2021年07月10日
中央アルプス山岳フォーラム
10日土曜日に駒ヶ根市で「中央アルプス山岳フォーラム」が開催されました。このフォーラムは昨年3月27日に中央アルプスが県立公園から国定公園に格上げを記念して行われる予定がコロナ禍で延期されていたものです。
ロビーには上松町の“寝覚の床”のパネル写真が飾られていました。寝覚の床は県立公園時代から飛び地として指定されています。同じ様に南木曽町の田立の滝も指定されています。
△ロビーの写真です。

伊藤祐三(駒ヶ根市長)実行委員会委員長から今回の中央アルプス国定公園の指定は、自然だけでなく、その裾野で育まれて来た歴史文化とともに指定された。山に残る雪形、そして流れ出る水など多くの恩恵を得て来たことなども含めて国定公園としての指定となったなどの挨拶がありました。
△伊藤委員長の挨拶

△顧問の阿部知事の挨拶

△駒ヶ根市と宮田村の3人の中学生が未来に向けたメッセージを朗読

この後、基調講演がありプロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さんと三浦豪太さんから講演頂きました。三浦雄一郎さんは70歳で初めてエヴェレストに登頂、その後、75、80歳と三回登頂に成功しています。初めて登った70歳の時には生活習慣病であった事、75歳の時には不整脈(心房細動)を乗り越えての登頂であったとのことなどエピソードを話されました。
残念ながら写真撮影はご遠慮下さいとの事でありませんが、最近、頸椎を痛めたとの事で車椅子での登場でしたが、声もとてもハリのある声でお元気な様子でした。
ロビーには上松町の“寝覚の床”のパネル写真が飾られていました。寝覚の床は県立公園時代から飛び地として指定されています。同じ様に南木曽町の田立の滝も指定されています。
△ロビーの写真です。

伊藤祐三(駒ヶ根市長)実行委員会委員長から今回の中央アルプス国定公園の指定は、自然だけでなく、その裾野で育まれて来た歴史文化とともに指定された。山に残る雪形、そして流れ出る水など多くの恩恵を得て来たことなども含めて国定公園としての指定となったなどの挨拶がありました。
△伊藤委員長の挨拶

△顧問の阿部知事の挨拶

△駒ヶ根市と宮田村の3人の中学生が未来に向けたメッセージを朗読

この後、基調講演がありプロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さんと三浦豪太さんから講演頂きました。三浦雄一郎さんは70歳で初めてエヴェレストに登頂、その後、75、80歳と三回登頂に成功しています。初めて登った70歳の時には生活習慣病であった事、75歳の時には不整脈(心房細動)を乗り越えての登頂であったとのことなどエピソードを話されました。
残念ながら写真撮影はご遠慮下さいとの事でありませんが、最近、頸椎を痛めたとの事で車椅子での登場でしたが、声もとてもハリのある声でお元気な様子でした。
2021年07月09日
水とダムについて考える
今日は予めの予定だけでも3組の来訪客があり、いろいろなお話を伺う貴重な時間となりました。その中のお一人に国土交通省中部地方整備局木曽川水系ダム統合管理事務所の渡邊信也所長さんが岐阜市から遠路のところをお越し頂きました。
木曽川水系ダム統合管理事務所は、この4月に発足したばかりの新しい部署です。木曽川水系とはいわゆる“木曽三川”(木曽川、長良川、揖斐川)の水系を指します。
木曽三川は中部地方の暮らし、経済、産業、社会、文化と密接に関連しており、その水を管理することは地域にとってもとても重要です。
今はリアルタイムで豪雨の警戒をしなければならないですが、この木曽三川は過去に幾多の豪雨による災害を起こしています。その一方で、人々の暮らし、農業生産、社会経済活動に必要不可欠な水を供給してくれています。
その水を利用して用水、発電に利用する「利水」、氾濫を抑止する「治水」、そして両方の機能を持った「多目的」などこの水系には37ものダムがあります。管理者が国、県、水資源、発電事業者など幅広く、我が国でも最も多い管理者数と言われています。
以前ブログでも取り上げたことがありますが、木曽川の増水対応で、「台風などである程度大雨が降った時に事前に放流できないか」という意見が首長から調整会議の席上出た時には「それぞれの目的があって難しい」との回答があり、解決の難しさを感じていました。
ところが2019年10月の台風災害を受け、政府からダムを管理する関係機関、会社等に対して調整するようにトップダウン(当時の菅官房長官)により、全国各地のダムにおいて事前放流について協定が急きょ締結されました。
そんな経過を経て、それを統合して管理するのが渡邊所長さんの部署です。37もの多くのダム管理者により管理されているのは木曽川水系だそうです。
渡邊所長さんから所全体の事業概要の説明を受けるとともに、去る5月21に発令された土砂災害警戒情報時において、地元町村、県と連携して木祖村味噌川ダムの貯水量を調整して下流域の増水を防ぎ、その役割を果たしたという事について説明を受けました。また、市町村と連携して治水に取り組んでいきたいと申し出があり、これについて是非ともお願いしたいと話しました。
また、出来れば木曽川の管理についても上流から下流まで国が直轄で出来ないかなどの意見交換をいたしました。
△渡邊所長さん

