2023年10月30日
タスキつなぐ思い一つ(第二回駅伝大会)
昨年から町政施行100周年を記念してスタートした『駅伝大会』が今年も駅前から町の中心市街地を巡回する7.5キロを5人で繋ぐコースで29日に行われました。
郡内の他町村でも行われている駅伝ですが、町の中心部を巡回しての大会は当町の特徴ともいえます。走って行くと周囲の皆さんの応援もあり、選手たちは気持ち良い秋の風に吹かれながら力走しました。
選手だけではなく、応援する人、運営スタッフとして協力してくれる方々など多くの皆さんが参加する大会です。
私がスタート会場の駅前に行った時には交通整理をしてくれる交通安全協会と交番の皆さんが念入りに打合せをしていました。
△安全に大会が行われるのもこうした皆さんのおかげです。

△スタート前の緊張をほぐそうと記念写真を取ったり、チームでウオーミングアップをしたりする選手の皆さん。


私はスターターを務めさせていただきましたが、皆さん時間が迫ると徐々に緊張して口数も少なくなりました。
中継地点では特に大きな声援と拍手が上がります。聞いたところによると、コースの途中ではフライパンを叩いて応援してくださる方もいたとか?
△力走する選手たち


選手の中にはお父さんの伴走で見事に完走したお子さんもいました。
△タスキが長い?可愛い選手

全員の方が完走して無事大会が終わりました。第一位は上松電子の皆さんでした。一番早いタイムは中学校の有賀先生でただ一人4分台でのフィニッシュで、昨年も同じコースでしたが、4分台の記録はこれから破られるのか興味があります。
△表彰式

郡内の他町村でも行われている駅伝ですが、町の中心部を巡回しての大会は当町の特徴ともいえます。走って行くと周囲の皆さんの応援もあり、選手たちは気持ち良い秋の風に吹かれながら力走しました。
選手だけではなく、応援する人、運営スタッフとして協力してくれる方々など多くの皆さんが参加する大会です。
私がスタート会場の駅前に行った時には交通整理をしてくれる交通安全協会と交番の皆さんが念入りに打合せをしていました。
△安全に大会が行われるのもこうした皆さんのおかげです。

△スタート前の緊張をほぐそうと記念写真を取ったり、チームでウオーミングアップをしたりする選手の皆さん。


私はスターターを務めさせていただきましたが、皆さん時間が迫ると徐々に緊張して口数も少なくなりました。
中継地点では特に大きな声援と拍手が上がります。聞いたところによると、コースの途中ではフライパンを叩いて応援してくださる方もいたとか?
△力走する選手たち


選手の中にはお父さんの伴走で見事に完走したお子さんもいました。
△タスキが長い?可愛い選手

全員の方が完走して無事大会が終わりました。第一位は上松電子の皆さんでした。一番早いタイムは中学校の有賀先生でただ一人4分台でのフィニッシュで、昨年も同じコースでしたが、4分台の記録はこれから破られるのか興味があります。
△表彰式

Posted by 大屋誠 at
14:40
│Comments(0)
2023年10月25日
木馬引き(きんま)大会&ミニ御木曳
21日上松駅前で木馬引き大会が開催され、それに合わせて平成17年の伊勢神宮式年遷宮御杣始祭に行われた御木曳が子どもたちの手によって再現されました。
私は午前中は松本市での県戦没者追悼式に出席したため途中からの参加でしたが、到着時には駅前では熱戦が繰り広げられていました。この大会も37回を迎え、町内外から我と思う力自慢の猛者たちが参加してくれます。
昨年は町政施行100周年のため、ギネス記録に挑戦と銘打っての大会でしたが、今年は駅前のロータリーを周回する従来のものに戻っての大会となりました。
力が強いだけではなくコーナリングの上手さもタイムに影響するようですが、見ているのと実際に引くのでは違うようで皆さんゴール後は倒れ込んでいました。
△皆さんの勇姿



大会にはタイムレースの他にパフォーマンス・コスチューム賞もあり大会を盛り上げて頂きました。
地元企業で外国から来ている女性の皆さんは美しい民族衣装を纏い、竹の間をステップを踏むバンブーダンスを踊っていただきました。
△竹に挟まれないか心配して見ていましたが皆さん練習の成果を充分発揮されました。応援の友人も歓声を上げて大いに盛り上げてくれました。

△怪しいボディガードと要人のパフォーマンス。1周する間に様々な小ネタを挟んだ御木曳

△途中、要人が襲われ犯人が逮捕


オートバイ愛好家のチーム『道の駅』の皆さんは宮崎駿監督の世界を彷彿させる世界観を表現してくれました。
△カオナシ?キツネの嫁入り?


