2020年05月28日

杣人[そまびと]講習会(職員チェンソー講習)

 今日は天気が良いので忙しい、忙しい。
 新聞の行事欄は在庁となっていましたが、新庁舎建設現場視察、エゴマの種まき、そして最後に職員向けのチェンソーの講習会があると聞いたので、様子を見に行きました。

 チェンソーは、林業をやる人には本当に便利な道具ですが、大きな怪我に繋がることがあります。実際、昨年も県内で死亡事故が発生していると聞きました。また、林業に従事する方達の万一の時に掛けておく傷害保険の保険料は一般の現場作業員より、特段高いと云われています。

 そんな状況にもあり、チェンソーの構造や正しい使い方などを理解して操作する事が重要です。チェンソーは買う時には特に免許とか必要無いので、庭の雑草を刈る草刈機と同様に自己流でやっている人も多いのではないかと思われます。
 慣れているかもしれませんが、仕事としてやるにはきちんとした講習を受けた上でやらなけれなりません。もちろん、自家用でも同じかと思いますが。

 役場の業務としては、通常時の道路や施設管理の上で使う必要がありますが、豪雨や台風の被害による倒木が最近度々発生しています。その処理を早くやるためには、チェンソーの扱いにしっかりと多くの職員が慣れておく必要があり、時宜を得た講習会となりました。
 今後、そういう災害のリスクのあるシーズンに向かいますが、倒木は立木と違って伐った時に倒れる方向、跳ね具合など、予測が難しく技術が必要となり、正しい知識を持ち、経験を積んでおく必要があります。

 今日は元県職員で林務業務や林業総合センターで指導に当られた二人の講師さんをお招きし、各課職員や現場で従事する臨時の方など20人が参加し講習会が行われました。

 午前中は総合文化センターで座学、午後は近くの天狗山に上がって二班に分かれて実習を行いました。参加した皆さんは、チェンソーの構造やメンテナンスなど熱心に講師の話しに聞き入っていました。

 私も自家用で幾度か使った事がありますが、いくら慎重にやってても「あぶね〜」と思った事があります。怪我はしたことはありませんが、講座を見ていて自己流の怖さを感じました。
 でも、当分はやる機会は無いのかな〜と、少し寂しい感じもします。

△座学の様子。



△並んだチェンソー、講師の話では小さいのは扱いやすく、市街地でも音が静かで扱いやすいが、実は事故が多いのは小さい方が多いので気を付けてとの事でした。



△午後の実習の打ち合わせ風景



△分解して構造を説明し、調整がいかに大事かを学びます。



△研ぎの仕方です。赤い板には30度、35度などの刻みが入っており、その角度に合わせて研いでいくそうです。



  
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Posted by 大屋誠 at 14:53Comments(0)上松町

2020年05月28日

エゴマ播種

 町の特産品として生産奨励している“エゴマ“の種まきが行われると農林係職員に聞き訪ねました。
 新庁舎の視察があり、作業は終了に近かったのですが、職員に地域おこし協力隊などが作業に参加していました。

△既に播種用のポットに蒔いて水をかけていました。苗を植えるのは7月くらいとの事で、一緒に作業しましょうと誘われましたので、時間つくって行きたいと思います。





 エゴマはDHA、EPAやαリノレン酸などのオメガ3脂肪酸を豊富に含み、健康維持や認知症予防にも効果があると言われ、NHKの『試してガッテン』でも紹介されています。
 特に上松町特産品開発センターで精製したエゴマオイルは搾油前の処理が丁寧に処理されているため、製品としてユーザーの評判を得ています。
 ふるさと納税の売れ筋No.1ですので、是非お試しください。15,000円寄付で2本お礼となります。健康でいただきたい貴方の大事な人へのプレゼントとして如何でしょうか。
 何時もなら売れ切れていますが、今年は搾油が遅かったため、あと少し在庫があると聞きました。
 詳しくは上松町特産品開発センターまで
 0264ー52ー1505
 売れ切れごめん です



  
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Posted by 大屋誠 at 11:42Comments(0)上松町

2020年05月28日

基礎が大事です。(新庁舎建設現場視察)

 今日は、2月4日の新庁舎建設安全祈願祭以来、初めて役場新庁舎の建設現場を視察いたしました。
 ちょうど、南側の基礎の部分が一部出来上がり埋め戻しが終わり、更に北側(総合文化センター側)の部分が型枠工事、コンクリート打設が始まるという事で後では見られなく部分があるということでしたので見させて頂くことにしました。

 工事現場に足を踏み入れるのは、2月4日の安全祈願祭以来となります。フェンス越しにはいつも見ているのですが、地下の部分は外の道路から見る事が出来ませんので、どんな状況になっているのか楽しみなところがあります。

△北側は、明後日からコンクリートを打設する予定で、鉄筋周りに型枠をはめる作業をしていました。


 コンクリートを入れる時は急激に入れると型枠が圧に負けて壊れるので、徐々に入れていくとの事でした。

△深さは地上レベルから約2m少し掘り下げて鉄筋を入れて上げてあります。この部分は外側からは見ることが出来ません。



△PS(パイプスペース)が基礎部分に既に配置されています。ここに設備関係のコードなどが通ります。こうした工事の現場責任者はさながら、オーケストラの指揮者の様です。



△南側は既に埋め戻しが終わってました。



△現場事務所前には完成予想図、現場出入口には一週間の工事内容が記載されています。




 今月末で出来形は約20%という事で、概ね予定どおり進んでいると説明を受けました。コロナ禍の影響で資材の供給や東京では工事そのものが感染防止のためストップしたという報道もありましたのでひとまずホッとしました。
 
 同行した責任者と教育長に子ども達にも見せてやりたいと話したところ、賛同してくれましたので、子供たちも含めて町民の皆さんに安全が確保出来た段階で実現したいと思います。
 とにかく無事に工事が竣工できることを願う視察となりました。

  
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Posted by 大屋誠 at 10:59Comments(0)上松町