2018年01月21日

"森のくまさん"発刊記念

昨日、絵本作家の藤岡牧夫先生により木曽の自然をモチーフとした"森のくまさん"が発刊され、その記念パーティーが木曽町文化交流センターで開催されました。
藤岡先生は、上松町に生まれ、その後、お父さんの勤務の関係で大桑村で育ったという経歴を持っておられ木曽に深いご縁がある方です。

小布施町に藤巻牧夫美術館があり、自然豊かな風景を中心とした独特の世界観の作品は広く愛されています。今回は、生まれ育った木曽の風景を取り入れたもので、森の妖精と熊さん親子が身近な風景や自然を紹介していくほのぼのとしたものです。

藤岡先生は、刊行に当たって森林に関わる人、狩猟をする人など数多くの方にお聞きし、何箇所も直接現場に出向いて取材をされたとの事で、私も知らなかった場所も作品中に紹介されており、木曽の人でも楽しめるものでした。

パーティーの最初に藤岡先生の縁で結成し、命名したピアノ、フルート、オペラでユニットした女性三人の"トリコローレ"による音楽の調べもあり、和やかな雰囲気の発刊記念パーティーとなりました。

先生の優しい絵と文は、生まれ育った木曽を知り尽くし、限りない木曽への愛を感じるものです。小・中学校には「長野県緑の基金」から贈呈されているとの事ですが、一人でも多くの方に購読して頂きたいと思います。

(藤岡先生がサインをしています)



(刊行された"森のくまさん")




  
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Posted by 大屋誠 at 13:52Comments(0)上松町