2020年09月21日
ご注意!(熊出没)
今年は人家の近くの熊の出没情報が相次いでいます。秋は実りの秋でもあり、山にも山ぶどうやドングリなどが実ってそれを冬の備えにする熊は山中で活動しています。
でも、今年は様子がだいぶ違うようです。7月豪雨が過ぎ去り、ようやく雨が上がった時、役場から100mも離れていないスーパーの横を熊が闊歩して警察も出て大騒ぎになりました。
それは記録的な長雨と豪雨により餌を求めてきたと思われますが、その後、南木曽町では熊ではないかと推測される獣に襲われ、散歩中の男性が亡くなりました。
最近では、木曽町においても襲われて負傷する事件が発生しています。また町内においても出没情報が相次いでおり、連日のように職員が出動しています。一日に複数頭の目撃情報が寄せられる日もあります。
隣の大桑村では一日に4頭を捕獲したとの情報が寄せられています。熊が増えているとの見方もありますが実際のところ分かりません。
人家の近くに出没した時はドラム缶状の檻を仕掛けますが、先日撮影された熊は折に入ったようですが、上手に餌だけ食べて出て行来ました。
また、今年の熊が例年と違っているのは、人家の近くに来て、小屋や倉庫の戸を破って侵入している手荒い手口とのことです。保存されている味噌、梅漬けなどを食べたようですが、「熊が味噌を食べるんだ〜?」と私が職員に聞くと「好物ですよ」との回答でした。
先日話題にした山のナラ枯れが影響してなければ良いがとも思いますが、そうだとすればここ数年はこんな状態に気をつけなければならないことになります。
昔、県自然保護研究所の研究員に聞いたことがありますが、熊は餌が無いと受胎調整をして子どもを産まないようにするとのことです。
これから美味しいキノコを取りに山中に入る方も多いと思いますし、山の実りが少ないと里の実りを求めて出没する可能性があります。
家の近くに取り残した畑の野菜、残飯を置いたり、捨てたりしないこと、遭遇する危険のある早朝、夕方は注意を払い、鈴など鳴り物を携帯するなど相手に先に気付かせることなど自分で出来ることで身を守ってください。
私は4回(一回は声のみ)ほど熊に行き合ってますが、鈴の音を聞いて熊が気付いて相手が先に逃げて行きました。まだ闘った事はありませんが、あったら眼をそらさず、後ろ向きに下がって行くのがベストだそうです。
子連れの熊は要注意です。可愛い子熊ですが、決して近づいてはいけません。子熊は犬のような声で『キャン!キャン!という声で鳴きますが(自分が聞いた声です)、山の中で聞いたら要注意です。
熊も人を襲いたくて来ているのではありませんが、人間が注意する事で防げることもできます。
△注意看板です。

でも、今年は様子がだいぶ違うようです。7月豪雨が過ぎ去り、ようやく雨が上がった時、役場から100mも離れていないスーパーの横を熊が闊歩して警察も出て大騒ぎになりました。
それは記録的な長雨と豪雨により餌を求めてきたと思われますが、その後、南木曽町では熊ではないかと推測される獣に襲われ、散歩中の男性が亡くなりました。
最近では、木曽町においても襲われて負傷する事件が発生しています。また町内においても出没情報が相次いでおり、連日のように職員が出動しています。一日に複数頭の目撃情報が寄せられる日もあります。
隣の大桑村では一日に4頭を捕獲したとの情報が寄せられています。熊が増えているとの見方もありますが実際のところ分かりません。
人家の近くに出没した時はドラム缶状の檻を仕掛けますが、先日撮影された熊は折に入ったようですが、上手に餌だけ食べて出て行来ました。
また、今年の熊が例年と違っているのは、人家の近くに来て、小屋や倉庫の戸を破って侵入している手荒い手口とのことです。保存されている味噌、梅漬けなどを食べたようですが、「熊が味噌を食べるんだ〜?」と私が職員に聞くと「好物ですよ」との回答でした。
先日話題にした山のナラ枯れが影響してなければ良いがとも思いますが、そうだとすればここ数年はこんな状態に気をつけなければならないことになります。
昔、県自然保護研究所の研究員に聞いたことがありますが、熊は餌が無いと受胎調整をして子どもを産まないようにするとのことです。
これから美味しいキノコを取りに山中に入る方も多いと思いますし、山の実りが少ないと里の実りを求めて出没する可能性があります。
家の近くに取り残した畑の野菜、残飯を置いたり、捨てたりしないこと、遭遇する危険のある早朝、夕方は注意を払い、鈴など鳴り物を携帯するなど相手に先に気付かせることなど自分で出来ることで身を守ってください。
私は4回(一回は声のみ)ほど熊に行き合ってますが、鈴の音を聞いて熊が気付いて相手が先に逃げて行きました。まだ闘った事はありませんが、あったら眼をそらさず、後ろ向きに下がって行くのがベストだそうです。
子連れの熊は要注意です。可愛い子熊ですが、決して近づいてはいけません。子熊は犬のような声で『キャン!キャン!という声で鳴きますが(自分が聞いた声です)、山の中で聞いたら要注意です。
熊も人を襲いたくて来ているのではありませんが、人間が注意する事で防げることもできます。
△注意看板です。
