2018年09月30日

元気一杯‼︎保育園運動会

昨日29日、上松保育園の「みんな集まれ 元気っ子運動会」が行われ、園児たちの元気な笑顔と声援が弾けました。
あいにくの雨模様で、会場は小学校校庭から社会体育館に変更されての開催となりましたが、保護者の方や多くの皆さんから拍手や声援を受けながら精一杯走ったり、演技をしたりと運動会を楽しみました。
保護者の皆さんも普段見られない子供たちの成長を感じたものと思います。背中におぶってのゲームあり、来賓の方も参加してのパン食い競争ありで会場全体が元気で明るく楽しいひと時となりました。

△牧野園長先生のお話を真剣に聞いています。



△子供たちの開会の挨拶です。はっきりした元気な声で出来ました。



△笑顔の花を咲かせよう!園児たちが持っているシートが綺麗に花の様になりました。





△会場にはお爺ちゃん、お婆ちゃんの他多くの地域の皆さんが駆けつけてくれました。



△子供たちの綱引きです。



△お父さんやお母さんに背負われて仲間を集めるゲームです。牧野先生から「親の年代別に集まれ!」という指令にはちょっと戸惑った親御さんもいたとか、いないとか。






  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 14:28Comments(0)上松町

2018年09月28日

歴史を重ねて(第50回上松中学校総合発表会)

今日28日から明日までの2日間、上松中学校総合発表会が中学校で開催されます。今年は第50回という大きな節目を迎えました。
昭和44年、 私が中学1年生の時に第1回総合発表会が行われたということで、懐かしいというか、自分の学生であった頃が歴史になるという意味では不思議な感覚です。
当時、中学生として、どんなことを考えていたのかは記憶の奥底にしまってしまいました。はっきり云えば忘れたということですが、記憶の中のクラスメートの顔は昔のままです。
オープニングは、ルパン三世の曲にのり、寸劇で始まった今風の中学生が企画した斬新なものでした。
開会式において私は、先の中学生議会において「故郷あげまつを愛し、誇りに思って欲しい」と話し、それを具体的に表現しているのが、この発表会なのではという挨拶をいたしました。
また、「郷土」の"郷"(きょう)と、宝である財産の"財"を合わせ、故郷に伝えられて来た自然や歴史・文化などの物、事の"郷財"(きょうざい)を生かした学びを深めていって欲しいと生徒たちに伝えました。
その後、生徒会企画によるシンポジウムがあり、村田副町長、鈴木議員、地域おこし協力隊の山田、小林両隊員の計4名がパネラーとなり、自分の中学生時代や中学生に期待すること、上松町に住んでみてなどそれぞれ話しました。
また、生徒の代表として沢木さん、茂澄さんの2名がパネラーとして加わり、「上松は不便のままでも良いのでは、都会みたいにならないほうが上松らしいのでは」など、独特の視点からの意見があり、興味深く、大変面白いシンポジウムとなりました。
50回の大きな節目を迎えた中学校の総合発表会に、歴史を切り拓いていく中学生の逞しさを感じた開会式とシンポジウムでした。

△開会式の様子





△シンポジウムの様子、立って話している山田隊員は東京育ちで、青年海外協力隊員の経験を持っています。東京では挨拶も交わさないことが多くあり、こちらで知らない人から挨拶される体験は新鮮とのことでした。



△生徒の皆さん




  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 17:13Comments(0)上松町

2018年09月25日

県児童生徒木工工作コンクール審査

夏休みに児童が作った木工作品のコンクール審査が行われました。今年は39作品が出品され、その中から5つの作品を選び出して県知事賞などの出展候補を決めて行きます。
11月2日に県審査が行われますが、そこに出展する為に学年毎に並べられた中から選びます。どれも皆さん一生懸命に作ったもので、選ぶ方も大変です。
町の木青連の池田会長さん始め3人の方と協議しながら進めましたが、見た目では分からない工夫がされているものもあり、「そうなんだ〜」と感心しながら決めて行きました。
上松は木の町として栄えて来ましたが、子供たちには、木の温もりや息づかいが感じられるように健やかに育って欲しいと願って審査しました。

