2018年02月27日

国民健康保険団体連合会総会

27日、長野市で国民健康保険団体連合会の平成29年度定期総会があり、理事として出席しました。
新年度から今まで市町村が保険者となって運用されきたものが、都道府県も保険者に加わり県域で国民健康保険制度が運用される様になります。
国保制度は長年にわたり国民皆保険制度の中核を担い、地域住民の医療の確保と健康の保持に貢献してきましたが、元々加入者の年齢層が高い、低所得の方が多く財政的基盤が安定していないという課題がありました。
それに加え、近年の医療の高度化により医療費が増嵩するという事があり、早急に対応しないと国民皆保険制度自体が破綻してしまうことが危惧されていました。
このことから国民健康保険の安定化を図るべく財政支援の拡充による財政基盤の抜本的な強化がなされる事を目的に、新年度から都道府県が財政運営の責任主体として中心となって担うこととなります。
日本の人口が少なくなる中で、現行のままのレベルで国保税を納付し市町村単位で運営していくと、加入者の少ない市町村によっては、高度医療が必要な人が出てきた場合に途端に財政が行き詰まるという事もありますし、市町村によって一人が納付する金額に大きな格差が出て来るという制度の矛盾が出て来てしまう事に繋がります。
都道府県で徴収方法に違いはありますが、長野県では6年間かけて現在の納付額を激変緩和措置を取りながら市町村間の差を無くして行く方針です。

話は変わりますが、先日の確定申告の折に医療費控除の計算しましたが、年間まとめると支払っている窓口負担の医療費がビックリするくらいありました。今は子ども達も成人したので昔よりは少なくなったとはいえやはり多いです。
医療にお世話にならない健康な身体が一番良いのですが、アルコールや花粉などどうしても入って来るものもあり難しいものです。
健康は誰も守ってくれませんから、自分でつくるしか無いですね。
▼総会の様子です(唐木理事長さんの挨拶)




  
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Posted by 大屋誠 at 14:33Comments(0)上松町

2018年02月25日

あれから20年(その3)

「フナキ〜〜〜‼︎は〜〜は〜〜」と祈るような原田選手の声。長野五輪ノルディック競技ジャンプ団体ラージヒルでの伝説的な一コマである。
1回目のジャンプで思うようなジャンプが出来なかった原田選手は2回目にそれまでの思いをぶつけるような大ジャンプ、そして最終の競技者船木がそれに応えるようなジャンプを見せて金メダルを獲得した。

その2〜3日後、長野市の権堂のセントラルスクエアでメダリストへのフラワーセレモニーが行われると聞き、見たがり、聞きたがり何でも興味がある年頃の子ども二人を連れて出かけた。会場は宿舎から歩いて15分程度の所である。
雪混じりの中、会場付近一帯に近づくと人が同じ方向に向かって歩いている。多少は混むことも覚悟して行ったが、想像をはるかに超えていた。
全く動けるようなスペースが無く、立錐の余地も無いパニック状態に陥っていた。そろそろ時間という頃、魔の悪い事に子どもが「トイレ」と言い出した。雪が降りしきる寒い中で待たされれば生理的にも当たり前である。
せっかく良いポジションを泣く泣く譲り、人混みをかき分けてトイレを探して用をた足して戻った。
ちょっと予定の時間より遅れたが、原田、船木、岡部、斎藤などの選手が登場し、会場内はそれぞれの選手の名前を呼ぶ声で騒然となった。
子どもは当然何も見えないので、交互に肩車して見させた。
そんな懐かしい思い出があるが、果たして子ども達は覚えているだろうか。

さて、韓国の 平昌で行われているオリンピックも残すところ2日となった。日本は過去最高のメダル獲得となっているが、その中で女子と団体競技の活躍が注目されている。スケート女子パシュートの金、緊張する試合の中で笑顔を絶やさないカーリングの銅メダルである。
体力的には欧米などにどうしても劣ると云われる日本人であるが、それを補うチーム力と作戦力が秀でた結果だと思います。
例え、個人競技であってもコーチや家族、苦しい時や怪我を乗り越えてきた時に励ましてくれた周囲の人があったからこその結果です。

