2020年05月01日

夏もち〜かづく八十八夜

 あっという間に4月が終わり、今日は5月1日、いつもなら労働者の祭典のメーデーがある日です。今年のこの1ヶ月は、時の流れもそよぎも感じる間もなく過ぎ去った感があります。
 また今日は、日本の季節を表す“雑節”で立春から数えて八十八日を迎え、夏の到来を告げる『八十八夜』です。
 日本には、季節が『春・夏・秋・冬』という四季に加えて、先ほどの雑節の他に二十四節気、五節句など暦のほかにも季節の移り変わりを表す言葉があります。
 欧米ではそうした表現があるのか、私の英語の授業では聞いた事がありません。どなたか知っている人いたら教えて下さい。
 日本に伝えられるその中には、ご先祖様が後世の人に注意を呼びかけているのではと思われるものもあります。これからの時期だと「入梅」、「半夏生」(はんげしょう)などがありますが、何となくそうした事を言われると、「体調に気を付けなさい」、「食べものに気を付けなさい」と頭の中に浮かんできます。
 これは季節の中で経験的に積み上げられて来た我が国の知恵であり、独自の風流なのだと思います。そういえば、この雑節には台風が多く来ると言われる“二百十日”もありますが、今年はどうか無事に、無事に。
 変な“雑節”が加わらないようにお願いしたいとひたすら願うばかりです。

△今年も少し遅れましたが、ツバメが正面玄関に巣をかけてくれました。来庁の折は気を付けて温かい目で見てください。


*御嶽海優勝の桃太郎旗に乗ってます。



*ちょっと影になってしまいましたがジッとしてるので卵を抱いているのかもしれません。

  
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Posted by 大屋誠 at 13:07Comments(0)上松町