2023年10月10日

豊明市議会との交流

 「やっとかめです」、これは豊明市議会の皆さん4日、四年ぶりに当町を訪問して頂いた折に私の挨拶の冒頭の言葉です。
 木曽の方言で「お久し振り」という意味で使われますが、この言葉は尾張の方言で豊明市でも使われていると思い、使ってみたら皆さん頷いておられました。文化的にも昔から繋がりがあったという事で、何故か親近感が湧きました。
 豊明市議会議員の皆さんは、4日から5日の予定で当町を訪問いただきました。豊明市とは平成14年11月12日に友好自治体宣言をし、これまで行政、議会、スポーツを通じた住民交流などにより親交を深めて来ております。
 また、平成28年5月には『災害時等相互応援に関する協定』を締結し、いざという時にお互いに支援する体制を取っています。
 これまでも議会において相互に訪問し交流を深めてきたところですが、新型コロナ感染症拡大を受けて訪問が中止となっていました。
 その間、両市町ともに議員さんが今年の春の統一地方選挙により改選され始めての交流となりました。豊明市議会から9人の議員さんに加え、小浮正典(こうき まさふみ)市長さん議会事務局など12人の方をお迎えしました。
 9人の議員の内7人の議員さんが新人ということでフレッシュな皆さんにお越しいただきました。
 議員の意見交換において「災害時において豊明市では議員のやる事について」との質問があり、小浮市長から「災害時においては行政は緊急的な対応に追われるので何もしない事として議会に理解を求めている」との説明があるなど、短い時間ながらも中身の濃い意見交換となりました。
△開会の様子。永井議長の左側から近藤ひろひで副議長、小浮市長


△皆さんと一緒に


 豊明市さんには当町と同じく生まれたお子さんに上松製の木製品をプレゼントする事業をして頂いております。
 翌日は公務のため私は一緒に行動出来ませんでしたが、自分の木製ネームプレートを作る体験をして頂き大変喜んで頂いたとの事でした。
  
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Posted by 大屋誠 at 10:16Comments(0)上松町

2023年10月10日

地域の願いを(国省庁への要望・提言活動始まる)

 本格的な秋を迎え、毎年の事ながら国省庁、国会議員への道路、治水、砂防などの要望・提言活動が始まりました。
 10月2日、さいたま新都心にある関東地方整備局の野坂周子道路部長さんを訪ね、長野県への補助金について理解と支援をお願いしました。
 昨年までは関東地方整備局には出向くことは無かったのですが、県関係の補助金については関東地方整備局が担当しているとの事で今回の要望となりました。
△野坂道路部長さんです。


 翌3日は南部国道連絡会の主催で地元選出の後藤茂之衆議院議員と農林水産大臣に就任したばかりの宮下一郎大臣との意見交換が行われました。
△意見交換会の様子


 また関係省庁である国土交通省、財務省の担当者及び地元選出国会議員事務所を訪ねて要望・提言活動を実施しました。
△国土交通省


△財務省



  
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Posted by 大屋誠 at 09:24Comments(0)上松町

2023年10月10日

いざという時のために(総合防災訓練)

 10月1日に令和5年度町総合防災訓練が実施されました。全町への情報伝達訓練と関係機関との連携に加えて今年は4年振りに一部地域の住民の皆さんにも実際に避難していただきました。
△訓練開始前の打合せ


 役場庁舎が新しくなってからの本格的な訓練となり、町長室横の防災会議室のモニターに映る町内各所の様子を消防委員を始め議員さんにも見ていただきました。
△モニターを見る皆さん


△防災室では情報が入る度に図面上に地点と状況について落として行きます。


 町建設協会の皆さんにも加わって頂き、応急復旧などについて調整して対応する訓練が実施されました。
△その様子です。


 指定避難所となったひのきの里総合文化センターでは、NTTさんにも災害時のいざという時の緊急電話の利用の仕方などのコーナーで分かりやすく説明して頂きました。また、当町で備えてある避難所の簡易テント、ダンボール製のベッドなどが展示され、寝心地など体験して頂きました。
△NTTの緊急時の電話の使い方コーナー


△B&G財団から寄付して頂いた避難所内でプライバシーに配慮したテント


 避難訓練の後、ホールにおいて木曽建設事務所の協力により防災講座が開かれました。
△講座の様子です。


 防災意識を高めるには災害を『我が事』とする事が重要です。上松町の『我が事』は昭和25年の大火だと思いますが、地球規模の気候変動により毎年のように大きな自然災害が発生しています。
 今年は島地区で防災マップの改定作業がありますが、多くの地区は地区防災マップは出来ていません。行政としては一刻も早い非難を呼びかけますが、急激な気象の変化や経験したことのない雨量などは行政の対応だけではカバー出来ないのも現実です。
 住民の皆さんのお互いの呼びかけも避難を行動に移すきっかけにもなります。また危険性の高いリスクのある場所について情報を共有しその場所から一刻も早く離れる行動を共に取れるという事も重要であり住民がお互いに知恵を出し合った防災マップは今後の防災意識を向上していく上では是非とも策定して行って貰いたいと思います。
 また、役場庁内でも連絡体制や情報共有の部分で今後検討する事も浮き彫りになって来た感がありますが、この課題を浮き彫りにする事が訓練の最も大きな目的だと思いますし、その積み重ねが大事だと改めて感じました。


  
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Posted by 大屋誠 at 08:40Comments(0)