2024年01月14日

白星発進‼︎

 今日から大相撲初場所が東京国技館で幕を開けました。石川県出身の初入幕の大の里はザンバラ頭で初白星を挙げて故郷で復旧に務めている皆さんに思いのこもった相撲で元気づけてくれました。
 故郷出身といえば、西前頭7枚目の当町出身の御嶽海関は学生時代から鎬(しのぎ)を削って来た明正関との取り直しも含む一番を制して白星スタートとなりました。
△御嶽海関を今か今かと待つ公民館応援団


 最初の一番は押し倒しで勝ったと思ったら『同体では』との物言いが付き、取り直しとなりました。こんな時もう一番観られるのはファンとしては嬉しいものの、「もう御嶽海の勝ちで良いから審判さん頼む〜」というのも正直なところです。
 さて、取り直しの一番も先手を取り絶対に下がったり、引いたりすることなく久し振りに御嶽海関らしい力強い相撲となり、公民館のテレビ桟敷の皆んなも自分の身体を揺らす様に応援して最後に寄り切った瞬間は大きな歓声に包まれました。
△喜びの瞬間


 天国のお父さんの喜ぶ顔が浮かぶような気がします。今場所に秘めた闘志を見た初日のライバルとの相撲でした。
 頑張れ“みたけうみ〜!!”  
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Posted by 大屋誠 at 17:23Comments(0)御嶽海

2024年01月14日

無病息災を祈って

 13日、地区の“どんど焼き”があり参加しました。どんど焼きは地区によっては“どんどん焼き”、“三九郎”と呼び名は違うものの全国で行われている旧正月行事です。
 以前は1月15日が『成人の日』の祝日であったので、その朝や夜にやっているなど様々です。夜にやる旧正月行事といえば野沢温泉村の火祭りが有名ですが、今まで目の当たりにした事がないので一度は見てみたいものです。
 厄男と社殿に見立てた正月飾りを守ろうとする男たちの勇壮な祭りは見ている人も楽しそうです。
 こうした旧正月の行事は仏教伝来よりも古い歴史を有しており、道祖神も含め日本古来の宗教観に基づくものと聞いたことがありますが、医療が発達していなかった昔の人もこうした行事で無病息災を祈ったのでしょう。
 こうしたことは“旧い”と一概に一言で片付けるのもどうかと思います。私の周りにも火傷を治す不思議な力を持った呪術師のような人がいたのも私がその患者の一人であるのでそれも事実です。
 『不思議』とは千、万、億、兆などの数字での仏教の数量を計る単位の一つの言い表しですが、人間の力では測りきれないものの『不可思議』を略したものであると言われています。
 正月の精霊信仰ともいうべき行事の数々は神道や仏教や他の宗教とは違い、形式や形としてのものはありませんが、原始から続く我が国独自の不思議な行事として受け継がれてきています。
△私の地区の行事の様子。宮司さんのお祓いの下一年の地区の安寧を祈りました。


△地区の一番小さなアイドルも参加


 住民も少なくなり正月飾りも少なくなってきましたが、持ち寄った飾りを焚き上げ、風邪をひかない様にダンゴお餅を頂き、皆んなで御神酒を頂戴しました。
△おき火の様子



  
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Posted by 大屋誠 at 10:52Comments(0)プライベート

2024年01月13日

2024上京始動(その3 町村会2)