私達が感動するのは、この若者達がたった0コンマ何秒、数分の時間、一ミリでも遠くへとそれを作る為にどれだけの時間を費やしたのかと思いを馳せ共感するだからと思います。
メダリストだけでなく全てのアスリートに感動を有難うと感謝したいと思います。
来月9日にはパラリンピックが始まります。アスリート達の活躍を更に期待したいと思います。  
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Posted by 大屋誠 at 08:12Comments(0)プライベート

2018年02月20日

確定申告のシーズンです

2月16日から平成29年の確定申告の受付が始まり、今日、木曽税務署で私も申告手続きをさせていただきました。
毎年のことですが、一年に一回ということで事務手続きどんなだったか、必要な書類は?と思い出し、思い出しながらやることとなります。

給与のみの収入であった 私が確定申告を始めたのは今から約10年くらい前に土地を相続する事になり、貸付による収入が発生したためです。それまでサラリーのみの収入であったので全く縁の無かったものでしたので、初めての時は大変でした。
医療費控除など1年を通じて領収書を取っておいて整理する必要があるものもあり、大変な事務だった事が思い出されます。
納税者の皆さんからいただく大事な税金です。私たち行政に携わる者としては、皆さんから託された思い、願いをしっかりと受け止め、新しい地域を創っていかなければと肝に銘じる税申告の季節でもあります。

私が確定申告を始めた頃は、紙ベースで電卓片手に計算していましたが、今ではe –Taxでも出来ますし、国税庁のホームページでもコーナーがあり、入力の手順どおりやれば手計算の必要も無く、出力されたものを税務署に郵送するだけで終わります。
また、町では毎年の事ですが、町内を巡回しながらの受付もやっていますので分からないことは何でもご相談ください。

▼パソコン操作をして広報に協力させて頂きました。



  
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Posted by 大屋誠 at 12:04Comments(0)上松町

2018年02月17日

木曽青峰高校学生さんからの贈り物

今日、17日に木曽青峰高校の学生さんが作ったベンチを赤沢自然休養林で使って欲しいという申し出があり、受け取りに伺いました。
学生さんの学習成果を発表する会の冒頭で森林環境科の代表から三台のベンチが贈られました。学校林で産出されたもので素晴らしい物です。

学生さんの心のこもった温かいヒノキ製の物で、シーズンには赤沢自然休養林に設置したいと思います。
▼三台のベンチは座り心地も良い



▼その後、学習成果の発表がそれぞれにあり、何れも堂々としたものでした。









▼上松町の学生さんからは、家業の畜産を継いでいきたいと力強い意見発表がありました。



▼林業だけでなく、農業の分野にも挑戦しています。水耕栽培の株*LEDの違いによって成長の違いを研究していますとの事。



▼大きなってしまったマッシュルーム*昨日まではちょうど良い大きさだったのですが・・・との先生の言葉でした。





  
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Posted by 大屋誠 at 13:06Comments(0)上松町

2018年02月17日

木曽警察官友の会懇談会

16日、木曽町で警察官友の会の懇談会が開催され、木曽郡防犯協会長、町村会総務文教部長として出席させていただきました。
席上、伊藤総務課長さん以下7名の方が優秀警察官として表彰されました。伊藤総務課長さんは木曽署に二回勤めたとのことですが、この三月末をもって定年で退職されるとのことです。本当に長い間、地域の安心安全を守っていただきました事にお礼をしたいと思います。
また、他の6名の若手署員さんも柔剣道大会で活躍されるなど、日頃の鍛錬を示し木曽署の力を示してくれました。

青木会長さんから岸首相時代における国会運営の強行採決により国民感情が警察に対して厳しいものがあり、それではいけないと友の会が発足した歴史などを含めた挨拶がありました。警察署と地域の繋がりの重要性を改めて考える機会となりました。

