2018年02月11日
木曽路氷雪の灯祭りin上松
三連休の初日、10日土曜日に氷雪の灯祭りin上松が開催されました。木曽地域全体で冬の木曽の魅力を発信しようと各町村で実行委員会を立ち上げて開催しています。
上松地区では町観光協会、町商工会に町を加えた三者で実行委員会を組織し、町独自の特徴ある企画として子供たちが参加する"御嶽海関 応援企画 雪上相撲上松場所"が合わせて開催され、可愛い熱戦が繰り広げられました。
また、トキワ発展会の皆さまからの餅つきやチャンコの振る舞いもあり、若干の雨、みぞれ混じりのあいにくの天気でしたが、それを吹き飛ばす元気な子供たちの取り組みがあり、集まった皆さんと楽しいひと時を過ごしました。
(商工会青年部、観光協会、町職員ボランティアの皆さんの手で土俵と御嶽海の雪像が完成しました。上松では雪が少ないため、木祖村から20トンを超える雪が運ばれました。)


(子供たちはそれぞれ思い思いの四股名を付けて出場です。)

(組んだ後もニコニコしながら押してます。決着がなかなか着かない力の入った大相撲顔負けの取組)

(本格的に相撲の稽古をやっている子供は基本がしっかり出来ています。第二の御嶽海となるのか楽しみです。)

(子供たちが透明なシートに描いた絵がキャンドルに映えます。)

(皆んなで点灯しました。美しい光が心を温めてくれます。)

上松地区では町観光協会、町商工会に町を加えた三者で実行委員会を組織し、町独自の特徴ある企画として子供たちが参加する"御嶽海関 応援企画 雪上相撲上松場所"が合わせて開催され、可愛い熱戦が繰り広げられました。
また、トキワ発展会の皆さまからの餅つきやチャンコの振る舞いもあり、若干の雨、みぞれ混じりのあいにくの天気でしたが、それを吹き飛ばす元気な子供たちの取り組みがあり、集まった皆さんと楽しいひと時を過ごしました。
(商工会青年部、観光協会、町職員ボランティアの皆さんの手で土俵と御嶽海の雪像が完成しました。上松では雪が少ないため、木祖村から20トンを超える雪が運ばれました。)


(子供たちはそれぞれ思い思いの四股名を付けて出場です。)

(組んだ後もニコニコしながら押してます。決着がなかなか着かない力の入った大相撲顔負けの取組)

(本格的に相撲の稽古をやっている子供は基本がしっかり出来ています。第二の御嶽海となるのか楽しみです。)

(子供たちが透明なシートに描いた絵がキャンドルに映えます。)

(皆んなで点灯しました。美しい光が心を温めてくれます。)

2018年02月08日
シニア大学卒業式・修了式
木曽合同庁舎で長野県シニア大学木曽学部卒業式並びに修了式が県下のトップを切って挙行されました。卒業生は23人で、人数としては今までで一番少ないとの事でしたが、それだけにまとまりのある雰囲気で和やかな中での式典でした。
シニア大学は以前は"老人大学"と呼ばれていた頃、私は担当係長として携わらさせていただきました。この大学は自らが『学ぶ』事を基本とし、教養や知識を得て自らを高めたいということに加え、学んだ事を活かしてそれを地域で実践するということも重視しています。そして楽しい仲間と時間を共有する中で絆も創られます。
カリキュラムも年々工夫されてきており、歴史や伝統文化、更には物づくりなど多種多様で、地元の講師さんを中心に講義があります。よく地元の学生でも"知っているようで、知らなかったこと"など新しい発見があるようです。
卒業生の皆さんは既に定期的に集まって活動をされるということですが、学んだ宝物を大事にして活かしていただきたいと思います。
皆さまの益々のご活躍とご健勝を祈念してエールを贈りたいと思います。
(宮島木曽学部長から卒業証書の授与、上松から5名の方が卒業されました)

(卒業生代表の答辞)

シニア大学は以前は"老人大学"と呼ばれていた頃、私は担当係長として携わらさせていただきました。この大学は自らが『学ぶ』事を基本とし、教養や知識を得て自らを高めたいということに加え、学んだ事を活かしてそれを地域で実践するということも重視しています。そして楽しい仲間と時間を共有する中で絆も創られます。
カリキュラムも年々工夫されてきており、歴史や伝統文化、更には物づくりなど多種多様で、地元の講師さんを中心に講義があります。よく地元の学生でも"知っているようで、知らなかったこと"など新しい発見があるようです。
卒業生の皆さんは既に定期的に集まって活動をされるということですが、学んだ宝物を大事にして活かしていただきたいと思います。
皆さまの益々のご活躍とご健勝を祈念してエールを贈りたいと思います。
(宮島木曽学部長から卒業証書の授与、上松から5名の方が卒業されました)

(卒業生代表の答辞)

