日常的になって来ています。今日の朝刊を見て「長野の60代6980万円被害、そしてその横に「諏訪でも50代1038万円被害とありました。
 SNS上での投資話のようですが、騙される人の心理には「自分は絶対に騙されない」、「騙される人はアホか」などの心理があると聞いたことがあります。
 元々そんな大金を持っていないので安心していると、見知らぬインターネット上のサイトの請求が来て慌ててコンビニの商品券を買い、その番号を教えると即引き出されるという事があり、しかもそれが3万円程度の少額な場合には後で騙されたと分かっても警察等に相談もせず泣き寝入りしているケースもあるようです。それも高齢者だけでなく若い人にも相当数あるようですので皆様お気をつけ下さい。
 そんなご時世ですが、消防団員の皆様宜しくお願い致します。
△新規入団者に辞令交付。1名新しい仲間が増えました宜しくお願いします。


△澤木団長訓示。


 今年から今まで各分団に訪問する形で行っていましたが、今年から公民館に全員集合しての激励会となりました。働き改革もあり、新しい団活動を模索しています。夜警で巡回しますが、住民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
 
 
   
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Posted by 大屋誠 at 10:20Comments(0)上松町

2023年12月19日

SDGS広域連携の輪拡がる

 19日、中津川市健康福祉会館において「中津川・木曽下伊那広域連携SDGS推進協議会」の令和5年度第2回協議会が開催され出席しました。
 8月に発足したこの協議会に塩尻市が新たに加わることについて協議され、名称についても規約を改正し、“中津川・塩尻・木曽・下伊那広域連携SDGs推進協議会”として改める事を協議し全員一致で承認されました。
△会議の様子。写真右側が青山節児中津川市長、左側は向井南木曽町長さんです。




 また来年早々に内閣府に申請する事業計画(案)について協議されました。
 『リニア時代に備えた持続可能なスローツーリズム構築事業』〜森林(もり)の癒し ストレスマネジメントの里づくり〜と題した案は中津川市政策推進部の皆さんが原案を作成していただきましたが、当町が進める観光施策と同じ基軸にあると思いました。
 インバウンドのお客様を迎えるインフラ整備なども含め私たちが故郷を見直す契機になるかも知れません。
△この日は議会等があり木曽の町村長全員出席とはなりませんでしたが、百瀬敬塩尻市長も交えて記念撮影となりました。



  
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Posted by 大屋誠 at 14:26Comments(0)上松町

2023年12月04日

健闘を祈る‼︎全国高校サッカー出場

 4日、年末から始まる全国高校サッカー選手権大会に県代表として出場する松本国際高校3年下野成偉人(ないと)君の激励会を行いました。
 下野君は上松中学校サッカー部出身で今は松本国際高校に在籍しています。松本国際高校サッカー部員は全員で約100人いると聞いてビックリしました。その中でのベンチ入りするだけでも至難の業です。
 ポジションはFWで先発で出たり、スーパーサブで出たりとのことです。大晦日の31日に試合だそうです。
 松本国際高校は昨年に続き二年連続の出場ですが、昨年は1対2で惜敗しました。先輩たちの悔しさを晴らして欲しいとエールを贈りました。
 対戦相手チームはまだ決まっていませんが、鹿児島県代表だそうです。昨年は鹿児島県神村学園が全国ベスト4まで進んでおり強豪ひしめく県ですが、全力でプレーすればサッカーという競技は分からないのが面白いところで活路は必ず開かれると話しました。
 フォワードとして点取り屋の真骨頂を全国の舞台で見せて大暴れして欲しいものです。大晦日の楽しみが増えました。
△町からの激励金を贈りました。




△激励の言葉


△ゆうゆう会議小林会長、お父さんと一緒に


 写真のとおりのイケメンの好青年で、はにかむ姿も上松出身者らしくて、全国でも活躍してくれる予感がしました。
(追記)
 サッカーといえば、先日のフットサル女子北信越大会で出場したチームは小学生5、6年生も入れたチームながら1勝を挙げたそうです。素晴らしい健闘に拍手です。  
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Posted by 大屋誠 at 18:43Comments(0)上松町

2023年11月30日

長野気象台長さん来訪

 27日に竹村長野気象台長さんにお越し頂き意見交換しました。気象台が行なっている平時の活動や災害が予想される時、或いは発生した時の体制について説明がありました。
 普段からこうした顔と顔が見える関係は心強いものがあります。昨今、話題となることが多い“線状降水帯”について、研究が進みもっと地域を絞った予測が出来るようにしていく事で進んでいるとの説明に出来る限り早く整備をという要望に合わせ、木曽南部の状況に触れ、木曽川沿いに住む住民への避難のため、町内の天気もあるが、王滝村や木祖村など上流部で危険な雨量に達する恐れがある時は今後の情報を流していただきたいと要望しました。
 気象台が管轄する事象は大雨などに関するものや地震、火山など幅広い分野を所掌しています。これからも連携を密にして対応する事を約して懇談を終えました。
△竹村台長さんと



