2018年06月09日

長野県林業大学校創立40周年記念式典

あれから40周年ということを思うと感慨深いものがありました。長野県林業大学校が創設されたのは私が県職員の初任として勤務した旧木曽山林高校から転勤した二年後でしたが、当時、高校同窓会である蘇門会の役員の皆さんや高校関係職員が夜会議を連日行い、慌ただしく要望活動を展開していたのを今でも懐かしく思い出します。
ご承知のとおり地域の強い熱意が県を動かして現在に至っています。
卒業生は約700名余という事ですが、第一回生は県内はもとより、全国各地で活躍しています。40年という大学校の歴史の中で、グローバルな視点を重視したオーストリア研修など全国にある同様の林大のトップを走っています。

▽式典の様子(河合校長の式辞)



▽開校以来の功労に対し只木先生が表彰されました。現在は京都府立林業大学校校長を務めておられます。あと四日で84歳となられるそうですが、シャレの効いたお話しは年齢を感じさせません。



▽阿部知事との鼎談、林大グレードアップ推進協議会の信大植木先生、作家で森林ボランティアの浜田先生、南木曽町で木材業を経営されており、卒業生を多く受け入れている勝野社長さんがそれぞれ林業大学校の将来についてなどを話し合いました。これから求められる人物像としてマネージメント出来る人材、また、安全教育などへの取組みなど幅広い視点からの話がありました




  
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Posted by 大屋誠 at 14:49Comments(0)上松町

2018年06月09日

寝覚の床を美しくする会現地視察

昨日、寝覚の床を美しくする会の総会が開催されました。木曽八景の一つ"寝覚の床の夜雨"で知られ、浦島太郎伝説が残る寝覚の床の環境を守るため、町と周辺地域の皆さんで構成する会です。

総会に先立ち寝覚の床の現状について情報を共有し、これからにつなげて行くために公園を中心に視察をしました。トイレの問題や今は落石の恐れがある為立ち入り禁止となっている"裏寝覚"の遊歩道の実態などをともに見て現状について認識を共有する事が出来ました。
特に景観について話題があり、昔は寝覚の床が一望できた所でも雑木が繁り見えなくなっている、遊歩道から木曽川が見えにくく暗いといった指摘がありました。
県立公園なので木を切ってはならないという話を昔聞いたという参加者からの話が有りましたが、届出をして許可手続きを経れば出来ますと説明すると皆さんに納得して頂きました。
その後の総会の席において景観については森林環境税の活用も検討しながら進めていきたいとお話しをさせて頂きました。
皆さんからも積極的なご意見を頂き有意義な会となりました。

▽町営駐車場トイレの視察



▽遊歩道の様子(木曽川がほとんど見えません)



▽昔は寝覚の床の全景が見えましたが、手前の雑木により見えません。見えればビュースポットとなる事間違いありません。




  
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Posted by 大屋誠 at 08:52Comments(0)上松町