御木曳レース発表までの間、伊勢神宮式年遷宮御杣始祭の御神木祭における御木曳を子どもたちが再現してくれました。
△先導にはミニ神楽が案内します。

△上若連の若衆が付き添っていますが、20年振りですので勝手が分からない?本番が決定すれば徐々に盛り上がっていくものと思います。

御木曳が終わった後、表彰式が行われました。商品も多くのスポンサーさんに今年もご協力を頂きました。
△表彰の後、一言ずつ感想

タイムレース優勝が決まった瞬間に喜ぶ関西電力チームは、商品もそうだがやはり素直に嬉しいと感想を述べていました。
△二位まで発表があり最後まで呼ばれなかったチームが優勝です。優勝が決定した瞬間。

秋を通り越して初冬の風を思わせるような寒い日でしたが、無事イベントが終了しました。皆さんお疲れ様でしたr
私は午前中は松本市での県戦没者追悼式に出席したため途中からの参加でしたが、到着時には駅前では熱戦が繰り広げられていました。この大会も37回を迎え、町内外から我と思う力自慢の猛者たちが参加してくれます。
昨年は町政施行100周年のため、ギネス記録に挑戦と銘打っての大会でしたが、今年は駅前のロータリーを周回する従来のものに戻っての大会となりました。
力が強いだけではなくコーナリングの上手さもタイムに影響するようですが、見ているのと実際に引くのでは違うようで皆さんゴール後は倒れ込んでいました。
△皆さんの勇姿



大会にはタイムレースの他にパフォーマンス・コスチューム賞もあり大会を盛り上げて頂きました。
地元企業で外国から来ている女性の皆さんは美しい民族衣装を纏い、竹の間をステップを踏むバンブーダンスを踊っていただきました。
△竹に挟まれないか心配して見ていましたが皆さん練習の成果を充分発揮されました。応援の友人も歓声を上げて大いに盛り上げてくれました。

△怪しいボディガードと要人のパフォーマンス。1周する間に様々な小ネタを挟んだ御木曳

△途中、要人が襲われ犯人が逮捕


オートバイ愛好家のチーム『道の駅』の皆さんは宮崎駿監督の世界を彷彿させる世界観を表現してくれました。
△カオナシ?キツネの嫁入り?


御木曳レース発表までの間、伊勢神宮式年遷宮御杣始祭の御神木祭における御木曳を子どもたちが再現してくれました。
△先導にはミニ神楽が案内します。

△上若連の若衆が付き添っていますが、20年振りですので勝手が分からない?本番が決定すれば徐々に盛り上がっていくものと思います。

御木曳が終わった後、表彰式が行われました。商品も多くのスポンサーさんに今年もご協力を頂きました。
△表彰の後、一言ずつ感想

タイムレース優勝が決まった瞬間に喜ぶ関西電力チームは、商品もそうだがやはり素直に嬉しいと感想を述べていました。
△二位まで発表があり最後まで呼ばれなかったチームが優勝です。優勝が決定した瞬間。

秋を通り越して初冬の風を思わせるような寒い日でしたが、無事イベントが終了しました。皆さんお疲れ様でしたr
Posted by 大屋誠 at
14:45
│Comments(0)
2023年10月24日
県戦没者追悼式
10月21日、松本市にあるキッセイホールで県戦没者追悼式が挙行され参列しました。終戦から78年が過ぎて先の戦争を経験した事がない世代が約9割を占めるようになってきました。
しかしながら、ウクライナへのロシア侵攻、そして中近東ではイスラエルとハマスとの人質を盾にした闘いが始まりました。また、我が国においても北朝鮮の挑発的なミサイル発射や領土問題で周辺国との緊張が高まるなど平和というものが脅かされる現状です。
以前にも拙ブログで紹介しましたが、私が昔、戦傷病者援護の仕事をしていた折、一緒にお風呂に入った傷痍軍人さんが言った言葉が今でも思い出されます。「大屋くん、誰も戦争になるなんて思っていなかったんだよ。いつの間にか戦争になっていたんだよ。絶対に戦争はしちゃいかん!」、「その結果がこれだよ」と言って今は失った片腕を叩きました。
私は戦争を知りませんが、中国残留孤児となった方やその家族、恩給を後15日の在職期間が有れば貰えた旧軍人さんの訴え、シベリア抑留で亡くなられた方のご遺骨を家族の元に還らさせて頂いたことなど様々な事が思い出されます。
もう後2年で戦後80年という節目を迎えますが、今では当たり前のように私たちは平和な暮らしを享受しています。終戦直前に原爆が落とされ『長崎を最後の被爆地にしなければならない』という事が言われて久しく、我が国が世界にその悲惨さを訴えられる唯一の国である事を忘れてはならないものだと改めて思うとともに、戦争で亡くなられた御霊が安らかならん事をお祈りする厳粛な式典でした。
△式場の様子。式典中は撮影禁止でしたのでこの一枚だけです。

