2020年03月31日
愛煙家
愛煙家には辛い春となったものと思います。
明日4月1日から改正健康増進法によって望まない受動喫煙の防止を図るため、多数の者が利用する屋内施設での喫煙が一定の条件の場所を除き全面的に禁煙となります。
折しも、かつては1日3箱も吸っていた(最近止めていたとのこと)ヘビースモーカーのお笑いタレントの志村けんさんがコロナウイルス感染症で亡くなったと報じられたのが昨日の事。
今回のウイルス感染症で肺炎を起こした中で重度化するのは、吸っていた人は吸わない人と比べると約3倍とテレビのコメンテーターの医師が言ってました。
私自身は吸わないのでなかなか分かりませんが、愛煙家にとっては辛いものがあるんだろうと職員を見ていて分かります。
そうは言っても、命あっての物種です。老婆心ですが、これをきっかけに止めてはどうかと思います。
愛煙家にとっては難しい選択を迫られる春となりました。
△愛煙家は青空に浮かぶ雲を見ても吸いたくなるのでしょうか?役場前より望む紫煙の様な雲

明日4月1日から改正健康増進法によって望まない受動喫煙の防止を図るため、多数の者が利用する屋内施設での喫煙が一定の条件の場所を除き全面的に禁煙となります。
折しも、かつては1日3箱も吸っていた(最近止めていたとのこと)ヘビースモーカーのお笑いタレントの志村けんさんがコロナウイルス感染症で亡くなったと報じられたのが昨日の事。
今回のウイルス感染症で肺炎を起こした中で重度化するのは、吸っていた人は吸わない人と比べると約3倍とテレビのコメンテーターの医師が言ってました。
私自身は吸わないのでなかなか分かりませんが、愛煙家にとっては辛いものがあるんだろうと職員を見ていて分かります。
そうは言っても、命あっての物種です。老婆心ですが、これをきっかけに止めてはどうかと思います。
愛煙家にとっては難しい選択を迫られる春となりました。
△愛煙家は青空に浮かぶ雲を見ても吸いたくなるのでしょうか?役場前より望む紫煙の様な雲

2020年03月30日
花植え
最近の話題、コロナ一色と言って良いほどに埋め尽くされているといった毎日です。いつもの春であれば野球が開幕を迎え、サッカーのJリーグなどスポーツの明るい話題に事欠かない時期、特に今年はオリンピック、パラリンピックと楽しみにしていたのですが、状況が一変しました。
暗い気持ちを少しでも明るく出来ればと、昨年同様、通学路の所に鉢植えの花を植えてみました。「昨年入れた土は雑菌が入って腐っているから、培養土は全て替えて」と農業をかじった息子に指導されながら汗をかく間もなく終わりました。
最近は家の軒先に鉢植えや花壇に花を植えている家が多くなって来たような気がします。もうすぐ新学期、子どもたちの笑い声が通学路に響きます。普通の日常がとても有難いと感じる今日この頃です。
△実家前に鉢植えした花。ちょっと寂しいのでこれから徐々に増やしていきます。

△通学路の傍らの花壇に植えられた花々


暗い気持ちを少しでも明るく出来ればと、昨年同様、通学路の所に鉢植えの花を植えてみました。「昨年入れた土は雑菌が入って腐っているから、培養土は全て替えて」と農業をかじった息子に指導されながら汗をかく間もなく終わりました。
最近は家の軒先に鉢植えや花壇に花を植えている家が多くなって来たような気がします。もうすぐ新学期、子どもたちの笑い声が通学路に響きます。普通の日常がとても有難いと感じる今日この頃です。
△実家前に鉢植えした花。ちょっと寂しいのでこれから徐々に増やしていきます。

