2018年04月21日

全国優良材製品展示市

木曽官材市売で全国優良国産材製品展示会が開催され、全国から関係者の皆さんが多く参加して開催されました。
昨年度は樹齢80年以上のカラマツを"信州プレミアムカラマツ"として売り出すなどの新しい動きも出ています。また、ヒノキも人工林のものが市場に出回って来ております。
稚樹を植え、森林を育て管理すること、そして、それを使えるように加工することなど木材にかかる技や培われて来た知恵は我が国が諸外国に誇れるものです。残念な事にそうしたことに対する国民の評価や敬意の念というのが低い気がします。
昔、 技術専門校にフィンランドの技術専門機関の校長先生と木材加工の担当先生が来訪された際、削り取った"木の華"の薄さのカンナの削りの技を見て大変驚いたことを思い出します。
丸太を製材するにも出来る限り無駄にしないようにするのも、出来上がった柱材も自然にあった時と同じ向きで使うのが良いという事や建築に当たって今でも尺貫法が使われるのはルート計算で簡単に出来るからなど、木材に関わる杣人や匠に伝えられて来た世界に誇れるものにもっと評価をすべきではないかと考えます。

▽開会行事の様子



▽会場内の様子、木の香りが場内一杯に広がります。



  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 13:45Comments(0)上松町

2018年04月21日

ナイター野球開会式

20日の午後6時半からナイター野球開幕式が行われました。昨年より1チーム少ない9チームとなりましたが、皆さん元気に開幕を迎えました。
一人でやるスポーツも気兼ねなく出来ると云う事で楽しいのですが、チームでやるスポーツは自分一人の力だけでは出来ないのが魅力です。
挨拶の中でこの春行われた平昌オリンピックのカーリング女子の話をしましたが、団体スポーツの楽しさは「そだね〜」に象徴される様に皆んなの力を合わせてやる事にある事だと思います。
今シーズン、怪我などせずに和気あいあいと楽しんで頂きたいと思います。

▽開会式の様子






▽往年の江夏投手を思わせる体ですが、始球式に臨みました。植原教育長がバッターボックスに入りましたので"危険球"にならないように気を付けて投げましたが、始球式の常識を覆してボールに当てて打って来ました。それならもっと早い球で空振り狙ったのにと反省しました。


  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 11:46Comments(0)上松町

2018年04月21日

赤沢渓谷春近し(ボランティア活動その2)

20日、赤沢自然休養林内にある昭和60年に伊勢神宮御杣始祭が行われた際の御神木の切株跡地にある四阿(あずまや)の屋根が老朽化したため、町建設業協会、NPO木曽ひのきの森など約30名の皆さんが集まり吹替工事をボランティアでやって頂きました。
修繕に当たっての 資材は木曽森林管理署から提供していただきました。屋根の所々が朽ちて穴が開くような状況で、赤沢の関係者からは早急の改修が毎年のように云われておりました。
そうした話を聞いた 町の建設業に関わる皆さんがオープン前に取り組んで頂くこととなり、資材を運んだり、片付けくらいなら出来るということで邪魔にならないように気を付けながら、私も一緒に作業をさせて頂きました。

▽朽ちた屋根




▽屋根材を取り払って行きます


▽森林鉄道を運行する町観光開発(株)の協力を得て資材を途中まで運びました。


▽屋根の下材、コンパネを取り付けます




▽シート状の屋根材を取り付けます




すみません、ここでバッテリー切れとなり画像を撮れなくなってしまいました。後日、赤沢自然休養林の際にアフター後の写真をお届けします。
ほとんど一日中の作業で、皆さん本当にお疲れ様でした。皆んなでワイワイとやる作業は楽しく、上松の力を感じました。建設業協会とは云え電気や土木の専門家の方達が金づちを持ってやる姿が時間の経過ととともに軽やかになっていくのは流石に職人さんであると感じました。

▽オマケ
案内板です。これも傾いていたものを直して頂きました。


  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 11:23Comments(0)上松町