2017年10月15日

那智勝浦町訪問(その2)

ほぼ予定どおりに那智勝浦町に到着し、寺本町長さん他職員の皆さんの歓迎を受け、最初の訪問先である"那智勝浦町土砂災害啓発センター"を訪問した。

このセンターは、今から6年前の平成23年に那智勝浦町を突如襲った豪雨災害の記憶を後世に伝えるために国、県により開設された施設である。
亡くなった方が18名、行方不明者1名という甚大な災害であった。ご存知の方もいると思うが、寺本町長さんご自身も奥様、娘さんを亡くされている。

「ここで、まさかこんな事が起きるとは」というのが、その時の住民の皆さんが感じた事だそうです。当町は、近年大きな災害は起きていませんが、
そうした事が全国で起きるという時代に入って来ていることを、いつも肝に銘じておく必要があります。

災害から6年余り経ち、河川の改修なども進んでいましたが、まだ生々しい傷跡も残っていました。

(センター入り口)



(土石流が発生するメカニズムの説明)



(子供たちが描いた友達との思い出)




  
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Posted by 大屋誠 at 21:21Comments(0)上松町

2017年10月15日

那智勝浦訪問(その1)

先週13〜14日にかけて町議会議員の皆さんに同行させて頂き、和歌山県那智勝浦町を訪問しました。那智勝浦町とは昭和60年に友好都市協定を締結し、以来、32年の長きに亘って行政、議会、町民など様々な交流を通じて友好を深めて来ている。
昨年、両町の間で災害応援協定も結ばれ、更に絆を深めている。その訪問の様子を3回に分けてお伝えしたい。

上松から那智勝浦町までは車で休憩しながら行くと7時間程かかるが、これでも昔よりは高速道路の延伸により速くなったとのことである。
実は私は四十年くらい前に初めての職員旅行で訪れたことがあり、再訪を楽しみにしていた。

途中、伊勢神宮に参拝させて頂いた。何度も参拝しても静寂な中に凛とした佇まいがある境内は心が還って来たという雰囲気にさせていただく。今月28日には伊勢神宮の斧入れ式が当町内で執り行われこともあり格別な気分での参拝であった。

(いつもながら参拝する方の流れが絶えない)



(伊勢神宮というが正式には"神宮"のみである)



(橋の袂には前回の遷宮において使用された奉仕団の旗が靡いていました)




  
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Posted by 大屋誠 at 20:52Comments(0)上松町

2017年10月11日

あおぞら自転車町長室(特産品開発センター)

今日は、ライスセンターの近くの特産品開発センターにも行って来ました。

最近できた味噌工場も見せて貰いましたが、二日に一度は仕込むとの事で、売行きも町内のスーパーや小売り業者さんに下ろして好調とのことでした。
仕込み1年目と2年目以後の温度管理の違いもあり、難しいとお聞きしました。

地元上松産の大豆を使っているという商品の特長の売りもあり、都会の一度食べた方からも注文が来るとの事、今後、どのように展開していくかが課題となってくるものと思います。

また、惣菜加工場も見させて頂きました。味噌造りが新しいところに移転したので、惣菜を作るスペースも広くなって余裕が出来たとのことでした。
春のほうば巻きは、多い時には、27、,000個も作ったとの事でした。朴葉の葉も地元産でまかなっており、上松産にこだわっているとのお話しをお聞きしました。

餅もセンターの主要産品ですが、年末で1日多い時で500kg生産しているとの事で、フル稼働だそうです。
「段々、私たちも歳取って来て・・」と仰ってましたが、まだまだお元気ですのでさらなる特産品開発を期待しています。
今後、HPの立ち上げも準備しているとのこと、どうやって売っていくかが課題ですが、町内の観光業者、宿泊施設ともっと連携した取り組みが出来れば大きな伸びしろがあるものと思いました。

(玄関先にて)



(ゆっくりと熟成中の味噌)



(小学生の朴葉巻き作り体験のお礼)