木曽川水系ダム統合管理事務所は、この4月に発足したばかりの新しい部署です。木曽川水系とはいわゆる“木曽三川”(木曽川、長良川、揖斐川)の水系を指します。
木曽三川は中部地方の暮らし、経済、産業、社会、文化と密接に関連しており、その水を管理することは地域にとってもとても重要です。
今はリアルタイムで豪雨の警戒をしなければならないですが、この木曽三川は過去に幾多の豪雨による災害を起こしています。その一方で、人々の暮らし、農業生産、社会経済活動に必要不可欠な水を供給してくれています。
その水を利用して用水、発電に利用する「利水」、氾濫を抑止する「治水」、そして両方の機能を持った「多目的」などこの水系には37ものダムがあります。管理者が国、県、水資源、発電事業者など幅広く、我が国でも最も多い管理者数と言われています。
以前ブログでも取り上げたことがありますが、木曽川の増水対応で、「台風などである程度大雨が降った時に事前に放流できないか」という意見が首長から調整会議の席上出た時には「それぞれの目的があって難しい」との回答があり、解決の難しさを感じていました。
ところが2019年10月の台風災害を受け、政府からダムを管理する関係機関、会社等に対して調整するようにトップダウン(当時の菅官房長官)により、全国各地のダムにおいて事前放流について協定が急きょ締結されました。
そんな経過を経て、それを統合して管理するのが渡邊所長さんの部署です。37もの多くのダム管理者により管理されているのは木曽川水系だそうです。
渡邊所長さんから所全体の事業概要の説明を受けるとともに、去る5月21に発令された土砂災害警戒情報時において、地元町村、県と連携して木祖村味噌川ダムの貯水量を調整して下流域の増水を防ぎ、その役割を果たしたという事について説明を受けました。また、市町村と連携して治水に取り組んでいきたいと申し出があり、これについて是非ともお願いしたいと話しました。
また、出来れば木曽川の管理についても上流から下流まで国が直轄で出来ないかなどの意見交換をいたしました。
△渡邊所長さん

2021年07月08日
砂防事業の推進
7日は七夕でした。全国的には、あいにくの雨で「天の川」も見えなかったのではないでしょうか。
同じ“川”でも大変な状況になっている所があります。静岡県熱海市では土石流が発生し、亡くなられた方、それに今なお行方不明の方が20名おられるという災害になっています。また、山陰地方の島根県、鳥取県においては線状降水帯による豪雨で河川の氾濫により約30万人以上に避難指示が出ています。
治水砂防事業の重要性が増しています。そのような中「木曽南部直轄砂防事業推進協議会総会」が開催されました。昨年度の総会は当日が豪雨で構成3町村が対応に追われたため中止となり、2年ぶりに多治見砂防国道事務所や長野県土木関係者が集まっての総会となりました。
加藤仁志多治見砂防国道事務所長さんから本年度の事業概要に加え、熱海市で起きた土石流について現段階で分かっていることについて説明がありました。
△加藤所長さんの概要説明の様子です。