  
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Posted by 大屋誠 at 13:21Comments(0)上松町

2023年11月11日

上京シーズン(その4 災害復旧促進全国大会)

 上京しての行事も前半もいよいよ最後の「災害復旧促進全国大会』を迎え、10日砂防会館で開催されました。
 公益社団法人の全国防災協会が主催するもので、今年の災害の状況について被災地の首長さんから現状を踏まえた要望事項などについて意見発表されます。
 今年は佐賀県唐津市峰達郎市長から今年7月7日から10日に起きた豪雨災害についての意見発表でした。土砂崩れにより亡くなられた方が3名、家屋全壊3棟、半壊5棟、他にも市道868箇所、農業施設、林道、上下水道施設に大きな被害があったとの事でした。
 土砂崩れは7月10日の夜が明けない午前5時〜6時に線状降水帯が発生し、それぞれ時間雨量で88ミリ、81ミリという7月の月間に相当する降水があったとの事でした。
 雨は7日から降っていたものの、8日に高齢者避難情報を出して避難所も開設したとの事で、9日には一旦雨が止んだため警報も解除し避難所も閉鎖したそうです。
 翌朝午前5時〜6時の僅か2時間の間に再び豪雨が襲って災害が発生してしまったとの事で、避難を呼びかけた僅か10分後の事だったそうです。
 未明の早朝の事で、暗い中を避難させるのが良いのかとの難しいものがあったと話しておられました。行政の警報の発出や避難情報の難しさを改めて考えさせられる事例でした。
△峰市長の発表の様子


 また式典において災害復旧の尽力された個人51名、団体13団体が表彰され、復旧に要する予算の確保など9項目の事項の決議を採択して大会を終えました。
△表彰の様子


 これで上京しての大会などの諸行事も無事終える事になりましたが、来週は砂防関係で再び上京しての活動が始まります。  
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Posted by 大屋誠 at 08:52Comments(0)上松町

2023年11月05日

11月3日文化の日(その3 秋祭り&木工市)

 3日は忙しい!忙しい!功労者表彰式、“健康と福祉の集い”の他に駅前から常盤地区エリアでは“ひのきの里秋祭り”、寝覚地区では上松技術専門校OB、OGが集って「凱旋者」(がいせんもん)と銘打った木工市が開催され、各会場を廻らさせて頂きました。
 秋祭りエリアには友好都市である豊明市から甲冑同好会の皆さんが子どもたちへの甲冑の着付け体験、那智勝浦町からは生マグロを無償で提供して頂くなど祭りを盛り上げて頂きました。
△美味しいマグロを求めて長蛇の列


 お天気にも恵まれて各ブースには買い物やお土産などを求める皆さんで賑わっていました。
 駅前エリアから寝覚エリアに行き、凱旋者の木工市を見に行きました。
△会場内はこんな感じです。


 私が到着した時間はそうでもなかったのですが、駐車場整理をしていた方にお聞きすると、無料駐車場は一杯になって一時的に国道にも渋滞も発生したとの事でした。
 木曽の紅葉のシーズンと重なり、多くの方が訪れて頂いたもので久し振りにそんな明るい話題をお聞きしました。
 各ブースには木工に興味のある子供連れの家族が組み木に挑戦している微笑ましい光景もありました。
△好きな材料を適当に取って色合いを見て挑戦


 この木工市は昨年町政施行100周年を記念して第一回を行いましたが、根付いてくれるイベントに育ってくれればと期待しています。
 今では東京や関東圏からも来場者が来る大イベント『松本クラフトフェア』も始まった時は2〜3グループが県(あがた)の森で初めたのがきっかけだそうですが、今では行政や交通事業者まで巻き込んだ県内でも有数のイベントとなっています。
 そうしたことは夢のまた夢かもしれませんが、しっかりと根付いていって欲しいと思います。
  
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Posted by 大屋誠 at 13:56Comments(0)上松町

2023年11月05日

11月3日文化の日(その2 健康と福祉の集い)

 3日はひのきの里総合文化センターで保健委員さんが中心となり、健康器具業者さん、木曽保健福祉事務所の皆さんなどの協力により健康と福祉の集いが開かれました。
 健康で過ごすことは誰もが望むことですが、新型コロナによる感染症拡大を経験してからは一層関心が高まって来た感があります。
 スタッフの皆さんが早朝から準備をして来場者を待っていました。会場内には指先一つで健康度が測定できる最新の装置もあり、子どもさんもゲーム感覚で出来るのは楽しい健康づくりゲーセンが出来た様なものかもしれません。
 私も功労者表彰式の前に俊敏性を測る器具で試させて頂きましたが、年齢は実年齢より16歳も若くスタッフの職員につい自慢してしまいました。
 しかしながら、他の器具の測定値では実年齢よりも4歳老けた年齢が出て、それは静かにしておきました。
△来場された皆さんもトライしていましたが、健康づくりへのキッカケになれば良いですね。