しかしながら、ウクライナへのロシア侵攻、そして中近東ではイスラエルとハマスとの人質を盾にした闘いが始まりました。また、我が国においても北朝鮮の挑発的なミサイル発射や領土問題で周辺国との緊張が高まるなど平和というものが脅かされる現状です。
以前にも拙ブログで紹介しましたが、私が昔、戦傷病者援護の仕事をしていた折、一緒にお風呂に入った傷痍軍人さんが言った言葉が今でも思い出されます。「大屋くん、誰も戦争になるなんて思っていなかったんだよ。いつの間にか戦争になっていたんだよ。絶対に戦争はしちゃいかん!」、「その結果がこれだよ」と言って今は失った片腕を叩きました。
私は戦争を知りませんが、中国残留孤児となった方やその家族、恩給を後15日の在職期間が有れば貰えた旧軍人さんの訴え、シベリア抑留で亡くなられた方のご遺骨を家族の元に還らさせて頂いたことなど様々な事が思い出されます。
もう後2年で戦後80年という節目を迎えますが、今では当たり前のように私たちは平和な暮らしを享受しています。終戦直前に原爆が落とされ『長崎を最後の被爆地にしなければならない』という事が言われて久しく、我が国が世界にその悲惨さを訴えられる唯一の国である事を忘れてはならないものだと改めて思うとともに、戦争で亡くなられた御霊が安らかならん事をお祈りする厳粛な式典でした。
△式場の様子。式典中は撮影禁止でしたのでこの一枚だけです。

Posted by 大屋誠 at
09:51
│Comments(0)
2023年10月24日
150年の調べ(上松小学校150周年記念音楽会)
今年創立150周年を迎える上松小学校において記念音楽会が開催され出席しました。この日は肌寒いを越えるような天気の中でしたが、多くの保護者も子供たちの合唱や合奏を鑑賞に訪れ熱気もあふれ体育館もほぼ満席でした。
△会場の様子

前半の部では3年生の合唱『世界を旅する音楽室』から始まり、最後の6年生の『情熱大陸』まで各学年日頃の練習の成果を見させていただきました。お家の人や来賓の方が来ているため緊張していたと思いますが、皆さん合唱や合奏が終えた後、ホッとする笑顔がとても印象的でした。
△各学年の発表の様子





後半に入ると、先輩でもあり現在声楽家で活躍している村上和歌子(ソプラノ)さん、ピアノ演奏家宮下絵美(ピアノ)さんが創立150周年を記念して旧上松小学校第一校歌を含め、オペラ『椿姫』の乾杯の歌、そして子どもたちも含め全員で現在の校歌を歌いました。
日頃はオペラなど鑑賞する機会は私も含めあまりないかもしれませんが、その声量と迫力ある鍵盤の響きは会場の皆さん感動したと思います。「いや〜凄かった」の一言でしか言い表せない語彙力の無さが今更ながら痛感しました。
△村上さん、宮下さんの記念コーナーの様子です。お二人の歌声、演奏を聴いて将来の音楽家を目指す子どもがいるかもしれませんね。


音楽会のフィナーレは後方の保護者席を振り向き、全員で二部合唱『ふるさと』を歌って幕を閉じました。
△保護者席を向いて『ふるさと』を熱唱

150周年に相応しい素晴らしい音楽会でした。
△会場の様子

前半の部では3年生の合唱『世界を旅する音楽室』から始まり、最後の6年生の『情熱大陸』まで各学年日頃の練習の成果を見させていただきました。お家の人や来賓の方が来ているため緊張していたと思いますが、皆さん合唱や合奏が終えた後、ホッとする笑顔がとても印象的でした。
△各学年の発表の様子