△通学路の傍らの花壇に植えられた花々


2020年03月24日
“おさなご”の旅だち
小・中学校の卒業式が新型コロナウイルス感染流行のため縮小されて来賓なしで挙行された中、唯一招かれた保育園卒園式があり出席しました。
とはいっても、例年の祝辞は無しというものでしたが、牧野園長から34人の卒園生に卒園証書が一人ひとりの行事で頑張ったことや友達に優しく接してくれたなど、エピソードを添えて贈られました。
卒園証書を贈られた子どもたちは頭の上に証書を掲げ、「勉強頑張ります」、「テストで百点とりたいです」、「サッカーやりたいです」、「ケン玉覚えたいです」など思い思いの夢を大きな声で語っていました。
そうした成長した子どもたちの姿を見て、思わずハンカチを目がしらに当てている保護者の方もおられていつもながらの心温まる卒園風景となりました。
もう二週間経つと楽しみな小学校生活がスタートします。今度会うときはランドセルを背負ったピカピカの一年生です。子どもたちの笑顔を見ると本当に疲れも吹っ飛びます。
地域の皆さんも車の安全運転や明るい挨拶などで温かく迎えてください。
△牧野園長先生から一人ひとりに卒園証書が渡されます。

△牧野園長の式辞、卒園生の日常の様子が浮かぶような式辞でした。子どもたちの成長を支えて頂いた先生方、地域の皆さんにも感謝です。

△保護者の方と手をつないで式場を後にします。

とはいっても、例年の祝辞は無しというものでしたが、牧野園長から34人の卒園生に卒園証書が一人ひとりの行事で頑張ったことや友達に優しく接してくれたなど、エピソードを添えて贈られました。
卒園証書を贈られた子どもたちは頭の上に証書を掲げ、「勉強頑張ります」、「テストで百点とりたいです」、「サッカーやりたいです」、「ケン玉覚えたいです」など思い思いの夢を大きな声で語っていました。
そうした成長した子どもたちの姿を見て、思わずハンカチを目がしらに当てている保護者の方もおられていつもながらの心温まる卒園風景となりました。
もう二週間経つと楽しみな小学校生活がスタートします。今度会うときはランドセルを背負ったピカピカの一年生です。子どもたちの笑顔を見ると本当に疲れも吹っ飛びます。
地域の皆さんも車の安全運転や明るい挨拶などで温かく迎えてください。
△牧野園長先生から一人ひとりに卒園証書が渡されます。

△牧野園長の式辞、卒園生の日常の様子が浮かぶような式辞でした。子どもたちの成長を支えて頂いた先生方、地域の皆さんにも感謝です。

△保護者の方と手をつないで式場を後にします。

2020年03月22日
東風吹かば
『東風(こち)吹かば 思い起こせよ梅の花、主人なしととて春な忘れそ』と歌ったのは学問の神様と今でも崇められ、入試などのこの季節に合格祈願で信仰の篤い菅原道真が京都から太宰府に左遷され、流された時に歌った事で有名な歌です。
最近、家の取り壊しする所も有りますが、その傍らに主人が植えたと思われる花が咲いていました。花の凛とした佇まいと強さに心に勇気を与えてくれます。
△春を告げる福寿草などが咲いていました。

最近、家の取り壊しする所も有りますが、その傍らに主人が植えたと思われる花が咲いていました。花の凛とした佇まいと強さに心に勇気を与えてくれます。
△春を告げる福寿草などが咲いていました。

2020年03月19日
別れの春
昨日、上松中学校の卒業式がありました。一年前からの行事予定に入れてあった重要な行事が新型コロナウイルス感染症流行を受けて規模、時間ともに縮小して挙行されました。
私は出席の予定でしたが、来賓の招待は全て取り消しとの事で欠席となりました。町村によっては首長の出席の対応が分かれたようですが、教育委員会と学校側が十分話して決めた事ですので心から残念でしたが従いました。
中学卒業生は遠くに進学する方もいるので、これからお会いする機会がなかなか無いのが残念です。代わりにメッセージを学校に託したところ、全員に配布して頂いたとお聞きしました。
町の各種イベントや中学生議会でお会いした皆さんの姿は焼きついています。メッセージにも書きましたが、是非、この町を愛し、誇りに思って必ず帰ってきて故郷づくりを一緒にやりたいものです。
そんな年度末の行事がなくなる中、朝刊の首長の動静を見たある人から『町長は寝込んでいるか、具合悪いのか?』という声があったと聞きました。ご安心ください。インフルにもコロナにも、風邪もひかずお蔭さまで元気です。私ごときの身体の心配を思いも寄らないことからいただき感謝です。
今は、行事が無くなった時間を新年度に向けての準備に充てております。一昨日は人事異動内示があり、新しい体制を発表しました。また、先に議決した予算についての今後の具体的な進め方などの調整しています。
また、4月14日には100人を越える市町村の新規採用職員が集まる研修会の講師を依頼されましたので、その原稿づくりなどで当面忙しい日が続きます。
4月からは少しずつ自粛ムードも解けていけば良いのですが。市町村は国の支援策を受け、それからが様々な対応があり、大変だと予測しておりますが、生活者にとっては時間との戦いだと思いますのでしっかりと対応して行きたいと思います。
△通い路の陽当たりがあまり良く無いところでも水仙の花のつぼみが膨らんできていました。必ず春は来ます。