当町の関係では、滑川遊砂工、十王沢第3砂防堰堤、板橋沢第1砂防堰堤、倉本大沢砂防堰堤、滑川下流床固工群などの工事が予定されています。
事前防災の重要性が言われて久しいですが、こうした国直轄事業により住民の皆さんの安全と安心が守られている事に国、県の関係者の皆さんに厚くお礼申し上げます。
同じ“川”でも大変な状況になっている所があります。静岡県熱海市では土石流が発生し、亡くなられた方、それに今なお行方不明の方が20名おられるという災害になっています。また、山陰地方の島根県、鳥取県においては線状降水帯による豪雨で河川の氾濫により約30万人以上に避難指示が出ています。
治水砂防事業の重要性が増しています。そのような中「木曽南部直轄砂防事業推進協議会総会」が開催されました。昨年度の総会は当日が豪雨で構成3町村が対応に追われたため中止となり、2年ぶりに多治見砂防国道事務所や長野県土木関係者が集まっての総会となりました。
加藤仁志多治見砂防国道事務所長さんから本年度の事業概要に加え、熱海市で起きた土石流について現段階で分かっていることについて説明がありました。
△加藤所長さんの概要説明の様子です。

当町の関係では、滑川遊砂工、十王沢第3砂防堰堤、板橋沢第1砂防堰堤、倉本大沢砂防堰堤、滑川下流床固工群などの工事が予定されています。
事前防災の重要性が言われて久しいですが、こうした国直轄事業により住民の皆さんの安全と安心が守られている事に国、県の関係者の皆さんに厚くお礼申し上げます。
2021年07月04日
65歳の手習(第38回公民館研究集会)
3日土曜日、公民館と社会体育館において第38回公民館研究集会が行われました。受付での検温、マスク着用はもとより、全体会を無くして時間短縮を図るなど新型コロナ感染予防対策を講じながらの開会となりました。
私は第一分科会の“美文字講座”に参加しました。他に第二分科会では、地域おこし協力隊員の小島、桐井両隊員の指導による『スマホスタンドをつくろう』という講座では木製のスマホのマイスタンドつくりに参加者は挑戦していました。
上松は木の里ではありますが、なかなか普段は木工をしない女性の方も多く、楽しみながらオリジナルのスタンド作製を黙々とやりほとんどの方が時間内に完成して成果を家にお土産で持って帰ったとの事でした。
△第二分科会の様子です。

第三分科会ではパラリンピックの正式種目である『ボッチャ体験会』が社会体育館で行われていました。体育館に入っていくと多くの人の笑い声が聞こえてきました。ボッチャという競技があることは知ってはいましたが、初めに投げる白いボールに対していかに近く、赤、青の自チームボールを近づけていくのかを競うスポーツである事から、何となく氷上のチェスといわれる“カーリング”に似た競技だと思いました。障がい者でも子どもで大人も楽しめるとの事ですが、相当に奥行きが深いゲームと拝見させて頂きました。参加者から「町長も見とらんでやらん」と誘われましたが、分科会の途中で抜けて来たので「またお願いします」と言って元の第一分科会に戻りました。最近頭を使う難しそうな事を敬遠する傾向にある?んかな。
△第三分科会の様子

第一分科会では『美文字講座』という何とも惹かれる分科会名の講座をシニア大学木曽学部を取り仕切っている増沢正彦先生が講義してくれます。『美』という言葉に惹かれるのは老若男女共通だと思いますが、ましてや普段使う文字が綺麗に書ける?大人の雰囲気に書ける?これほど嬉しいことはありませんじゃないですか。
△時折、ウイットに富んだお話を混ぜながら進める増沢先生の講義は楽しい雰囲気でした。