 町村会の最後の講演は元冬季五輪選手の橋本聖子参議院議員さんからの講演でした。
 講演の冒頭では今回の政治資金規正法に係る捜査等で国民の皆さんの信頼を失った事に対してお詫びする旨深々と頭を下げられて講演が始まりました。
 自らがオリンピック・パラリンピック担当大臣から、急遽、組織委員会の会長になった時の心境として、「よもや私が引き受けるとは思わなかった」と当時、約8割の方が開催に否定的な意見の中で取り組まざる得なかったのが残念だったと振り返っておられました。
 自分の名前が東京五輪の年に生まれたので『聖子』と父が名付けたという生い立ちから始まり、五輪、パラリンピックとの繋がりなど話されました。
 急遽引き受けた会長の中での課題は山積しており、サイバーセキュリティ、暑さ対策、ボランティアへの対応など目まぐるしかったそうです。
 特に力を入れたのは『共生社会の実現に向けた取組み』でバリアフリーやユニバーサルデザイン化などに取り組み、男女混合の競技が9から18に増えたこと2021年の東京大会で女性選手が約49%となったことも大きな成果で歴史を振り返ると今では我が国では女性アスリートは当たり前ですが、1928年に初めて出場したとの事です。
 国によってはまだ性別によって肌や顔を見せていけないなど様々な制限のあるところもあるので取り組まなければならない難しい事があるとの事でした。あるメダリストが競技後にシャワーを浴びていて男性と分かって問題となり、メダルが剥奪されたというエピソードも紹介されました。
 ただ、この話は簡単には片付かない事もあるそうで、問題となったケースでは両性を有している方が実際に確認されたという報告もある様です。必ず性別確認検査証をしているという自らの体験を交えてお話しされました。
 そして選手村では下水のサンプルで毎日疫学的検査を実施していたとのお話しをお聞きし、あの華やかな大会の裏で起こっていたことの一コマをお聞きする貴重な機会となりました。
△橋本聖子参議院議員の講話の様子


 会議の最後に能登半島地震への長野県町村会としての対応について羽田会長から東日本、熊本地震の例に倣って対応したいと提案があり、見舞金等の額については役員に一任するという決定をして閉会しました。  
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Posted by 大屋誠 at 16:15Comments(0)上松町

2024年01月13日

2024上京始動(その2 県町村長会議)

 11日、長野県下の町村長が上京して、国の動向や研修を深めるための町村長会議が全国町村会館で行われました。
△羽田町村会長挨拶


 この日は総務省の大沢博自治財政局長さんから『令和6年度地方財政対策について』、国土交通省長谷川朋弘大臣官房審議官さんから『これからの日本の道路政策』の二つの施策の説明と、そして参議院議員橋本聖子さんから『スポーツを通じた社会開発』についてと題した講演を頂きました。
 大沢局長さんからは、一般財源総額を62.7兆円(対前年度比+0.6兆円、地方自治体の主要財源である地方交付税総額が18.7兆円確保(対前年度比0.3兆円)出来たとの話しが冒頭あり、令和6年度は、ほぼ前年並みで、他の主要策としては
 ①子ども子育て政策強化に係る地方財源の確保
 ②給与改定・会計年度任用職員の勤勉手当の支給に 要する財源確保
 ③自治体施設の物価高への対応について
 などについて施策の説明がありました。
 普通交付税が前年並みに確保出来たことや会計年度職員の勤勉手当支給に当たっての財源確保、そして物価高による影響への対応など財政の厳しい町村にとっては本当に有り難いことです。
△大沢局長さん


 二つ目の施策説明は、国土交通省長谷川審議官ですが、長谷川審議官は前に長野県建設部長を務めており馴染みの方です。
 長谷川審議官は我が国の道路事情を世界的な視野から我が国の脆弱な国土とそのリスクを分かりやすく説明してくれました。例えば国土面積の約10%の沖積平野に約51%の人口と約75%の資産が集中していることなどもその一つといえますが、これは強みの反面、大規模な災害が起きたら相当な被害を受けるものに直結します。
 今回の能登地震のように日本は地震大国ですが、世界の0.25%の国土に世界の大地震の20%が発生していると数字を改めて列挙して説明されると思わずそうした世界に生きているという事を考えさせられます。
 また一時間当たりの都市間移動を他国と比べると我国が61kmに対し、ドイツでは84km、お隣の韓国が77kmだそうです。時速80km以上で走行可能な道路延長は日本が約7800kmに対しドイツは約31700kmと凡そ4倍になるそうです。国の自然条件の違いもありますが、比べて見ると驚きの数字です。
 これからの道路については道路の枠を超えた機能の高度化複合化を目指し、2050、世界一早く、賢く・安全で・持続可能な基盤ネットワークの実現を目指すとの事した。
 例では治水機能と高速道路の機能を有した共用トンネルや高速“自転車”道の整備、経済物流の強化については世界シェア60%以上の製品群を持っているのは日本は270もあり、2位のアメリカ124と比べると圧倒的な差があり、このメーカーを繋ぐ強化も必要との事でした。
 また、私たちの生活も一変するような自動運転社会の実現に向けた動きが既にアメリカや中国で開発・商業化が始められようとしているなども紹介されました。
 地域公共交通のバス運転手の不足など言われていますが、車両と道路が協調した自動運転も近い将来夢では無くなることは確実だと思いました。
△長谷川審議官の話の様子


