2020年09月05日

厳粛な祭り(諏訪神社例大祭)

 4日から諏訪神社例大祭が始まりました。今年はコロナ禍の中で、各地区で行われる伝統的行事のお祭りが縮小され、当町に伝わるいつもなら神楽やお神輿が出るお祭りもなく楽しみにしていた氏子の皆さんも寂しい限りです。
 諏訪神社例大祭は、別名で『上松祭り』と当町の名前の由来を冠されたお祭りです。他にも出された料理から来る「棒タラ祭り」、神楽や神輿の周りを多くの提灯が囲むことから「提灯祭り」とも言うと古老から聞いたことがあります。
 昨年まで宮司を務めていた徳原正三宮司が他界され、それを継いだ徳原ちづる宮司にとって初めての例大祭であっただけに宮司始め氏子の皆さんも今回の縮小された例大祭は残念であったと思います。
 全国各地の祭りもこうした状況下にありますが、ほとんどが前例の無い中で判断が難しいと思います。関係者の皆さんがどれだけ悩み、様々な意見がある中で判断されたと思います。
 来年こそ“完全な形”で多くの皆さんが楽しむことが出来る祭りになればと願い神前で祈願しました。
△神事浦安の舞


△玉櫛奉奠、氏子の一軒、一軒を獅子を舞って悪魔払いをする上若連の頭(かしら)は月星の浴衣の上に羽織という正装です。氏子総代の皆さんは羽織袴でソーシャルディスタンス




△宵祭は諏訪神社から八幡宮に御神体が渡御しますが、今年は神楽先導お練り、神輿の出御がありません。御神体が白布に囲まれての渡御となりました。写真は私の技術ではなく、フラッシュを使うのは控えてという事で、御神体の様子など撮影はしませんでした。
 代わりにほとんど見えませんが先導の神職の様子だけお届けします。何か伊勢神宮の御遷宮を思い浮かばせる風情でした。



△町の一角に飾られた提灯



△昨年の小川若連の祭りの様子です。来年を楽しみにしたいですね。








  
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Posted by 大屋誠 at 08:37Comments(1)プライベート