  
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Posted by 大屋誠 at 15:43Comments(0)上松町

2017年10月11日

あおぞら自転車町長室(ライスセンター)

夏を思わせる陽が射す秋空の下、西小川のライスセンターへ自転車町長室でお邪魔しました。
収穫の秋真っ盛り、ライスセンターでは、持ち込まれた米を選別し、出荷する作業が行われていました。玄米を袋詰めされたお米を農協の職員が手早く選別し、水分を計測し、米の色艶、更には粒が揃っているかなどチェックして等級を付けていました。

毎年の事ですが、丹念に育ててきた農家の方の苦労が報われる瞬間かと思いました。自家で処理するもの、農協に出荷するものに分けられ、作業は来月中旬まで続くとのことで毎日のようにこのセンターに主に町内で産出された大量の米が持ち込まれてくるとの事でした。

それにしても、湯水のように流れる大量の米の中から一瞬でカメムシに喰われた米を風圧で弾き出すハイテクな機械はテレビで見て知ってはいましたが、実際に見ていると楽しいくらいの感動を覚えました。これにより、コメの等級別にも大きく影響するとの事でした。

説明いただいた機械化組合のSさん、農協の皆さん忙しいところ本当に有難うございました。

(ライスセンター前です)



(農協職員が等級別の検査をしています)





(持ち込まれた米の投入口です)


(3つ並んだ機械で乾燥します)


(細かい石を除いた後、この機械でカメムシに喰われた米を瞬時に吹き飛ばして出して来ます)


(長野米として出荷されます)






  
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Posted by 大屋誠 at 15:00Comments(0)上松町

2017年10月09日

秋の赤沢ウオーキング

この3連休は、初日の午前中を除き、近年久し振りに天気に恵まれました。昨日は、国道を行き交う車やオートバイなども多く、木曽の秋の紅葉を見ようと来訪された方も多かったとのではと感じました。

そのような秋晴れの中、昨日、赤沢自然休養林において秋のウオーキング大会が開催されました。北は東北の宮城県から、南は三重県からなど約80名の方が紅葉が始まった赤沢を満喫すべく元気に3つのコースに分かれてスタートして行きました。

ヒノキの巨木が多く聳え立つ千本立など普段は入れないコースも設定されており、楽しまれたものと思います。また、今年は林内でヨガを体験するコースも新たに出来、若い女性の姿が多くなったと感想をもらす常連さんもいらっしゃいました。

こうした新たな取り組みが新しい赤沢の魅力を引き出してくれるものと期待するものです。
ボランティア、森林管理署の皆さん、観光協会の皆さんお疲れ様でした。

(開会式に集まった皆さん)


(今時の山ガールの様に装備はバッチリです)



  
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Posted by 大屋誠 at 16:35Comments(0)上松町

2017年10月08日

久しぶり町民運動会

3年連続で天候が悪く中止となっていた町民運動会が開催されました。一昨日まで雨が降っていましたが、気持ちのいい秋風を感じて上松中学校の吹奏楽の生演奏に合わせ、太郎ちゃん、美林ちゃんを先頭に入場行進をしました。

今年は、大相撲の御嶽海関に因んだ種目なども新たに加わったとのことです。
私は、赤沢ウオーキングがあり、国道19号桜沢のトンネル着工式も有り、中抜けしましたが、最後の男子人生リレーに間に合いました。

私に出場をと気を遣って?くれる人もいましたが、昨年秋に足のふくらはぎの筋肉を痛い目にあった経験も有りましたので丁重にお断りしました。私の代わりに教育長に出ていただいた所、素晴らしい走りを見させていただきました。

(準備に忙しい皆さん)



(入場行進です。太郎ちゃん、美林ちゃんも嬉しそうです)



(中学校の皆さんの吹奏楽)



(皆さんで上松体操)



(最後の人生リレーです。日頃、生徒に走れ!走れ!と言っている監督ですが、頑張って自ら手本を見せました)



  
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Posted by 大屋誠 at 12:37Comments(0)上松町