私は出席の予定でしたが、来賓の招待は全て取り消しとの事で欠席となりました。町村によっては首長の出席の対応が分かれたようですが、教育委員会と学校側が十分話して決めた事ですので心から残念でしたが従いました。
中学卒業生は遠くに進学する方もいるので、これからお会いする機会がなかなか無いのが残念です。代わりにメッセージを学校に託したところ、全員に配布して頂いたとお聞きしました。
町の各種イベントや中学生議会でお会いした皆さんの姿は焼きついています。メッセージにも書きましたが、是非、この町を愛し、誇りに思って必ず帰ってきて故郷づくりを一緒にやりたいものです。
そんな年度末の行事がなくなる中、朝刊の首長の動静を見たある人から『町長は寝込んでいるか、具合悪いのか?』という声があったと聞きました。ご安心ください。インフルにもコロナにも、風邪もひかずお蔭さまで元気です。私ごときの身体の心配を思いも寄らないことからいただき感謝です。
今は、行事が無くなった時間を新年度に向けての準備に充てております。一昨日は人事異動内示があり、新しい体制を発表しました。また、先に議決した予算についての今後の具体的な進め方などの調整しています。
また、4月14日には100人を越える市町村の新規採用職員が集まる研修会の講師を依頼されましたので、その原稿づくりなどで当面忙しい日が続きます。
4月からは少しずつ自粛ムードも解けていけば良いのですが。市町村は国の支援策を受け、それからが様々な対応があり、大変だと予測しておりますが、生活者にとっては時間との戦いだと思いますのでしっかりと対応して行きたいと思います。
△通い路の陽当たりがあまり良く無いところでも水仙の花のつぼみが膨らんできていました。必ず春は来ます。

2020年03月14日
恩師逝く(津送[しんそう])しめやかに
昨日、寝覚の床を臨む臨川寺の前住職の見浦大和尚さんの津送(しんそう)があり参列しました。津送とは港で送ること、特に禅宗では和尚の葬儀のことと配られた生前の遺徳をしのぶ資料に説明がありました。
見浦大和尚さんとはお寺さんの関係というよりも上松中学校の恩師と教え子という関係のお付き合いと言った方がいいと思います。見浦先生は臨川寺の住職となられる前に上松、開田中学校で国語や社会科を教える教員として22年間務められました。
私は直接担任としてではなく、社会科の先生として教えて頂きました。中間テストや期末テストで用紙を返し、答え合わせの時に単に「ア」とか「イ」という訳でなく「イチゴミルクの 『イ』」と言って答え合わせをした事が何故か頭の中に強烈に残っています。ただ、教えてもらった事を思い出そうとしても思い出せません。「先生不肖な生徒で申し訳ありません」と手を合わせました。
いわゆる教師ぶった事がない洒落っ気、洒脱な先生で教え子に慕われていました。私が卒業した翌年に教師を辞められたとお聞きし、寂しい思いをした記憶があります。恐らく先生は実家のお寺で急に葬儀などがあると休まなければならない事に同僚や生徒に迷惑がかかるという事で身を退かれたのではと思います。
4年前、還暦を迎えて同級会を開催する折、案内状を持っていくと「脚が不自由なので欠席する」と固く断られたので、担任をやっていた女子に責任持って先生連れて来いと言ったら出席いただける事になった。
当日、恩師から一言ずつ言葉をいただきたいとお願いした時にイスを後ろに用意したところ、「そんなものは要らない」と怒られたこと、予定で3〜5分くらいのスピーチをお願いしたつもりが20分くらい時事ネタを交えて話されました。まさしく“法話”でしたが、変わらない先生の姿を見て皆一安心しました。
元気な先生の姿が今でも浮かびます。
合掌
△津送の様子です。