2018年02月07日
木曽川右岸道路の槌音
木曽南部木曽川右岸道路整備促進期成同盟会主催の現地研修会が開催されました。木曽川右岸道路の整備は木曽地域住民の悲願ともいうべき事業で早期の全線開通されるよう県・国に要望を強く働きかけています。
普段の生活路線としての期待、また、いざという時には、国道19号線との防災・減災のダブルネットワークとしての機能、更には観光道路としての役割など完成後には地域が大きく変わるインフラ整備です。
完成はまだまだ先の事ですが、本道部分やアクセス道路の整備が進んでいます。上松町に関わる部分については登玉地籍まで開通しており、現在は大桑村、南木曽町を中心に工事が進められています。
南木曽町では田立地籍において坪川に架かる橋へのアクセス道路開設工事が始まっていました。田立から岐阜県境に向う道は、すれ違いが出来ない狭い道路ですが、それを改善するための工事です。まだ岐阜県との調整が必要との事ですが、一刻も早く事業計画がまとまる事を期待するものです。
(田立のアクセス道路開設工事現場)

大桑村では、"大桑橋"建設現場と和村トンネル工事現場を見させていただきました。大桑橋建設そのもののだけでも約22億円という巨大プロジェクトです。その横に工事施工が出水期でも工事が出来るようにするために仮設の橋が2億7千万円という説明をお聞きしました。
大桑村の皆さんが大きな期待をかけた右岸と左岸を結ぶ橋であると感じました。
(仮設橋の上で説明をお聞きしました。)

(仮説橋の基礎工事が急ピッチで進んでいました)

最後に和村地籍のトンネル工事を視察させて頂きました。上松の登玉から繋がって来る二つのトンネルの掘削工事の一つです。つい先日着工式が行われたばかりですが順調に進んでおり、この6月には貫通する見通しとの事でした。
(直ぐに乾く特殊なセメントを吹付けながら土砂を安定させ進みます。)

何れの現場も完成が楽しみになるようなものでした。工事関係者の皆さんには安全施工に努められ、無事の竣工をお願いします。
完成後には木曽川や駒ヶ岳、周りの山々も違う顔を見させてくれるものと思います。
普段の生活路線としての期待、また、いざという時には、国道19号線との防災・減災のダブルネットワークとしての機能、更には観光道路としての役割など完成後には地域が大きく変わるインフラ整備です。
完成はまだまだ先の事ですが、本道部分やアクセス道路の整備が進んでいます。上松町に関わる部分については登玉地籍まで開通しており、現在は大桑村、南木曽町を中心に工事が進められています。
南木曽町では田立地籍において坪川に架かる橋へのアクセス道路開設工事が始まっていました。田立から岐阜県境に向う道は、すれ違いが出来ない狭い道路ですが、それを改善するための工事です。まだ岐阜県との調整が必要との事ですが、一刻も早く事業計画がまとまる事を期待するものです。
(田立のアクセス道路開設工事現場)

大桑村では、"大桑橋"建設現場と和村トンネル工事現場を見させていただきました。大桑橋建設そのもののだけでも約22億円という巨大プロジェクトです。その横に工事施工が出水期でも工事が出来るようにするために仮設の橋が2億7千万円という説明をお聞きしました。
大桑村の皆さんが大きな期待をかけた右岸と左岸を結ぶ橋であると感じました。
(仮設橋の上で説明をお聞きしました。)

(仮説橋の基礎工事が急ピッチで進んでいました)

最後に和村地籍のトンネル工事を視察させて頂きました。上松の登玉から繋がって来る二つのトンネルの掘削工事の一つです。つい先日着工式が行われたばかりですが順調に進んでおり、この6月には貫通する見通しとの事でした。
(直ぐに乾く特殊なセメントを吹付けながら土砂を安定させ進みます。)

何れの現場も完成が楽しみになるようなものでした。工事関係者の皆さんには安全施工に努められ、無事の竣工をお願いします。
完成後には木曽川や駒ヶ岳、周りの山々も違う顔を見させてくれるものと思います。
2018年02月04日
名古屋で活躍する皆さんとの出会い(名古屋県人会)
昨日10日、名古屋市で名古屋県人会新春懇親会が開催され、初めて参加させていただきました。中京方面は長野県からも木曽からも近いこともあり、多くの皆さんが様々な分野で活躍されています。約140名を超える皆さんが集まっての盛大な会となりました。
東海地区には各都道府県の県人会が39あるそうですが、その中でも長野県人会は最も古い伝統を誇り、西暦1900年に発足して100年を超える歴史があるそうです。
オープニングで麻績村の"響太鼓"の勇壮な演奏に続き、続いて県歌『信濃国』を6番までのフルコーラスで歌って盛り上げました。県民に愛される"信濃の国"ですが、普段は時間の都合で2番までが多いのですが、凄いことです。私も久し振り?もしかしたら初めて?のフルコーラスでした。
(麻績村の皆さんによる太鼓演奏)