 橋本聖子参議院議員の話はその3で送ります。  
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Posted by 大屋誠 at 15:34Comments(0)上松町

2024年01月12日

2024上京始動(その1 地方創生局要望)

 1月10日から12日にかけて上京して地元国会議員や関係省庁への挨拶と要望活動、それに加えて町村長会主催の研修会に参加しましたので2回に分けてお送りします。
 10日、内閣府地方創生局の市川篤志事務局長、小野康祐参事官補佐さんを訪ねて木曽広域連合が計画しているDX(デジタルトランスフォメーション)計画について説明し、地方創生交付金の採択に向けた意見交換が行われました。
 特に現在課題となっている紙ベースの配布物の多さは地区役員の各戸への配布のための組合せ作業などの負担も多く、また資源としても最終的にゴミとして排出されるものであることからこれを解決していく必要があります。
 これには、住民の皆さんの理解がDX化に合わせて必要だと思いますが、情報難民にならないように配慮していく必要もあります。また配布物の中には『詐欺に合わないように』などの注意喚起や人権などの普及啓発などもあり、各行政機関の協力や理解も必要になって来ます。
 現在、行政では「各個配布で周知した」などというのを実績ベースで話しますが、では果たして住民の皆さんに周知され、そして認知されたのかは別問題であると思います。
 SNSやYouTubeなどではフォロワー数や登録者数で認知度が計ることが出来ますのでそうした双方向での関係性を築いていく事も必要なのではと感じました。
△市川事務局長と小野参事官補佐との懇談の様子



   
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Posted by 大屋誠 at 05:57Comments(0)

2024年01月10日

フットサルU9全国へ

 来る1月27、28日にかけて山梨県甲府市で開催されるフットサルU9(小学校3年生以下)に出場する上松小学校を中心とした『木曽FC』選手の激励会が行われ出席しました。
 県大会には12チームが参加し、予選リーグ4試合では3勝1敗、うち無失点試合3という見事な試合結果で長野県第一代表としての出場との事でした。
 コーチに聞くと、U9のこうした大会は少なく子どもたちにとっても励みになるものです。
 まだ相手チームが全て決まっていませんが、リーグ戦の組合せはでは東京代表チームが入っています。
 この日の激励会には6人が出席しましたが、他に2人がおり、8人でのチーム編成とのことですが、日頃練習した成果を十二分に発揮してもらいたいと思います。
 激励会では伝統ともいうべき相変わらずのハニカミヤ集団でずっと無口な子供たちでしたが、試合に入ると黙って黙々とパスを繋いでいくのは相手にとっても“怖い”と思わせるのはないでしょうか。これも日頃からの反復した基礎訓練としっかりとした技術の習得をしているからだと思います。
△町からの激励金を受け取る曽我主将?




『主将?』と書いたのはこのチームには特定の主将はおらず、毎日交替する日替わり主将だそうです。U9らしいエピソードです。
△コーチも含めて記念撮影


 『頑張るぞ〜オー!!』も、やっと手を挙げてくれてポーズしました。何とも木曽らしい子供たちですが、秘めた気持ちは充分感じました。
 過去の先輩たちは、強豪のクラブチーム相手に全国第三位の成績とその時にフェアプレー賞も同時にいただいた歴史もあります。そんな歴史を受け継ぐ子どもたちの活躍に大いに期待したいものです。
 新年の吉報を待っています。  
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Posted by 大屋誠 at 09:21Comments(0)

2024年01月07日

無火災・無災害を祈って(上松町消防団出初式)

 6日午後、上松町消防団出初式がひのきの里総合文化センターで行われました。この日出動した団員は94名で後藤衆議院議員様、広域消防、警察、森林管理署など日頃から消防団を支えて頂いている多くのご来賓をお迎えして盛大な式典となりました。
△式典前の様子、出番を待つ消防車車列






