2021年11月21日
国保制度改善強化全国大会
19日、上京して3日目となりました。有楽町朝日ホールにおいて「国保制度改善強化全国大会」が行われ、県の首長を代表して生坂村藤沢村長とともに出席しました。
国保制度は日本が誇る『国民皆保険』制度の一翼を担うもので大変重要な役割を担っています。しかしながら、中高齢年齢の方が多く医療費が嵩むこと、被保険者の所得水準が低い、更には保険料(国保税)が高いことなど構造的な問題を抱えています。
大会では財政基盤の強化,新型コロナの影響が続く中で国保制度の運営安定と公立病院等の医療体制の強化などへの十分な支援、国保システムの次期更改、運用に当たっては国の責任において財政措置を講じることなど11項目を決議して大会を終えました。
大会後、三重県の亀井利克名張市長、末松則子鈴鹿市長、香川県の松永恭二市長とともに厚生労働省を訪れ要望活動を実施しました。
△大会の様子と福島靖正医療技官への要望


おまけ)
要望活動を終えて長野県東京事務所に立ち寄りました。所長室から夕焼けが映える富士山を見て思わずシャッターを切りました。
△こんな様子です。

△帰り際に東京事務所のショーウインドウ見ると大桑村のポスターが貼ってありました。各市町村が交替であるとの事でしたので、事務所次長に上松も宜しくとお願いしてまいりました。大桑村のキャラも紹介します。


国保制度は日本が誇る『国民皆保険』制度の一翼を担うもので大変重要な役割を担っています。しかしながら、中高齢年齢の方が多く医療費が嵩むこと、被保険者の所得水準が低い、更には保険料(国保税)が高いことなど構造的な問題を抱えています。
大会では財政基盤の強化,新型コロナの影響が続く中で国保制度の運営安定と公立病院等の医療体制の強化などへの十分な支援、国保システムの次期更改、運用に当たっては国の責任において財政措置を講じることなど11項目を決議して大会を終えました。
大会後、三重県の亀井利克名張市長、末松則子鈴鹿市長、香川県の松永恭二市長とともに厚生労働省を訪れ要望活動を実施しました。
△大会の様子と福島靖正医療技官への要望


おまけ)
要望活動を終えて長野県東京事務所に立ち寄りました。所長室から夕焼けが映える富士山を見て思わずシャッターを切りました。
△こんな様子です。

△帰り際に東京事務所のショーウインドウ見ると大桑村のポスターが貼ってありました。各市町村が交替であるとの事でしたので、事務所次長に上松も宜しくとお願いしてまいりました。大桑村のキャラも紹介します。


2021年11月21日
後藤厚労大臣への要望活動
全国治水砂防大会の後、厚生労働省の後藤茂之大臣を訪問し、令和6年4月に開所予定の老人ホーム「木曽寮」の建設に当たって要望活動をしました。
現在の木曽寮は急傾斜地にあり危険なこと、建設から58年が経過して老朽化して屋根の雨漏りや給排水施設の漏水などが深刻化しています。
広域連合で計画している事業ですが、適地の選定や施設の定員等の課題を調整しながら、現在の障害者施設“上松荘”の北隣に建設することで決定して進んでいます。
予算的には厚労省関係の予算はありませんが、各町村分担金が過疎債を充てる事や冷暖房について木質バイオマスを利用することで林野庁補助金の活用を計画してしていることを説明させていただきました。
その他にも治水砂防対策なども併せて要望させていただきました。本当に忙しい中でも、快く面会して頂き有難うございました。
△大臣室にて

現在の木曽寮は急傾斜地にあり危険なこと、建設から58年が経過して老朽化して屋根の雨漏りや給排水施設の漏水などが深刻化しています。
広域連合で計画している事業ですが、適地の選定や施設の定員等の課題を調整しながら、現在の障害者施設“上松荘”の北隣に建設することで決定して進んでいます。
予算的には厚労省関係の予算はありませんが、各町村分担金が過疎債を充てる事や冷暖房について木質バイオマスを利用することで林野庁補助金の活用を計画してしていることを説明させていただきました。
その他にも治水砂防対策なども併せて要望させていただきました。本当に忙しい中でも、快く面会して頂き有難うございました。
△大臣室にて

2021年11月21日
減災・防災への願い(全国治水砂防促進大会)
18日、東京都内の砂防会館において全国治水砂防協会主催の全国治水砂防促進大会が開催され出席しました。昨年は新型コロナ感染症流行の影響で行う事が出来なかったため、私が出席するのは4回目となります。
毎年、砂防予算の確保のためにこの時期に行いますが、近年相次いで発生している土石流や河川の氾濫など砂防や治水対策は最重要課題となっている事は言うまでもありません。
今年は当町宮戸沢において60年ぶりに家屋が全壊するという土石流が発生しましたが、全国では10月末現在で940件余り発生しているとのことで、近10年とそれ以前と較べると約1.5倍に増加しているとのことです。
発生件数上位5件の中で長野県は4位の58件が発生したとのことです。森林が多く、急傾斜地が多いという特性のある本県は、土石流、土砂崩れが発生しやすい状況にあります。
特に当町には木曽駒ヶ岳を源とする「滑川」など東側に位置する河川は、木曽山脈西縁断層帯が走っており、地層が非常に脆いという地質だそうです。
滑川は昨年、今年と土石流が発生していますが、第一砂防堰堤がしっかりと捕捉してくれています。それでも、近くに住んでいる方からは『大きな石の流れる音と振動で地震が来たようで怖かった』と仰っていました。
現在、“事前防災”という言葉がクローズアップされる様になりましたが、まさにその対策がしっかりと生きているものと思います。
滑川の遊砂工、下流部の床固工の他、板橋沢の砂防堰堤、大沢砂防堰堤の計画が進んでいます。国土交通省、砂防協会に一刻も早い事業の完成をお願いして活動を終えました。
△大会の様子

毎年、砂防予算の確保のためにこの時期に行いますが、近年相次いで発生している土石流や河川の氾濫など砂防や治水対策は最重要課題となっている事は言うまでもありません。
今年は当町宮戸沢において60年ぶりに家屋が全壊するという土石流が発生しましたが、全国では10月末現在で940件余り発生しているとのことで、近10年とそれ以前と較べると約1.5倍に増加しているとのことです。
発生件数上位5件の中で長野県は4位の58件が発生したとのことです。森林が多く、急傾斜地が多いという特性のある本県は、土石流、土砂崩れが発生しやすい状況にあります。
特に当町には木曽駒ヶ岳を源とする「滑川」など東側に位置する河川は、木曽山脈西縁断層帯が走っており、地層が非常に脆いという地質だそうです。
滑川は昨年、今年と土石流が発生していますが、第一砂防堰堤がしっかりと捕捉してくれています。それでも、近くに住んでいる方からは『大きな石の流れる音と振動で地震が来たようで怖かった』と仰っていました。
現在、“事前防災”という言葉がクローズアップされる様になりましたが、まさにその対策がしっかりと生きているものと思います。
滑川の遊砂工、下流部の床固工の他、板橋沢の砂防堰堤、大沢砂防堰堤の計画が進んでいます。国土交通省、砂防協会に一刻も早い事業の完成をお願いして活動を終えました。
△大会の様子