△学年別に並べられた作品





△審査員も慎重に選びます。



△コンクールのポスターが掲示されていました。受賞作品は県庁や合同庁舎で紹介されます。


  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 18:03Comments(0)上松町

2018年09月25日

第8回"木曽三川流域自治体サミット"イン海津

3連休最後の24日、木曽三川の流域市町村で構成されるサミットが岐阜県海津市で開催され出席しました。
木曽三川とは、木曽川、長良川、揖斐川の三つの河川で伊勢湾に注いでいます。サミットは、その流域の4県下、46自治体で構成しています。本年度の開催地である海津市松永清彦市長の挨拶に続き、呼びかけ人である河村たかし名古屋市長から河川の有する機能や生態系保全などの挨拶があり開幕しました。
松永市長から淡水魚の"ハリヨ"の保護と水辺環境の保全の取り組みについての紹介がありました。
その後、岐阜経済大学の森誠一教授から「木曽川水系;郷土財としての地域環境」としての基調講演が有りました。木曽三川は5県にまたがりその流域面積は約91,000キロ平方メートルで全国的に見て、5番目の流域面積を誇るほどだそうです。延長では木曽川が約229キロと一番長く、長良川約166キロ、揖斐川が121キロとのことなど基本的な事項の紹介がありました。
その中で、森教授からゼミの話があり近頃の若い学生のエピソードをお聞きしました。学生は「教授は川、川と言うが何故そんなに大事なのか?水は蛇口をひねれば出るのに」と言われたそうです。その学生は水道の水がどうして出るのか、美味しい水が飲めるのかなどを知らないことから起きた疑問だと思い、始めは笑い話でこのエピソードを使っていたとの事ですが、最近は怖くなって来たとの事でした。余りにも同じ様な意見が多いそうです。
森先生は、海津市の湧水に棲む"ハリヨ"の保護活動にも関わっておられ、後ほど写真で紹介します。
講演の中で、日本という"クニ"は洪水を治めつつ、その豊かな水資源と多様な水環境を機能的に活用することによって「川国」を形成してきたのである。川は人の生活を支え、歴史・文化を培う風土の重要な構成要素として存在して来た。その意味において、この国の人々は「川のクニ」をつくる「川の民」ともいえよう。と言っておられました。
私は小さな頃から夏休みはもちろん普段の時も休みがあれば川に行って遊んだ記憶が今でも懐かしく思い出されます。また、川で魚を捕ることなどを通じて命の大切さ、この草は食べれるなど多くの事を学びました。
今、子供たちが網や釣り竿を持って出かけて行く姿があまり見かけなくなりました。私たち大人は子供たちに「故郷を愛し、誇りを持って」と云いますが、川や水辺環境などの保全活動を通じて今一度その言葉を考えても良いのではかと思います。

△松永市長、河村市長の挨拶



△森教授の講演





△ハリヨ池を視察(ハリヨは寒冷地帯に棲む淡水魚で一定温度の湧水帯で巣穴で暮らしています。)



△ハリヨを皆んなで見ています。5センチ位の魚です。皆さん見えますか?





△ハリヨ池のすぐ近くを流れる津屋川の曼珠沙華、10万本くらいが自生しているとの事でちょうど満開で見事でした。








  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 07:32Comments(0)上松町

2018年09月23日

削ろう会イン伊那

今日は匠の技を見るために伊那市の南信工科短大を訪れました。このイベントは、伊那市が協力し、"削ろう会"が主催し行われたものです。
上松技術専門校で一緒に仕事をさせて頂いた上條先生(元上松技専校長先生)が全国の会長を務めています。会員は大工さんや建具屋さんなど木工に関係する仕事をしている方もいますが、普段は電気屋やサラリーマンの方もおり様々です。
ひたすら削る事に情熱を傾け技を磨いています。鉋では更に薄く、そして手斧(ちょうな)などで原木を削って行きます。その姿はまさに修行僧を感じさせます。
今年はプレイベントとしての開催で、来年は伊那市体育館で1万人を目標に全国大会が行われるとのことです。
今回は120名の選手が集まっての大会でしたが、他の人との交流や意見交換も魅力の一つの様でした。会場では道具の販売や接ぎ木や組み木のコーナーもあり、子供連れの方も楽しんでいました。
△手斧で材を削っていました。


