2021年07月08日

砂防事業の推進

 7日は七夕でした。全国的には、あいにくの雨で「天の川」も見えなかったのではないでしょうか。
 同じ“川”でも大変な状況になっている所があります。静岡県熱海市では土石流が発生し、亡くなられた方、それに今なお行方不明の方が20名おられるという災害になっています。また、山陰地方の島根県、鳥取県においては線状降水帯による豪雨で河川の氾濫により約30万人以上に避難指示が出ています。
 治水砂防事業の重要性が増しています。そのような中「木曽南部直轄砂防事業推進協議会総会」が開催されました。昨年度の総会は当日が豪雨で構成3町村が対応に追われたため中止となり、2年ぶりに多治見砂防国道事務所や長野県土木関係者が集まっての総会となりました。
 加藤仁志多治見砂防国道事務所長さんから本年度の事業概要に加え、熱海市で起きた土石流について現段階で分かっていることについて説明がありました。
△加藤所長さんの概要説明の様子です。


当町の関係では、滑川遊砂工、十王沢第3砂防堰堤、板橋沢第1砂防堰堤、倉本大沢砂防堰堤、滑川下流床固工群などの工事が予定されています。
 事前防災の重要性が言われて久しいですが、こうした国直轄事業により住民の皆さんの安全と安心が守られている事に国、県の関係者の皆さんに厚くお礼申し上げます。  
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Posted by 大屋誠 at 12:01Comments(0)上松町