2018年01月04日

新年祝う‼︎狼煙(のろし)上げ

正月休みも終わり、いよいよ仕事がスタートしました。本日、正月の風物詩となっている"狼煙上げ"が小学校グランド、島地区北野、元技専校跡地、倉本地区の町内4カ所で行われました。

各地区有志の方が、町の皆さんの一年の健康、発展を祈願して上げているものです。始めた当初は確か"木曽は一つ"の合言葉で木曽地域全体で絆を深めて行くと言った趣旨もあったと記憶しています。

狼煙は、中国では狼のフンを乾燥させて燃やしたという事で伝えられていることから、「狼」の字が当てられているとの通説があります。

現代のようにインターネットが普及している時代と違い、遠くに出来るだけ早く伝える方法として考えられたものです。天気が悪い時や風の強い時はなかなか難しいものですが、それ以外の時は敵兵が来たとかの緊急時の通信手段として役に立ったのでしょう。

上松の役場の反対、木曽川の右岸側の山を「台が峰」と呼んでいますが、そこはかつて狼煙台があったからと伝えられていますが、今は特定の地点として跡が無いので事の真相は?です。

町にとりまして、今年一年が煙が高く登って行く様に力強く、また、煙が東西南北に広がるように幸せが広がって行くものになる事と願いながら煙を見つめていました。

(小学校グランドの様子、ドラム缶で煙突状にしたもので、四方から点火しました)


(北野地区から小学校グランド方面)



(島地区北野の様子)


(新兵器の送風機使用)


(北野の道祖神も松飾りしてました)



(倉本地区の狼煙は小学校までハッキリ見えました)


(倉本は田んぼの直火焼きでした。)





  
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Posted by 大屋誠 at 12:15Comments(0)上松町