2017年10月07日

白凛祭(木曽看護専門学校祭)

今日、木曽看護専門学校の学園祭に行って来ました。今回で3回目を迎えるイベントですが、地域の皆さんや学生の御家族などで賑わっていました。

今年の3月、初めての卒業生を送り出したのですが、年一回の国家試験を通らないと看護師としての資格を得ることが出来ません。その試験は領域別に合格点に達しないと、言い換えると一つの領域を落とすと他がいくら良くても合格にならないという難関です。

木曽看護は第1期卒業生の全員が一発合格したとの事で学校の輝かしい歴史を切り拓いて頂き来ました。これは学生ご本人も大変であったと思いますが、それを支えて頂いた先生方やご家族、木曽病院を始めとした実習を受け入れてくれた関係者のお陰であると思います。

今日はオープンキャンパスも有り、50人を超える方が家族共々熱心に聞き入っていました。地域医療の現実は厳しいものがありますが、木曽看護専門学校に寄せる期待は木曽だけでなく、県内でも高まっています。
若い学生が今までの成果を学園祭で発表されている姿を見て心強く思いました。

(学園祭入り口)



(実習で使う人形を使った体験コーナー)



(心臓の音を聴診器で聞いいます)



  
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Posted by 大屋誠 at 13:45Comments(0)プライベート

2017年10月05日

木曽悠久の森現地検討会に同行

昨日、一昨日の二日間、木曽悠久の森植生管理専門部会に同行して現地検討会にオブザーバーで参加しました。
心配された前日までの雨も上がり二日間とも晴れで爽やかな秋風が吹く中でしたが、久しぶりの急な山登りに汗が出てきました。いつものデスクの上での仕事と比べると体のためには良いようで夜もぐっすりと眠ることが出来ました。

木曽悠久の森は、世界的にも貴重な温帯性針葉樹林を厳格に保存、復元するため、木曽の国有林16,579haに設定されたものです。
現在、中部森林管理局が守り育てていく取り組みを大学教授や自然保護団体の方などから様々な意見を聞きながら進めています。
門外漢の私ですが、県職員時代に自然保護課に勤務していたり、今回の検討会の現地が高校時代に生物部で王滝村の三浦(みうれ)ダムにも行ったこともあり、懐かしさとその移り変わりを視察したくて同行させていただきました。

天然林への復元は、笹の影響で稚樹が育たない、或いは強い風の影響、伐採の割合、土壌など考えられる様々な要因を考えながら検討されます。数百年後に、今いるところが大樹がそびえる森になることを関係する人それぞれが思い描き真剣な眼差しで検討されていました。
私は、森の中で動物や植物も多様な生き方をしている様を想像すると束の間の安息を感じました。

とにかく、こうした取り組みは継続した活動が求められており、それは、結局、私たちや子供たち更にはその先の子孫に美味しい水や普段は感じていない空気、美しい山々の風景、治山・治水など多面的、多機能な恩恵をもたらしてくれるものと思います。

(無立木地(むりゅうぼくち)の様子)
*稚樹(ちじゅ)が育たず、笹が覆っていますが、よく見ると笹の中に稚樹が見えてます)




(御嶽山も全容を見せてくれました。いつも見るなだらかな姿ではなく、火口が見える荒々しい雰囲気です。)





  
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Posted by 大屋誠 at 07:48Comments(0)上松町

2017年10月01日

保育園運動会

秋晴れの下、上松保育園運動会が開催されました。園児の元気な姿に保護者の皆さん、祖父母などご家族の皆さんに加えて多くの地域の皆さんもご来場頂き楽しいひと時を過ごしました。
子供たちの成長は眼を見張るものがあり、つい半年前に入園した子どもも、年中組、年長組さんもそれぞれきちんとそれらしい顔に逞しくなって来ました。
(入場行進です。緊張気味かな?


(未満児も精一杯頑張ります)


  
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Posted by 大屋誠 at 08:43Comments(0)上松町