2020年09月18日
敬老行事(町の元気な百歳を祝う)
9月21日の敬老の日を前に町内の百歳以上の方のお二人の長寿を祝いにご自宅を訪問させていただきました。
一人目は今年102歳を迎えられた倉上さん。今でも畑に出て作業をし、教えていた書道を日課としているとの事です。耳も不自由な事なく、自分でほとんどの事はできるとの事でした。
居間に行くとお茶を振る舞ってくれました。お茶とは言っても本格的な茶道の抹茶です。随行した職員も102歳の方が入れてくれたものですので、緊張しながら美味しく頂きました。
お世話をする息子さんが自動車を買ってナンバーを『105』としたとのことで、母に「何で105にしたか分かる」と聞いたそうです。それは105歳までは元気でいて欲しいとの事でした。
長寿は家族の愛も必要と思わせてくれるエピソードでした。
△お祝いを受け取る倉上さん

二人目は越さん100歳です。越さんは昔私の生まれた地区で住んでおられたことがあり、昔話に華が咲きました。「関東大震災の時に上松も揺れて大変だった」などの話を聞くと生きてきた歴史を感じます。
また、越さんは本家の姉さんに対して「姉さんが居なきゃ、ここでこんなに長く暮らせなかった」と感謝していました。その理由は「昔、私がここに来たときには『街から来た』というようなこと言われ、馴染むのに本家の姉さんが分かってくれた」と亡くなった本家の姉さんを懐かしむように話し、ちょうど来ていた今の本家のお嫁さんに「今はこの人が母代わり」などと歳下の本家のお嫁さんに冗談を言っておられました。
△越さんの様子

訪問させていただいたお二人は二年前にも訪問させていただきましたが、その時と同じで全然お変わりなくお元気でした。
『やっとかめ』は上松の方言で、“ご無沙汰していました。お久しぶりです。”というような意味ですが、次にお二人にお会いする特に『やっとかめ』と挨拶出来ることを楽しみにしたいと思います。
注)今回は許可を得て本人が映った画像をお送りしています。
一人目は今年102歳を迎えられた倉上さん。今でも畑に出て作業をし、教えていた書道を日課としているとの事です。耳も不自由な事なく、自分でほとんどの事はできるとの事でした。
居間に行くとお茶を振る舞ってくれました。お茶とは言っても本格的な茶道の抹茶です。随行した職員も102歳の方が入れてくれたものですので、緊張しながら美味しく頂きました。
お世話をする息子さんが自動車を買ってナンバーを『105』としたとのことで、母に「何で105にしたか分かる」と聞いたそうです。それは105歳までは元気でいて欲しいとの事でした。
長寿は家族の愛も必要と思わせてくれるエピソードでした。
△お祝いを受け取る倉上さん

二人目は越さん100歳です。越さんは昔私の生まれた地区で住んでおられたことがあり、昔話に華が咲きました。「関東大震災の時に上松も揺れて大変だった」などの話を聞くと生きてきた歴史を感じます。
また、越さんは本家の姉さんに対して「姉さんが居なきゃ、ここでこんなに長く暮らせなかった」と感謝していました。その理由は「昔、私がここに来たときには『街から来た』というようなこと言われ、馴染むのに本家の姉さんが分かってくれた」と亡くなった本家の姉さんを懐かしむように話し、ちょうど来ていた今の本家のお嫁さんに「今はこの人が母代わり」などと歳下の本家のお嫁さんに冗談を言っておられました。
△越さんの様子

訪問させていただいたお二人は二年前にも訪問させていただきましたが、その時と同じで全然お変わりなくお元気でした。
『やっとかめ』は上松の方言で、“ご無沙汰していました。お久しぶりです。”というような意味ですが、次にお二人にお会いする特に『やっとかめ』と挨拶出来ることを楽しみにしたいと思います。
注)今回は許可を得て本人が映った画像をお送りしています。
2020年09月18日
災害査定
17日、7月豪雨災害で路肩が崩れた町道高山線の馬留地籍先の現場で災害査定の現地調査が行われました。
現場は現在通行止めの措置が取られていますが、馬留地区から大木地区方面へ抜ける東奥地区内を結ぶ生活路線でもあります。郵便配達、宅配便などが行き交う道路であり、地区内での回覧など情報を伝える道路でもあります。
国道交通省の検査官と財務省の立会官(りっかいかん)の二人一組の査定班ですが、現場の説明を受け、状況を把握して復旧方法が適正か、過大な見積もりが無いかなどをその場で判断して行きます。
△説明を受ける災害査定3班の二人です。現場到着して挨拶も早々に説明を受け、次々と質問が担当者に飛びます。

これによって災害復旧の予算確保が出来るかの鍵を握ることになるので担当者も説明に懸命です。この日の災害査定には町の他、県建設部・建設事務所、木曽広域連合の職員も加わっての現場となりました。
△現場は地層に支持層がないため、H鋼を打っての復旧となる旨説明しています。


△現場の崩落した路肩の様子です。土はいわゆるサバ土で、脆い土質です。延長23m崩落しました。

計画や復旧に要する経費についても了解が得られて担当者もホッとしていました。
私も初めて災害査定に立ち会いしましたが、派遣されてきた方の的確で素早い質問や動きに、全国の数々のこうした現場を調査されてきたのだと感じました。
査定の最後に「東奥の地区内を結ぶ道であるので、ご理解を頂き一刻も早い復旧をお願いしたい」と遠路からの来訪と合わせて御礼申し上げました。
現場は現在通行止めの措置が取られていますが、馬留地区から大木地区方面へ抜ける東奥地区内を結ぶ生活路線でもあります。郵便配達、宅配便などが行き交う道路であり、地区内での回覧など情報を伝える道路でもあります。
国道交通省の検査官と財務省の立会官(りっかいかん)の二人一組の査定班ですが、現場の説明を受け、状況を把握して復旧方法が適正か、過大な見積もりが無いかなどをその場で判断して行きます。
△説明を受ける災害査定3班の二人です。現場到着して挨拶も早々に説明を受け、次々と質問が担当者に飛びます。

これによって災害復旧の予算確保が出来るかの鍵を握ることになるので担当者も説明に懸命です。この日の災害査定には町の他、県建設部・建設事務所、木曽広域連合の職員も加わっての現場となりました。
△現場は地層に支持層がないため、H鋼を打っての復旧となる旨説明しています。


△現場の崩落した路肩の様子です。土はいわゆるサバ土で、脆い土質です。延長23m崩落しました。

計画や復旧に要する経費についても了解が得られて担当者もホッとしていました。
私も初めて災害査定に立ち会いしましたが、派遣されてきた方の的確で素早い質問や動きに、全国の数々のこうした現場を調査されてきたのだと感じました。
査定の最後に「東奥の地区内を結ぶ道であるので、ご理解を頂き一刻も早い復旧をお願いしたい」と遠路からの来訪と合わせて御礼申し上げました。