△上條先生の神技に参加者も注目します。




△上條先生 の削り華(けずりばな)、ストッキングよりも薄いです。


△接ぎ木、組み木のコーナーです。どう組み合わさっているか本当に不思議なものです。4歳レベルのものでも解くには難しいものでした。




△表では巨木を割ることに挑戦していました。





  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 12:46Comments(1)上松町

2018年09月21日

全国秋の交通安全運動始まる。

今日から30日までの間、全国一斉に秋の交通安全運動が始まり、本日早朝、駅前で街頭啓発が行なわれました。
全国重点目標として、子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢者の交通事故防止、夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、の3項目に加え、「飲酒運転の根絶」の4つの項目です。
最後の「飲酒運転の根絶」については、云われて久しいものがありますが、つい最近も一世を風靡した女性タレントが飲酒の上、事故を起こしその場から立ち去ったということで逮捕された事件がありました。
事件を引き起こした要因について、酒に飲まれてしまう癖があったなど普段の生活からの証言もネットで流れていますが、何れにしても社会的には許されるものでありません。
事故に遭われた方は本当にお気の毒ですが、容疑者となった彼女にも小さなお子さんがいたという事です。その代償がいかに大きいものかやってしまう前に気付いて欲しかったと思います。

△駅前街頭啓発の様子。今回はチラシにティッシュに地元のヒノキの入浴剤を配布しました。一日の疲れを癒して欲しいと思います。


  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 14:49Comments(0)上松町

2018年09月20日

祝!!百歳お祝い状等贈呈

本日、日程の都合上、敬老の日より遅れましたが、百歳を迎えられたお二人に記念のお祝い状と記念品を伝達並びに贈呈する為にご自宅を訪問させて頂きました。
内閣総理大臣からお祝状に加えて銀杯、県知事から御祝状を伝達し、町からお祝状と記念品を贈らさせて頂きました。
お二人とも目がちょっと不自由はあるものの、補聴器が無くてもしっかりと聞き取って受け応えされていました。自分の事はしっかりとやれるとの事で、食事は何でも好き嫌いなく食べることが出来ると云っておられました。
武居藤江さんは、お肉が好きで脂身もしっかり食べるとご家族の方が云っておられました。もう一人の倉上すえ子さんは今でも畑仕事に精を出しているとのことでお二人とも元気なお姿で顔の艶も羨ましいくらい艶々としておられました。
帰り際にパワーをもらい、長寿にあやかろうと握手をしましたが、とても柔らかく温かいぬくもりを感じました。
お二人ともこれからもお元気でお過ごしください。
△武居さんです。とてもにこやか表情が印象的でした。



△倉上さんです。目はちょっと不自由と聞きましたが、今でも畑仕事もし、書を嗜んでいるとのことでした。


倉上さんの書です。達筆な文字はやはり難解ですが、流れる様な筆は目が少し不自由という事を感じさせません。




  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 17:39Comments(0)上松町

2018年09月18日

税について考える(中学生作文、小学生ポスター選考会)

13日に中学生を対象とした「税についての作文」、小学生の「税に関するポスター」の選考会が木曽税務署であり、中学生作文15点、ポスター審査171点の中から租税教育推進協議会長賞などの受賞作品を選考いたしました。
租税教室で学んだことなどを題材にして児童・生徒が思い思いに表現したものです。
作文では、消費税の10%への引き上げが来年に予定されていることや医療や暮らしを支える生活基盤を支えている事など正しい税に関する知識が自分の体験などを通じて表現されていました。
また、ポスターでは標語も含め全体の色づかいや丁寧に描かれ、分かりやすい作品が多く選考も難しいものでした。
昨年、ポスターでは1回目、2回目が同票で3回目でようやく決まるという事がありました。今年はよもやその様なことが無いと思いましたが、2度あることは・・・のとおり、1回目で同票という事で2回目で今年は決着をみました。
正式には今後税務署から発表されますが、応募していただいた中学生、小学生の皆さん本当に有難うございました。