 この日は澤木団長の命により、山田本部長が総指揮を執り、きびきびとした号令の下、式典が厳粛に進みました。
△『消防団員心得』を朗読する澤木団長


 心得には団活動だけでは無く、社会人としての心構えまであり、数十年続くものですが、精神的な柱となるものは一つも色褪せないものです。
△澤木団長式辞


 この日は日本消防協会長や県知事、木曽郡消防協会長、上松町などから長年の功績に対してそれぞれ表彰されました。また退団された高橋副団長、山下第四分団長の2名の幹部団員に感謝状が贈呈されました。
 約1時間半の式典、機械器具点検を終えた後、市中行進に移りました。昨年までは分団毎に分かれての行進でしたが、今年からは全団の行進となり密集すると迫力あるものになりました。
△市中行進の様子




△伝統の団旗と纏も心配された天気も穏やかな中晴れやかに感じます。


△市中行進を終えて総指揮者の山田本部長の解命の様子。緊張の中お疲れ様でした。


 今年で市町村が消防組織を担う様になって130年の節目の年になりますが、消防団の置かれた状況は人口減少による団員の減少、地球温暖化により激甚化する災害など厳しい環境下にあります。
 また、装備や機械器具も目まぐるしく進歩しており、一方でドローンなどICT技術の進展により技術的な変革が目覚ましいものがあり、団員の皆さんも大変だと思います。
地域住民の皆さんの安全・安心な暮らしは皆さんの双肩にありますので、今年もよろしくお願いいたします。

  
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Posted by 大屋誠 at 08:11Comments(0)上松町

2024年01月05日

2024年仕事始め&初顔合わせ

 1月4日は仕事始めで毎年のごとく、年末年始の休ませ過ぎた身体にとっては忙しい1日でした。
 1月1日の能登半島地震で未だに多くの方が救助を求めている状況ではいつもの様に「明けましておめでとうございます」とも言い難いものがあり、今年は旧年中の御礼と「今年も宜しくお願いします」の年賀の挨拶となりました。
△新年初顔合わせ。来賓挨拶する永井議長


 初顔合わせでは能登半島地震の義援金を呼びかけました。また参加者から大相撲の御嶽海関への応援メッセージを紅白のダルマに託しました。
 恒例の今年の町内での年賀状発送について古川郵便局長さんから発表があり、昨年よりも9千枚ほど減ってしまったとショッキングな発表がありました。私のところにも「今年で最後の・・・」という賀状も数通ありました。
 メールやSNSなど挨拶の媒体が変わった事が一番かと思いますが、年一回の挨拶で互いの無事を願い、思う年賀状もこうなるのかと一抹の寂しさを覚えます。
 そういえば、手紙や葉書の料金も上がるという報道もありましたので一層の拍車がかかるのではと思います。
△古川郵便局長さんは今年で賀状枚数の発表は最後と発表しました。


△万歳三唱する古川郵便局長さん


 夕方から職員の永年勤続表彰式が行われ、40年、30年、20年節目の年の9名の職員を表彰しました。その後、4年ぶりの職員会主催の新年会があり長い一日が終わりました。


  
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Posted by 大屋誠 at 17:17Comments(0)

2024年01月01日

正月早々

 1月1日、楽しくお正月をお迎えしていたと思いましたら北陸石川県沖を中心とした巨大地震が起きました。現在進行形の事態ですので被害の全貌は分かりません。
 当町でも震度3が記録されましたが、体感の揺れは東北大震災時の揺れと長く、同じくらいに感じました。
 被害については火災の発生など報じられていますが、ツイッターで見た動画ではテレビ報道で流されるものとは違い陳列された商品が次々に崩されていく様子や屋根が倒壊して一階部分が押し潰された様子が映し出されている様子を見て現実の凄まじさを感じました。
 明日になり明るくなれば被害把握が進み、被害が広がるものと思いますが、今出来ること、今後のことを考えて行かなければなりません。
 どうか、石川県の皆様始め被災地の皆様がご無事でおられる事を祈るしかない今、もどかしさを感じています。
 発生後、10分後くらいにテレビ報道を受けて役場庁舎に駆け付けました。直ぐ後に危機管理課職員が登庁しましたので、今後の事も含めて住民に広報を通じて周知注意喚起を呼びかけました。
 職員参集の基準がありますが、この様に大きな地震になりますと引き続く地震が発生します。また、一番初めの地震よりも大きな地震が起きることがあります。
 どうか、今後とも報道等の情報や防災無線の情報などを参考に落ち着いた行動をお願いします。
△ちょっとながらの我が家の地震対策です。突っ張り棒を数年前に掛けました。


  
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Posted by 大屋誠 at 19:03Comments(0)上松町