その後、サイバー犯罪に係る研修があり、県警生活安全部サイバー犯罪対策室永原室長さんからネット犯罪の現状などの報告がありました。正直、アナログ人間の私にはウイルスに汚染された偽メールの見分け方など難しいものも有りました。
インターネットで世界と繋がるという便利さがあるものの、いつの間にかコンピューターやソフト、個人情報が乗っ取られる、情報が盗まれる、それが他人を騙す道具として知らないうちに使われるという事などを聞くと正直どうしたら良いのか分かりません。
ネット社会の進展は目覚しいものがありますが、これからはちょっとでも知識をかじっていかないといつの間にか少しずつ貯めて来た財産が瞬時に無くなるという事が現実のものとなって来るのです。
下に参考になるか分かりませんが、講話の一部掲載しました。

▼講話の様子



▼参考資料(引き伸ばしてご覧ください)









  
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Posted by 大屋誠 at 12:23Comments(0)上松町

2018年02月17日

第26回町村長会定期総会開催

16日に町村会定例会が長野市の自治会館で開催されました。藤原忠彦(川上村長)会長の挨拶に続き、阿部知事から"しあわせ信州創造プラン2.0"〜学びと自治の力で拓く新時代〜の新五カ年計画について話がありました。
私たちを取り巻く環境が大きく変化する中で、地域の豊かな自然や独自の文化を大切にしながら学びと人づくりというソフトを中心とした施策で全国的に見ても新しい視点での取組みです。始まった県議会で今後審議されますが、私ども町村もそうしたことを念頭にそれぞれ独自の取り組みを進めて行く必要があると思いました。

その後、三期に亘り町村長を務められた柳島大鹿村長さん、富井野沢温泉村長さんに対して全国町村会自治功労表彰が伝達されました。誠におめでとうございました。

その後、 事業計画、予算等が承認され、県側から主要事業について説明があり、閉幕いたしました。

▼総合計画について説明する阿部知事


  
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Posted by 大屋誠 at 08:57Comments(0)上松町

2018年02月16日

あれから20年(その2)

今日、スキージャンプ競技のレジェンド葛西選手がラージヒルにメダルをかけて臨みます。長野五輪の時にも原田、船木など団体でメダルが期待されていました。

ジャンプ競技の前半、ノーマルヒルが行われる日に私は前述の(その1)のとおり運転ボランティアで長野駅でお客さん待ちをしていました。
競技が行われる白馬に向かう人が次々と駅に降りて来ますが、一向に迎えのシャトルバスが来ない。もう始まる時間になってもバスが来ない。長野から白馬まで約一時間かかるので絶対に間に合わないのではないかと心配になって来ました。

整然と並んで 待っていたお客さんも我慢の限界を超えるのも時間の問題、ラジオから生放送でジャンプの放送が流れる中で怒りが爆発、その矛先はボランティアで案内している人にも向けられた。駅にいると「白馬に連れて行け」と言われそうな険悪な雰囲気でもあったので、早々にそこを後にしたいと思っていたら、幸いにも別の所への移動の指示が来てホッとした事を記憶しています。。

大きなイベントに不慣れな事が有ったと思いますが、楽しみに来たお客さんが一番可哀想でした。次の日、案の定新聞各紙で運営の不手際について書かれましたが、次のラージヒルではお客さんへの早めの来場を呼びかけ、バスを増便したことから大きな混乱は有りませんでした。

2020年には東京で五輪が開催されますが、ただでさえ人が多い都市です。この様な事がなければと今から心配です。
  
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Posted by 大屋誠 at 07:27Comments(0)プライベート

2018年02月15日

御嶽山火山防災協議会開催

昨日、14日に木曽合同庁舎において御嶽山火山防災協議会が開催されました。三年前の突然の御嶽山噴火は、死亡者58名、未だ行方不明の方が5名という我が国の火山災害史上、最大の惨事となってしまいました。
また、地元の観光業にも暗い影を落とす結果となり、今なおその影響は残っており、災害前の状況には遠いものがあります。

この協議会は、活動火山対策特別措置法に基づき、御嶽山において想定される火山現象の状況に応じた警戒避難体制の整備を行うために長野、岐阜両県と被害が想定される木曽町、王滝村、上松町に加え高山市、下呂市が共同で設置したものです。