△選考するのも真剣です。標語もいろいろあり、それだけでも評価して良いと思いました。


△子どもたちの感性に頭が悩みます。



  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 09:59Comments(0)上松町

2018年09月13日

木曽山林協会総会

9月11日に木曽山林協会の通常総会が開催されました。
協会は森林の有する国土保全や水源涵養、木材生産などの事業を推進するために治山・林道事業、森林整備の諸施策の提案や要望を県や国に対して実施しています。
また、林業諸団体と連携して協議会や懇談会等を開催、普及活動を行っています。
来年から国では(仮称)森林環境税、(仮称)森林譲与税が創設されるこことなり、市町村に譲与税が交付される事となっています。
また、林業経営について積極的に林業を経営していく者への支援と、一方で手がつけられずに放置されている森林については市町村が管理するという事を中心としたシステムができる予定で進んでいます。
森林環境税に表れるようにここ数年で森林、林業を取り巻く環境は大きく変わってきます。そうした意味においても協会の果たす役割も大きく、そして変わって来るものと思います。

△永年の功労により元木曽森林組合参事の柴垣義和氏に長野県治山林道協会長賞が貴舟会長から贈られました。



  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 22:11Comments(0)上松町

2018年09月13日

いのち支える市町村キャラバン

去る9月11日「木曽圏域いのち支える市町村キャラバン•地域福祉のあり方に関する意見交換会」が開催されました。
数年前まで全国で3万人を超える自殺者が出て、社会問題化し、自殺対策に向けて国を挙げて取組が始まりました。県も平成28年9月に日本財団と「いのち支える自殺対策プロジェクト」を協定して取り組んできています。
今回は、その活動の一環として行われ、阿部知事からのメッセージの伝達や意見交換が行われました。
全国では平成21年のピークにおいては、3万2千845人の方が亡くなられ、県内でも546人の方が亡くなられています。
その後、徐々に減少して来てはいるものの、平成28年には全国で2万1千897人、県内では368人となっているとのことでした。木曽地域においては、平成22年の15人が最多で、平成28年は3人というとの事です。
また、全国的に若者の最大の死因が自殺であるというショッキングな事も告げられました。
自らがそうした道を歩まねばならなかったかの理由は様々ですが、本人もそうですが周りの家族や友人、地域の皆さんにとっても余りにも哀しいものです。周りの遺された方は「何で気付いてやれなかったのだろう」、「あの時にしてやれた事があったのでは・・」等の後悔が引きづってしまう事が多いのではないでしょうか。
自殺に至るまでの危機経路は様々ですが、例えば失業者が生活苦となり、多重債務を抱え、うつとなり自殺という様なケース、子どもを持つ世代では子育ての悩みから、夫婦間の不和からうつになり最悪の選択をしてしまうようなケース、イジメからひきこもり、うつとなり将来への不安から引き起こすケースなどがあると紹介されていました。
何れにしても心が追い込まれていく事であり、なかなか外面では分からない、見えにくいものですが、実は外にシグナルを出しているケースが多いのではないかと私の経験から感じます。
担当者の方は「自殺対策は実は地域づくりである」と云っておりましたが、まさにその通りだと思いました。家族や地域の中に本人の異変を感じたらそれを助け、支えるシステムを創っていくことが求められていると思います。また、行政に携わる者として相談に来た人、或いはそこに来れない人などありますが、寄せられる情報に耳を傾け、気づきを磨いていく事が本当に重要だと思いました。
人の命を支えるというと非常に重い課題ですが、普段の会話や挨拶などの中から解決する糸口があるものと改めて感じました。
△知事メッセージを原連合長受け取りました。


△それぞれの町村での取組みを誓い、横断幕を掲げました。



  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 21:42Comments(0)上松町