“ひらがな”は、漢字から来ているものであり、それを頭に入れて書くと自然と綺麗な文字になるとの事に、自分が小学校の頃にそいう事教えてくれたらもっと「はじ」という字を書かなくて済んだかもしれない、何てことを思いましたが、きっと言われたとしても覚えようとしたのかは分かりません。
△その時の様子です。「は」と「ほ」の最後の曲がりはパソコンの字では同じですが、漢字から派生した元の字が違うので微妙に違うとの事です。

また、漢字では筆順をしっかりと覚えておいて書くことも重要との事、私の名前『誠』はごんべんに「成」と書きます。この「成る」の一画目が左のハライから書くということを知ったのは成人して相当経ってからのことです。こうして間違えて覚えているケースが相当あるようで、今回、先生から示された漢字の第一画目を書くたびに参加者からは「ほ〜」と言ったため息ともなんとも言えない声にならない声が上がっていました。
因みに出たのはこんな漢字上松町の「上」、長野県の「長」、「馬」「飛」、「発」「必」などですが、先生によればパーフェクトに答えれる人はほとんどいないそうです。
最近になって私に揮毫の依頼があり、自分の名前が出ない事を条件に恥ずかしくも書いたのですが、パソコンが普及し、自分で書く事自体が少なくなるなかで、これから綺麗な大人の字を書ける人は尊敬に値する人だと思うようになりました。この講座もっと早くやって欲しかったと思う次第です。
自筆といえば結婚式の受付で自書する際は緊張しますが、せめて自分の名前を恥ずかしくなく書けるようにと日々精進しなければと誓いました。
私は第一分科会の“美文字講座”に参加しました。他に第二分科会では、地域おこし協力隊員の小島、桐井両隊員の指導による『スマホスタンドをつくろう』という講座では木製のスマホのマイスタンドつくりに参加者は挑戦していました。
上松は木の里ではありますが、なかなか普段は木工をしない女性の方も多く、楽しみながらオリジナルのスタンド作製を黙々とやりほとんどの方が時間内に完成して成果を家にお土産で持って帰ったとの事でした。
△第二分科会の様子です。

第三分科会ではパラリンピックの正式種目である『ボッチャ体験会』が社会体育館で行われていました。体育館に入っていくと多くの人の笑い声が聞こえてきました。ボッチャという競技があることは知ってはいましたが、初めに投げる白いボールに対していかに近く、赤、青の自チームボールを近づけていくのかを競うスポーツである事から、何となく氷上のチェスといわれる“カーリング”に似た競技だと思いました。障がい者でも子どもで大人も楽しめるとの事ですが、相当に奥行きが深いゲームと拝見させて頂きました。参加者から「町長も見とらんでやらん」と誘われましたが、分科会の途中で抜けて来たので「またお願いします」と言って元の第一分科会に戻りました。最近頭を使う難しそうな事を敬遠する傾向にある?んかな。
△第三分科会の様子

第一分科会では『美文字講座』という何とも惹かれる分科会名の講座をシニア大学木曽学部を取り仕切っている増沢正彦先生が講義してくれます。『美』という言葉に惹かれるのは老若男女共通だと思いますが、ましてや普段使う文字が綺麗に書ける?大人の雰囲気に書ける?これほど嬉しいことはありませんじゃないですか。
△時折、ウイットに富んだお話を混ぜながら進める増沢先生の講義は楽しい雰囲気でした。

“ひらがな”は、漢字から来ているものであり、それを頭に入れて書くと自然と綺麗な文字になるとの事に、自分が小学校の頃にそいう事教えてくれたらもっと「はじ」という字を書かなくて済んだかもしれない、何てことを思いましたが、きっと言われたとしても覚えようとしたのかは分かりません。
△その時の様子です。「は」と「ほ」の最後の曲がりはパソコンの字では同じですが、漢字から派生した元の字が違うので微妙に違うとの事です。