大田宏次会長から「同じ長野県出身者として、お互いの友情を育み、楽しい会にしたい」との挨拶に続き北原県農政部長、水谷知加子愛知県県民生活部次長(長野市出身)から来賓挨拶がありました。
(大田宏次会長さんの挨拶)

その後、特別参加者代表として祝辞をという事で私に指名があり、名古屋の皆さんが大相撲御嶽海関に声援を頂いていることへの御礼に加え、「心に繋がる故郷づくりをして行きたい」と観光PRも含めて挨拶をさせていただきました。
県出身だけでなく、「妻が出身」、「友人に誘われて」などで出席される方も様々でした。共通しているのは、信州を愛しているという事でした。移住などへの取り組みについてのアドバイスを頂ける方もおり、信州の地酒を賞で楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
東海地区には各都道府県の県人会が39あるそうですが、その中でも長野県人会は最も古い伝統を誇り、西暦1900年に発足して100年を超える歴史があるそうです。
オープニングで麻績村の"響太鼓"の勇壮な演奏に続き、続いて県歌『信濃国』を6番までのフルコーラスで歌って盛り上げました。県民に愛される"信濃の国"ですが、普段は時間の都合で2番までが多いのですが、凄いことです。私も久し振り?もしかしたら初めて?のフルコーラスでした。
(麻績村の皆さんによる太鼓演奏)

大田宏次会長から「同じ長野県出身者として、お互いの友情を育み、楽しい会にしたい」との挨拶に続き北原県農政部長、水谷知加子愛知県県民生活部次長(長野市出身)から来賓挨拶がありました。
(大田宏次会長さんの挨拶)

その後、特別参加者代表として祝辞をという事で私に指名があり、名古屋の皆さんが大相撲御嶽海関に声援を頂いていることへの御礼に加え、「心に繋がる故郷づくりをして行きたい」と観光PRも含めて挨拶をさせていただきました。
県出身だけでなく、「妻が出身」、「友人に誘われて」などで出席される方も様々でした。共通しているのは、信州を愛しているという事でした。移住などへの取り組みについてのアドバイスを頂ける方もおり、信州の地酒を賞で楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
2018年02月01日
オリンピックに想う
今日の朝刊で県世論調査協会が発表した長野五輪、パラリンピックについての県民意識調査の記事が出ていました。早いものであれから20年経ったのかと今更ながら感慨深いものがあります。
古代ギリシアの歴史を起源にクーベルタン男爵が近代オリンピックの礎を築いたということは小学校などで学び知られているところです。
開催中は戦争を行なっている国もその時だけは休戦して平和の祭典として開催しようとするものです。
全世界の平和があればそうしたことも影が薄くなると思いますが、古今東西、残念ながら世界のどこかで戦争、紛争が起こっており、宗教、思想などを超えたオリンピックが求める理想、夢がいつ実現するかは人類にとって永遠のテーマであるのでしょうか。
長野五輪・パラリンピックではこうした理想を実現する一つの試みとして始められたのが"一校一国運動"です。県内の学校が特定の国を応援するというものですが、全く今まで知らなかった国や地域の選手を応援するという事を通じて世界に目を向けることができます。
長野五輪・パラリンピックは素晴らしい施設だけでなく、子どもたちに記憶のレガシーを遺してくれました。
スポーツは人々に国や地域を越えた感動や物語を創ってくれます。東京五輪・パラリンピックもあと二年後に迫りましたが、どんなドラマを見させてくれるのでしょうか、今から楽しみです。
(ご存知、東京五輪・パラリンピックのエンブレム)

(こちらはまだ知られていない10年後に開催される長野国体のピンバッジです)

古代ギリシアの歴史を起源にクーベルタン男爵が近代オリンピックの礎を築いたということは小学校などで学び知られているところです。
開催中は戦争を行なっている国もその時だけは休戦して平和の祭典として開催しようとするものです。
全世界の平和があればそうしたことも影が薄くなると思いますが、古今東西、残念ながら世界のどこかで戦争、紛争が起こっており、宗教、思想などを超えたオリンピックが求める理想、夢がいつ実現するかは人類にとって永遠のテーマであるのでしょうか。
長野五輪・パラリンピックではこうした理想を実現する一つの試みとして始められたのが"一校一国運動"です。県内の学校が特定の国を応援するというものですが、全く今まで知らなかった国や地域の選手を応援するという事を通じて世界に目を向けることができます。
長野五輪・パラリンピックは素晴らしい施設だけでなく、子どもたちに記憶のレガシーを遺してくれました。
スポーツは人々に国や地域を越えた感動や物語を創ってくれます。東京五輪・パラリンピックもあと二年後に迫りましたが、どんなドラマを見させてくれるのでしょうか、今から楽しみです。
(ご存知、東京五輪・パラリンピックのエンブレム)

(こちらはまだ知られていない10年後に開催される長野国体のピンバッジです)