  
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Posted by 大屋誠 at 13:42Comments(0)上松町

2023年11月05日

11月3日文化の日(その1 町功労者表彰式)

 11月3日文化の日は町の各所で行事・イベントが行われました。その様子を幾つかに分けてお伝えしたいと思います。
 11月3日、昨年は町政施行100周年記念行事式典が執り行われました。早いものであれから一年経ったのかと思わず思ってしまいます。
 毎年度、この文化の日に町功労者表彰式が行われますが、今年も役場庁舎大会議室で行われました。
 本年度は人権擁護委員で1人、民生児童委員で4人の計5人の方々が表彰を受けられました。
 人権擁護委員は『人権』という普段はあまり気を止めていない、また目に見えるものでないため目立つ事はありませんが、表面化した時は大きな社会問題となります。身近なところではイジメや虐待、更には差別など、様々な事象がありますが、それを引き起こすのも人であり、また被害を受けるのも人であるという事です。
 また、民生児童委員は家庭のことなどの相談を身近な立場で相談者に寄り添う形で相談を受けて行政や関係機関に繋いでいくという事をやって頂いております。
 二つの委員さんに共通する事は個人のプライバシーを扱い、その守秘義務が課せられている事で、本当に気遣う仕事です。社会環境や家庭事情が大きく変化する中で皆さんの気苦労は計り知れないものです。
 しかもほとんどボランティアでの活動であり、頭が下がる思いで一杯です。今後もお元気で地域で更に活躍して頂く事をお願いしますと挨拶させて頂きました。
△表彰者の皆さん


△受賞者を代表して荒岡前民生児童委員会長(写真中央)さんから謝辞がありました。


 荒岡さんは自らの子育ての経験なども踏まえ、謝辞の中で「今後は可愛い老人になる」という言葉は私も心掛けなければならないと思いました。
 
  
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Posted by 大屋誠 at 10:07Comments(0)上松町

2023年11月03日

木曽女子の力見せて(フットサル女子北信越大会出場)

 2日、今月25日、26日に富山県滑川市で行われるフットサル大会に出場する女子チームの激励会が公民館で行われました。
△この日激励会に参加した女子中学生と小学生


△激励金をお渡します。富山の美味しいキトキトのお魚食べて元気にプレーしてと励ましました。




△ひのきっこゆうゆう会議小林会長からも激励金が渡されました。


 木曽サッカー協会からは真新しい朱色のサッカーボールが渡されました。




 北信越女子フットサルのレベルは非常に高く全国大会でも優勝しています。
 一人ひとりの大会に臨む抱負をと求められた時、か細い声で恥ずかしそうに応えていたのが木曽の少女らしい気がしました。しかしながら、これが彼女たちが秘めたサイレントサッカーの真髄だと感じました。
 他チームが声を出してプレーするスタイルがほとんどですが、黙って黙々と走り込みパスを回すスタイルは昔から脈々と受け継がれていると頼もしく思いました。
 サイレントサッカーとは声を出さなくても、阿吽の呼吸でパスが自由に回り、最後は相手が疲れた時に仕留めるという相手にとっては不気味に映るサッカースタイルで私が勝手に命名して付けたものですが、裏返せば練習でしか培えないものです。
 彼女たちには普段の練習の成果を存分に発揮して帰って来てくださいと激励しました。

  
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Posted by 大屋誠 at 07:52Comments(0)上松町

2023年10月15日

植樹に未来へのメッセージを込めて(木曽郡植樹祭)

 ようやくというか、やっとというか4年間計画をしては中止を繰り返していた木曽郡植樹祭が12日に東里地区の大井野共有林で行われました。
 この日は4年分の良い天気を集めて来たような晴天に恵まれ、植樹祭日和(?)となりました。上松小学校5年生の“みどりの少年団”を始め、愛知中部水道企業団、民間で森林活動をしている女性団体や活動目的に賛同して頂いる企業など幅広い皆さんが参加されました。
△参加者の皆様




△主催者を代表しての挨拶


△記念の標柱を建てました。


△この日の作業は植樹とクマの皮剥被害を防ぐテープ巻きでした。


 今は小さな木ですが、私たちの子や孫、そしてその先の子供たちが見る時には大樹となっている事を願うものであります。
 森林は材としての活用だけでなく、水源涵養、動植物を守り豊かな自然環境を創り出しています。また近年では自然災害を防ぐ流域治水の大きな役割も担っています。
 木曽は森林が有るのが当たり前の風景ですが、私たちが暮らしていくためにはとても重要なものです。こうした機会を通じて一層緑化についての理解を深めていく事が大事だと改めて感じました。
△植樹祭行事が終わり記念撮影するみどりの少年団





  
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Posted by 大屋誠 at 16:28Comments(0)上松町