協議会には、国(国土交通省、防衛省、林野庁、気象庁)や大学研究機関、消防本部などの公的機関の他に事業を営んでいる民間企業など様々な関わりを持つ団体の皆さんが集まり情報を共有しました。

噴火警戒レベルは昨年8月にレベル1(立入規制継続)となっていますが、つい先日の群馬白根山噴火に見られるとおり、日本列島の活火山ではいつ起こってもおかしくない状況です。

活動報告においては、情報伝達訓練や現地での実際に聞く事が出来る範囲の調査、ロールプレイング型の図上訓練などの取組の状況などの報告がありました。二度と悲惨な火山災害を起こさないためにも継続した取組みが求められています。

なお、今回、役員改選があり、私が副会長に就任することになりました。直接的には御嶽山の管内の町村ではありませんが、被害が予想されるエリアがあることから務めさせていただくことになりました。


  
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Posted by 大屋誠 at 16:56Comments(0)上松町

2018年02月14日

あれから20年(その1)

平昌オリンピックが始まりました。長野でのオリンピックから早いもので20年が経ちます。当時、長野市に住んでいた私もボランティアで輸送スタッフとして各国からのオリンピックファミリーの送迎の運転に当たりました。

最初は、運営が徹底していなかったせいか、なかなか出番が回って来ず、ずっと待機が続き「これなら仕事するか、家でゴロゴロしていた方が良かった」なと思っていた矢先、やっと飯綱のモーグルコースに行ってくれとの指令が出て、オランダから来たファミリーを乗せて現地に到着しました。

到着した途端に会場方向から、大きな歓声が湧き起こり、ラジオを入れると電波の受信状況が悪くよく聞こえず、周りの人から聞くと、どうやら日本人がメダルを獲得したらしいとのこと。

そして、その後モーグル競技で里谷多英さんが金メダルを獲得したということを知り、同じ会場にいたという感激に酔いしれました。
そして、送迎したオランダ人(名前忘れましたが、確かスケート競技で金メダリストの人が同じ名前の方がいました)から両手を出せと言われ、出したところ両手に余るくらいのピンバッジをもらいました。
当時は、競技場や駅前何処でもピンバッジ交換が行われており、中にはプレミアム価格で売買されるものもありました。
平昌でも同じ様な光景があるのでしょうか?何処のマスコミもあまり報じませんが懐かしく思い出されます。
当時、6歳の私の息子に「ピンバッジ、ピンバッジ」とうるさくせがまれたことが昨日の様です。息子も26歳を迎えますが覚えているでしょうか?


  
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Posted by 大屋誠 at 13:45Comments(0)プライベート

2018年02月13日

お祝い‼︎御嶽海関脇昇進

松本市内のホテルで御嶽海後援会主催の関脇昇進祝賀会が行われ出席しました。阿部知事を始め国会議員、市町村長など県内はもとより遠方から350人余りの方が参加した賑やかな会となりました。
雨宮実行委員長(JA県会長)さんや小島後援会長さんの挨拶、記念品の贈呈などのセレモニーがあり、御嶽海関、出羽海親方から今後の抱負が語られました。御嶽海本人は「上を目指すが、長い目で応援して」と少し控え目なコメントでしたが、秘めるものはしっかりと感じました。

同じテーブルの出羽海部屋の中立親方(出羽海親方の弟さん)に今後のことをお聞きすると、「ここまで来ると本人の感覚が一番、苦手の大きな力士にどう向かうかは、ある時突然分かると思う」というコメントをいただきました。

3月には、荒れるといわれる"大阪場所"が始まります。その後の5月場所に続き、ご当地場所ともいうべき"名古屋場所"と続きます。この3場所が一つの大きな飛躍を遂げる場所となることに期待したいと思います。

(会場入り口には、今まで歩んできた賞状等が飾ってありました。)





(今回送られる化粧回し等)





(三四郎さんのトークショー、木曽青峰高校時代に取材で訪れた時のエピソードも楽しく紹介していました。)




  
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Posted by 大屋誠 at 07:27Comments(0)御嶽海