2019年10月27日
ホタルについて考える
今日、長野県の自然保護を進める信州環境カレッジの井口豊さんを迎えて下河原公園で上松町のゲンジボタルを考える講座が行われました。
△下河原公園の様子です。看板も地域おこし協力隊員が作ってくれました。

△呼びかけ人の山本さんの挨拶に続き井口先生の挨拶です。


下河原公園にある水は牧尾ダム導水管から出る余水と自然に山から湧き出た水で常にきれいな水が流れ出ています。
以前に拙ブログで紹介したこともありますが、今年の発生数は数千匹くらいで例年に比べると多かったとのお話がありました。
井口先生からホタルの発生は三年置きくらいで多かったり少なかったりを繰り返す事が分かってきたとの事です。
また、「自然を守るというと捕まえるな、触るな、という事が言われるが、是非、手にとって触って見て欲しい」と話していました。何でもホタルは身を守るため臭い匂いを発するとの事でそうした体験を子どもたちに感じて欲しいとの事でした。
ゲンジボタルは卵から幼虫、サナギそして成虫と全ての段階で光るが、特に川から上がって成虫になる時、木に登る時が光るので是非観察して欲しいとの事でした。
日本に棲んでいるゲンジホタルの光る周期は大きく分けて西日本と東日本では2秒と4秒の間隔で種として分かれるそうですが、中部地方のホタルはその中間の3秒だそうです。
下河原に棲んでいるホタルはその中間の3秒に類するもので、非常に貴重な種だそうです。
保護には地元老人クラブの皆さんやボランティアの皆さんが整備をされて来ました。今日はその他にも参加された皆さんがおり、約30人の方が熱心に聞き入っていました。
井口先生は来年6月に行われる全国ホタル研究会で調査結果を発表するそうです。
△皆さんの前で熱心に東と西の違い、そして中部地方のホタルが希少だという説明をする井口先生です。

こうした取り組みが広がって来るのは楽しみです。公園の整備についても川の近くに寄れる場所の木道の設置などアイディアを頂きました。
△下河原公園の様子です。看板も地域おこし協力隊員が作ってくれました。

△呼びかけ人の山本さんの挨拶に続き井口先生の挨拶です。


下河原公園にある水は牧尾ダム導水管から出る余水と自然に山から湧き出た水で常にきれいな水が流れ出ています。
以前に拙ブログで紹介したこともありますが、今年の発生数は数千匹くらいで例年に比べると多かったとのお話がありました。
井口先生からホタルの発生は三年置きくらいで多かったり少なかったりを繰り返す事が分かってきたとの事です。
また、「自然を守るというと捕まえるな、触るな、という事が言われるが、是非、手にとって触って見て欲しい」と話していました。何でもホタルは身を守るため臭い匂いを発するとの事でそうした体験を子どもたちに感じて欲しいとの事でした。
ゲンジボタルは卵から幼虫、サナギそして成虫と全ての段階で光るが、特に川から上がって成虫になる時、木に登る時が光るので是非観察して欲しいとの事でした。
日本に棲んでいるゲンジホタルの光る周期は大きく分けて西日本と東日本では2秒と4秒の間隔で種として分かれるそうですが、中部地方のホタルはその中間の3秒だそうです。
下河原に棲んでいるホタルはその中間の3秒に類するもので、非常に貴重な種だそうです。
保護には地元老人クラブの皆さんやボランティアの皆さんが整備をされて来ました。今日はその他にも参加された皆さんがおり、約30人の方が熱心に聞き入っていました。
井口先生は来年6月に行われる全国ホタル研究会で調査結果を発表するそうです。
△皆さんの前で熱心に東と西の違い、そして中部地方のホタルが希少だという説明をする井口先生です。

こうした取り組みが広がって来るのは楽しみです。公園の整備についても川の近くに寄れる場所の木道の設置などアイディアを頂きました。