2018年11月01日

地域おこし協力隊上半期活動報告

31日、地域おこし協力隊として町内で活動している5人から上半期の活動についてまとめた報告会が開催されました。
報告については以下のとおりですが、町外から来た若者達が上松町を冷静に客観的に見た報告には私も含め一緒に聞いていた職員にも良い刺激となりました。

△二宮さんの報告です。二宮さんは薬草を使った地域おこしに取り組んでおり、町で特産化を進めるエゴマについて「エゴマの実だけでなく、葉を乾かしてお茶にして飲む事ができる。また肉などに挟む食べ方もあり、捨てる部分は無い」との報告もありました。
また、芦島カブの作付けにも挑戦しているとの事で、町内産だけで賄っていることは実は凄いこと、もっと宣伝しても良いという感想を述べていました。



△山田さんの報告です。捨てられていた梅漬けの汁をシロップとして提供してはとの提案がありましたが、提供するには加工施設が無いとの事でした。
また、町が全体として疲れているのでは、モヤモヤしたものがあり、それをまず文字で表す事が必要ではとの鋭い指摘がありました。
与える、与えられる関係ではなく、ともに創っていく事が大事なんではとの問いかけには地域づくりの原点だと思いました。



△高橋さんの報告です。高橋さんは自らが子育て世代真っ最中であり、少子化にあって今後の子育ては各町村の子育てサークルとの連携が必要だと報告しました。また、活動の中での気付いたことは、子育て関連の助成が充実していることや子供たちが礼儀正しく学校の雰囲気も良いと述べる一方で、親がリフレッシュできる場が少ないと述べていました。



△小林さん、高橋さん両名からは、木工部の報告がありました。二人から地域おこし協力隊の目的、木工部の目指すもの等、自分たちが活動する事についての話がありました。木工部としてインスタでの情報発信をしており、フォロワー数は1508人(10月30日時点)だそうです。今まで、空き工場となっていたところを自分達の手で補修しながら作り上げていったという実践の報告がありました。




  
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Posted by 大屋誠 at 16:00Comments(0)上松町