2019年10月26日

夢教室(サッカー元日本代表石川直宏選手講座)

上松小学校、中学校にサッカー元日本代表でアテネオリンピックに出場した石川直宏さんが夢先生として訪れ「夢教室」が行われました。
日本サッカー協会(JFA)の“JFA心のプロジェクト「夢の教室」事業”で夢先生として訪れたものです。
その前に会議等があり、午後の中学2年生の教室での講義からお聞きしました。自らの経験をもとに生徒たちに熱心に話されていました。

△教室での講義の様子。もっとがっしりした体格を予想していましたが、スマートでした。



5歳からサッカーを始めたそうですが成長としては遅かったそうです。夢はプロサッカー選手になることを決めていたそうですが、中1〜高2までは低迷していて高3の時にライバルが怪我をしてようやく試合に出られましたが、その後再び2軍の試合にも出られず、FC東京から声がかかる20歳まではなかなか出場機会に恵まれなかったそうです。
その後、2003年に22歳で日本代表に選ばれましたが、選手生命も危うい全治11カ月という膝靭帯手術を経て再度ピッチに立った時にサポーターが横断幕で迎えてくれた事に自分だけでやっている訳でないという事を知ったそうです。
2009年再び日本代表に選出されたもののその11月に再び大怪我をしたそうですが、その時は膝が“ぐちゃぐちゃ”になっており、手術は受けなかったそうです。今でもそんな状態があると後で校長室に帰ってきてからお聞きしました。
生徒には「希望、勇気、笑顔」を持って何でも夢を持って欲しい」と伝えていました。

△夢シートを生徒に書いてもらい、先生が後ほど一人ひとりに返答をしてくれるそうです。生徒が書いている間も机の間を回って気軽に話されていました。





夢をかなえるためには自分でできることをコツコツと取り組むこと、自分の矢印を見つけて目指すことなど普通の言葉ですが、トップアスリートとして栄光と挫折を繰り返して経験のある方ならではの重みのある言葉でした。

△生徒と一緒に



△予定の電車の時刻が迫る中でも気軽に撮影に応じてくれました。ユメセンアシスタントとして同行した石村文佳さん、小林弥生さんと一緒に記念写真。小林さん(右から2人目)もアテネ五輪にサッカー女子代表で出場経験があるそうです。



  
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Posted by 大屋誠 at 08:41Comments(0)上松町