また、漢字では筆順をしっかりと覚えておいて書くことも重要との事、私の名前『誠』はごんべんに「成」と書きます。この「成る」の一画目が左のハライから書くということを知ったのは成人して相当経ってからのことです。こうして間違えて覚えているケースが相当あるようで、今回、先生から示された漢字の第一画目を書くたびに参加者からは「ほ〜」と言ったため息ともなんとも言えない声にならない声が上がっていました。
因みに出たのはこんな漢字上松町の「上」、長野県の「長」、「馬」「飛」、「発」「必」などですが、先生によればパーフェクトに答えれる人はほとんどいないそうです。
最近になって私に揮毫の依頼があり、自分の名前が出ない事を条件に恥ずかしくも書いたのですが、パソコンが普及し、自分で書く事自体が少なくなるなかで、これから綺麗な大人の字を書ける人は尊敬に値する人だと思うようになりました。この講座もっと早くやって欲しかったと思う次第です。
自筆といえば結婚式の受付で自書する際は緊張しますが、せめて自分の名前を恥ずかしくなく書けるようにと日々精進しなければと誓いました。
2021年07月03日
ホーホーホ〜タル来い!!
2日夜、下河原のホタル鑑賞会があり木曽川右岸道路沿いにある下河原公園に出かけました。
△下河原公園

鑑賞会は7時30分からで少し前に到着しました。既に地元出身の町職員のY係長がボランティアでテントを張り、その中には子供達のために綿菓子製造機をセットしていました。
△テントです。

7時が過ぎ、辺りは徐々に暗くなって来ましたがホタルが何処にいるのか全く分かりません。公園の西側に1mくらいの小川が流れており、ホタルはそこが生息地となっています。
△小さな川ですが、時折、ヤマメが泳いでいる姿も見えます。

7時半過ぎに町から送迎バスが来て鑑賞会の開会行事が始まりました。守る会の久保田会長、羽毛田観光協会長さんからホタルが棲んでいる上松の自然を愛して誇りに思って欲しいという挨拶がありました。また、長野県でホタルの研究をしている井口豊先生も来訪され、「この下河原のホタルは長野県の中においても本当に貴重な存在、大切に保存していってもらいたい。上松でこの他にも生息地があれば情報を頂きたい」と訴えておられました。参加者は40人ほど参加されました。
7時33分、私の隣にいた方が「あっ!光った!」という声を皮切りに川沿いにあちこちで次々に光出し、「あっあそこに光った‼︎」などの声が上がっていました。
昨年はコロナ禍の影響や大雨で中止となったイベントですが、この貴重な場所をどう守っていくかが課題です。老人クラブ、近隣の福祉団体、学校等、そして行政が一体となった水辺環境を守る活動が必要となって来ます。
下河原公園のホタルは「ゲンジボタル」です。発光時間は平家ホタルより長いので、飛んで光っている時は流れ星が曲線を描き流れるようでとっても幻想的です。
7月中旬までは楽しむ事ができると思います。また時間的には7時半頃から9時くらいが見頃ですので、知らなかった方は是非とも見ていただきたいと思います。
追伸
私のカメラではホタルの様子撮れなかったので是非ご自分の目でお確かめを、また、絶対に採集しないようにお願いします。
△下河原公園

鑑賞会は7時30分からで少し前に到着しました。既に地元出身の町職員のY係長がボランティアでテントを張り、その中には子供達のために綿菓子製造機をセットしていました。
△テントです。

7時が過ぎ、辺りは徐々に暗くなって来ましたがホタルが何処にいるのか全く分かりません。公園の西側に1mくらいの小川が流れており、ホタルはそこが生息地となっています。
△小さな川ですが、時折、ヤマメが泳いでいる姿も見えます。