見浦大和尚さんとはお寺さんの関係というよりも上松中学校の恩師と教え子という関係のお付き合いと言った方がいいと思います。見浦先生は臨川寺の住職となられる前に上松、開田中学校で国語や社会科を教える教員として22年間務められました。
私は直接担任としてではなく、社会科の先生として教えて頂きました。中間テストや期末テストで用紙を返し、答え合わせの時に単に「ア」とか「イ」という訳でなく「イチゴミルクの 『イ』」と言って答え合わせをした事が何故か頭の中に強烈に残っています。ただ、教えてもらった事を思い出そうとしても思い出せません。「先生不肖な生徒で申し訳ありません」と手を合わせました。
いわゆる教師ぶった事がない洒落っ気、洒脱な先生で教え子に慕われていました。私が卒業した翌年に教師を辞められたとお聞きし、寂しい思いをした記憶があります。恐らく先生は実家のお寺で急に葬儀などがあると休まなければならない事に同僚や生徒に迷惑がかかるという事で身を退かれたのではと思います。
4年前、還暦を迎えて同級会を開催する折、案内状を持っていくと「脚が不自由なので欠席する」と固く断られたので、担任をやっていた女子に責任持って先生連れて来いと言ったら出席いただける事になった。
当日、恩師から一言ずつ言葉をいただきたいとお願いした時にイスを後ろに用意したところ、「そんなものは要らない」と怒られたこと、予定で3〜5分くらいのスピーチをお願いしたつもりが20分くらい時事ネタを交えて話されました。まさしく“法話”でしたが、変わらない先生の姿を見て皆一安心しました。
元気な先生の姿が今でも浮かびます。
合掌
△津送の様子です。