7時半過ぎに町から送迎バスが来て鑑賞会の開会行事が始まりました。守る会の久保田会長、羽毛田観光協会長さんからホタルが棲んでいる上松の自然を愛して誇りに思って欲しいという挨拶がありました。また、長野県でホタルの研究をしている井口豊先生も来訪され、「この下河原のホタルは長野県の中においても本当に貴重な存在、大切に保存していってもらいたい。上松でこの他にも生息地があれば情報を頂きたい」と訴えておられました。参加者は40人ほど参加されました。
7時33分、私の隣にいた方が「あっ!光った!」という声を皮切りに川沿いにあちこちで次々に光出し、「あっあそこに光った‼︎」などの声が上がっていました。
昨年はコロナ禍の影響や大雨で中止となったイベントですが、この貴重な場所をどう守っていくかが課題です。老人クラブ、近隣の福祉団体、学校等、そして行政が一体となった水辺環境を守る活動が必要となって来ます。
下河原公園のホタルは「ゲンジボタル」です。発光時間は平家ホタルより長いので、飛んで光っている時は流れ星が曲線を描き流れるようでとっても幻想的です。
7月中旬までは楽しむ事ができると思います。また時間的には7時半頃から9時くらいが見頃ですので、知らなかった方は是非とも見ていただきたいと思います。
追伸
私のカメラではホタルの様子撮れなかったので是非ご自分の目でお確かめを、また、絶対に採集しないようにお願いします。
2021年07月02日
シニア大学赤沢講座
今日、赤沢自然休養林において長野県シニア大学木曽学部1学年の移動講座が開催され挨拶に伺いました。
昨年はシニア大学の活動自体がコロナ禍の影響で中止となり、2年ぶりの開催となりました。
△平林木曽学部長(木曽保健所副所長)さんの挨拶です。

赤沢自然休養林は自然休養林として昭和44年に指定され、昭和57年に第一回森林浴大会が開催されちょうど40年周年を迎えます。
赤沢には日本遺産に登録されたコンテンツともなった「森林鉄道」が走っています。今日は皆さん乗車するとの事で楽しみにしておられました。
梅雨時の雨が降るあいにくの天気でしたが、森林浴が森の中のフィトンチッドを浴びるのが免疫力が高まるという事が言われております。このフィトンチッドは新緑の雨の日が多く出るという事が言われていますので、まさにこの時期、この天候が一番ですと挨拶させて頂きました。
開会行事に続き、青木正伸木曽森林管理署長さんから“木曽式伐木運材図会』について講義がありました。
△その様子です。

昨年はシニア大学の活動自体がコロナ禍の影響で中止となり、2年ぶりの開催となりました。
△平林木曽学部長(木曽保健所副所長)さんの挨拶です。

赤沢自然休養林は自然休養林として昭和44年に指定され、昭和57年に第一回森林浴大会が開催されちょうど40年周年を迎えます。
赤沢には日本遺産に登録されたコンテンツともなった「森林鉄道」が走っています。今日は皆さん乗車するとの事で楽しみにしておられました。
梅雨時の雨が降るあいにくの天気でしたが、森林浴が森の中のフィトンチッドを浴びるのが免疫力が高まるという事が言われております。このフィトンチッドは新緑の雨の日が多く出るという事が言われていますので、まさにこの時期、この天候が一番ですと挨拶させて頂きました。
開会行事に続き、青木正伸木曽森林管理署長さんから“木曽式伐木運材図会』について講義がありました。
△その様子です。

2021年07月01日
社明(しゃめい)運動
件名は“社明」と略して言うことが多いのでそのように書きましたが正式には「社会を明るくする運動」といいます。
犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、安全で安心な地域社会を築くという崇高な理念の下に行われている運動です。
主に保護司や更生保護女性会などの皆さんが中心となって活動しており、7月1日から運動がスタートし、今日は街頭啓発を実施したと聞きました。
△村上正雄会長さんから菅総理大臣からの協力要請文を受領いたしました。


*黄色い羽根(金属製ですが)が運動のシンボルです。
新型コロナ感染症流行以来、何かと暗い話題が多く心も暗くなりがちな所もありますが、こうした皆さんが地域社会を支えて頂いていることに感謝です。
犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、安全で安心な地域社会を築くという崇高な理念の下に行われている運動です。
主に保護司や更生保護女性会などの皆さんが中心となって活動しており、7月1日から運動がスタートし、今日は街頭啓発を実施したと聞きました。
△村上正雄会長さんから菅総理大臣からの協力要請文を受領いたしました。


*黄色い羽根(金属製ですが)が運動のシンボルです。
新型コロナ感染症流行以来、何かと暗い話題が多く心も暗くなりがちな所もありますが、こうした皆さんが地域社会を支えて頂いていることに感謝です。