2020年03月12日
御解き放ち
朝刊に森法務大臣の答弁を巡る記事が掲載されていました。その全てを承知していないので、ここで申し述べることは控えさせて頂く。
ただ、記事の下りに「(東北大震災の時)福島県いわき市の検察官が容疑者を理由なく釈放し、逃げた」というものがあった。その事実関係についてはこれも承知していないので、いろいろ話すことは適当でないと思う。
そこは、ちょっと横において、江戸時代の時代劇に火事を題材にしたものがある。伝馬町牢屋敷に入れられた囚人が次第に火が近づくにつれて“御解き放ち”という事で3日後に必ず戻って来ることを約して牢から出すということが、「大岡越前」などに出て来るのは時代劇好きな人なら見たことがあると思います。
こうした事実は実際に起こった明暦『振り袖火事』に牢奉行の石出帯刀が御法によらず独断でやったという史実が残っている。人の命がかかる緊急事態での判断として、慣習や掟に縛られた時代において凄い人がいたと感心する。
時代は下り、明治に入ると罪を犯した囚人が入れられる監獄の規定を定める”監獄法“という法律がある。監獄法には緊急事態に署長の判断で囚人を監獄から出す事ができるという規定があったようである。
今回の記事でそうした事の法整備はどうなったのか気にかかる。どういう流れで法務大臣が答弁したのかも気にかかるが、もし、そうしたことに遭遇した時に対処できる法的整備が出来ていないとすれば早急に整備すべきでそっちの方が本当は議論すべきだと思う。
そんな事を考える時、第二次世界大戦時にユダヤ人の命を助ける行動として、不眠不休でパスポートを発券した外交官の杉原千畝が思い出される。
緊急の時に人としてなすべき事が何かを考えさせられる記事でした。
ただ、記事の下りに「(東北大震災の時)福島県いわき市の検察官が容疑者を理由なく釈放し、逃げた」というものがあった。その事実関係についてはこれも承知していないので、いろいろ話すことは適当でないと思う。
そこは、ちょっと横において、江戸時代の時代劇に火事を題材にしたものがある。伝馬町牢屋敷に入れられた囚人が次第に火が近づくにつれて“御解き放ち”という事で3日後に必ず戻って来ることを約して牢から出すということが、「大岡越前」などに出て来るのは時代劇好きな人なら見たことがあると思います。
こうした事実は実際に起こった明暦『振り袖火事』に牢奉行の石出帯刀が御法によらず独断でやったという史実が残っている。人の命がかかる緊急事態での判断として、慣習や掟に縛られた時代において凄い人がいたと感心する。
時代は下り、明治に入ると罪を犯した囚人が入れられる監獄の規定を定める”監獄法“という法律がある。監獄法には緊急事態に署長の判断で囚人を監獄から出す事ができるという規定があったようである。
今回の記事でそうした事の法整備はどうなったのか気にかかる。どういう流れで法務大臣が答弁したのかも気にかかるが、もし、そうしたことに遭遇した時に対処できる法的整備が出来ていないとすれば早急に整備すべきでそっちの方が本当は議論すべきだと思う。
そんな事を考える時、第二次世界大戦時にユダヤ人の命を助ける行動として、不眠不休でパスポートを発券した外交官の杉原千畝が思い出される。
緊急の時に人としてなすべき事が何かを考えさせられる記事でした。
2020年03月11日
花咲く、そして花散る頃には
3月に入り徐々に暖かくなってきました。今年の春はコロナウイルス感染症一色の話題となっています。
そんな朝の風を受けながら通勤で歩いていると、いつのまにか白い梅と紅色の梅の花が咲きだしていました。
春が直ぐそこに来ていた事を忘れてしまうくらいの今年の出来事ですが、梅や桜、福寿草など春に咲く花のように厳しい冬の寒さに耐え、いつの日か必ず春を迎えることになるものと思います。
我が国は先の大戦の終戦の時も、あらゆる大災害の時も打ちひしがれてもそこから這い上がって来た強さとどんな事でも、励まし合い知恵を出し合ってお互いに助け合って来た底力を持っていると思います。
今日は3月11日、9年前、東北大震災が起こった日です。あの濁流のように流れ込んだ津波を乗り越え、多くの悲しみを胸に秘めて、そこから立ち上がった東北の皆さんはじめ、多くの皆さんがいます。
今だからこそ、政府は科学的な知見をもとに専門家の幅広い意見を聴き、早急な対策を講じるとともに、国民一人ひとりが冷静な対応をする事が一番大事だと思います。
ウイルスも確かに怖いものですが、本当に怖いのは私たち一人ひとりの行動も試されているのではと梅の花を見ました。
△通勤途中の白梅、紅梅




そんな朝の風を受けながら通勤で歩いていると、いつのまにか白い梅と紅色の梅の花が咲きだしていました。
春が直ぐそこに来ていた事を忘れてしまうくらいの今年の出来事ですが、梅や桜、福寿草など春に咲く花のように厳しい冬の寒さに耐え、いつの日か必ず春を迎えることになるものと思います。
我が国は先の大戦の終戦の時も、あらゆる大災害の時も打ちひしがれてもそこから這い上がって来た強さとどんな事でも、励まし合い知恵を出し合ってお互いに助け合って来た底力を持っていると思います。
今日は3月11日、9年前、東北大震災が起こった日です。あの濁流のように流れ込んだ津波を乗り越え、多くの悲しみを胸に秘めて、そこから立ち上がった東北の皆さんはじめ、多くの皆さんがいます。
今だからこそ、政府は科学的な知見をもとに専門家の幅広い意見を聴き、早急な対策を講じるとともに、国民一人ひとりが冷静な対応をする事が一番大事だと思います。
ウイルスも確かに怖いものですが、本当に怖いのは私たち一人ひとりの行動も試されているのではと梅の花を見ました。
△通勤途中の白梅、紅梅




2020年03月09日
えごま工房訪問
6日、町内の灰沢地籍にある「えごま工房」を訪問し搾油の様子を拝見させて頂きました。以前から見たいと思っていたのですが、絞る時と私の仕事の都合がなかなか合わなかったので楽しみでした。
(えごま工房入り口、松の字がちょっと剥げてましたが、中の衛生管理は厳密でした。)

上松産の“えごま油”は品質が良いとの評価を購入者から頂いていますが、大橋組合長さん始め、組合員の皆さんが混ざった不要な細かな塵を手作業で丁寧に除いているとの説明を受けて納得しました。

搾油機械から絞られた黄金色した油が出てきます。

今回の訪問は、えごまの新たな展開が出来ないかを探るものでしたが、帰りに頂いたえごまの若葉を摘んだお茶も美味しく頂きました。お漬物は伝統野菜の吉野カブ漬けと梅漬けです。


えごまがαリノレン酸を豊富に含むなどオメガ3脂肪酸を含み、健康、美容、認知症予防に効果があるとテレビでも大きく紹介され注目されています。
森林浴発祥の郷の健康食品をお試しください。なお、数量に限りが有りますのでお早めに。注文は上松町特産品開発センター(0264ー52ー1506)まで、ふるさと納税のお返しの品のトップです。
(えごま工房入り口、松の字がちょっと剥げてましたが、中の衛生管理は厳密でした。)

上松産の“えごま油”は品質が良いとの評価を購入者から頂いていますが、大橋組合長さん始め、組合員の皆さんが混ざった不要な細かな塵を手作業で丁寧に除いているとの説明を受けて納得しました。

搾油機械から絞られた黄金色した油が出てきます。

今回の訪問は、えごまの新たな展開が出来ないかを探るものでしたが、帰りに頂いたえごまの若葉を摘んだお茶も美味しく頂きました。お漬物は伝統野菜の吉野カブ漬けと梅漬けです。


えごまがαリノレン酸を豊富に含むなどオメガ3脂肪酸を含み、健康、美容、認知症予防に効果があるとテレビでも大きく紹介され注目されています。
森林浴発祥の郷の健康食品をお試しください。なお、数量に限りが有りますのでお早めに。注文は上松町特産品開発センター(0264ー52ー1506)まで、ふるさと納税のお返しの品のトップです。
2020年03月09日
大きくなった“寝覚めの床”
名勝、木曽八景の一つ、県立公園(4月からは国定公園)と幾つもの呼び名の冠が付く当町を代表する「寝覚の床」、JR東海、そして長野県と協力して実施した景観整備が終わり、覆い茂った樹木が伐採され昔の面影が蘇りました。
伐採前よりも岸の様子が広がって見えるようになり、雄大な自然が名刹の臨川寺の眼下に見えます。
この事業は、3年前に県が提唱し、木曽6町村に塩尻市、更に交通事業者を加えた間で「木曽地域景観整備協定」を締結した折、JR東海木曽福島駅清水駅長さんとの話から進めて来たものです。
清水駅長さんは事業完成を見る事なく本社に転勤となってしまいましたが、その後も事業が進み、急傾斜地でJR軌道の隣接地という危険な場所での樹木伐採でしたが無事終える事ができました。
現在、JR東海では名古屋から長野方面に向かう“特急しなの”のスピードを落として寝覚の床を紹介してくれているとの事です。
歩いて訪ねて来る旅人が多くなればと期待します。
△寝覚の床(臨川寺より望む)

伐採前よりも岸の様子が広がって見えるようになり、雄大な自然が名刹の臨川寺の眼下に見えます。
この事業は、3年前に県が提唱し、木曽6町村に塩尻市、更に交通事業者を加えた間で「木曽地域景観整備協定」を締結した折、JR東海木曽福島駅清水駅長さんとの話から進めて来たものです。
清水駅長さんは事業完成を見る事なく本社に転勤となってしまいましたが、その後も事業が進み、急傾斜地でJR軌道の隣接地という危険な場所での樹木伐採でしたが無事終える事ができました。
現在、JR東海では名古屋から長野方面に向かう“特急しなの”のスピードを落として寝覚の床を紹介してくれているとの事です。
歩いて訪ねて来る旅人が多くなればと期待します。
△寝覚の床(臨川寺より望む)