後半に入ると、先輩でもあり現在声楽家で活躍している村上和歌子(ソプラノ)さん、ピアノ演奏家宮下絵美(ピアノ)さんが創立150周年を記念して旧上松小学校第一校歌を含め、オペラ『椿姫』の乾杯の歌、そして子どもたちも含め全員で現在の校歌を歌いました。
日頃はオペラなど鑑賞する機会は私も含めあまりないかもしれませんが、その声量と迫力ある鍵盤の響きは会場の皆さん感動したと思います。「いや〜凄かった」の一言でしか言い表せない語彙力の無さが今更ながら痛感しました。
△村上さん、宮下さんの記念コーナーの様子です。お二人の歌声、演奏を聴いて将来の音楽家を目指す子どもがいるかもしれませんね。


音楽会のフィナーレは後方の保護者席を振り向き、全員で二部合唱『ふるさと』を歌って幕を閉じました。
△保護者席を向いて『ふるさと』を熱唱

150周年に相応しい素晴らしい音楽会でした。
Posted by 大屋誠 at
09:16
│Comments(0)
2023年10月23日
◯高◯国(まるこうまるこく)ブランド材10周年
木曽ひのきに関わるイベントが17日記念市、18日には◯高◯国(まるこうまるこく)ブランド材10周年記念行事と二日間に亘って行われました。
木曽ひのきの人工林で育ったひのきが植樹から80年が経過し、主伐期を迎えた事から木曽地域で育ったひのきの素晴らしさを訴えるために中部森林管理局長であった鈴木信哉(現 ノースジャパン素材流通協同組合理事長)さんが提唱したブランド名です。
17日には木曽官材市売が主催する記念市が下河原で行われ、18日はひのきの里文化センターでブランド材10周年記念行事が行われました。
鈴木理事長さんからはブランド材と称した経緯などについて講演があり、木曽町役場庁舎を設計施工した千田設計事務所共同代表の千田さんから役場庁舎建設に至った経緯も含め講演がありました。
また、木曽森林管理署の若手グループから木曽ひのきが遠くは九州長崎で使われている事や上田市で使っている業者さんを紹介したコーナーもありました。
私はパネルディスカッションのパネラーとして依頼があり、ブランド材と称する歴史的な背景やこれからも長くブランド材として価値を更に高めていくためにも関わる人を育成していく事が求められるなどの意見発表させて頂きました。
センター内には林業に係る活躍している若い人たちの写真パネルもあり、一つの節目の時を迎えたイベントが木曽青峰高校、県林業大学校の学生さんや事業者、行政関係者、団体など多くの出席によりお祝いする事ができました。
△今泉中部森林管理局長さん意見交換会挨拶

△勝野官材市売理事長さん挨拶

△若手女性グループの発表

△写真パネル展示

△並べられたひのき。木目が美しい

△パネルディスカッション


木曽ひのきの人工林で育ったひのきが植樹から80年が経過し、主伐期を迎えた事から木曽地域で育ったひのきの素晴らしさを訴えるために中部森林管理局長であった鈴木信哉(現 ノースジャパン素材流通協同組合理事長)さんが提唱したブランド名です。
17日には木曽官材市売が主催する記念市が下河原で行われ、18日はひのきの里文化センターでブランド材10周年記念行事が行われました。
鈴木理事長さんからはブランド材と称した経緯などについて講演があり、木曽町役場庁舎を設計施工した千田設計事務所共同代表の千田さんから役場庁舎建設に至った経緯も含め講演がありました。
また、木曽森林管理署の若手グループから木曽ひのきが遠くは九州長崎で使われている事や上田市で使っている業者さんを紹介したコーナーもありました。
私はパネルディスカッションのパネラーとして依頼があり、ブランド材と称する歴史的な背景やこれからも長くブランド材として価値を更に高めていくためにも関わる人を育成していく事が求められるなどの意見発表させて頂きました。
センター内には林業に係る活躍している若い人たちの写真パネルもあり、一つの節目の時を迎えたイベントが木曽青峰高校、県林業大学校の学生さんや事業者、行政関係者、団体など多くの出席によりお祝いする事ができました。
△今泉中部森林管理局長さん意見交換会挨拶

△勝野官材市売理事長さん挨拶

△若手女性グループの発表

△写真パネル展示

△並べられたひのき。木目が美しい

△パネルディスカッション


Posted by 大屋誠 at
14:31
│Comments(0)
2023年10月17日
第37回長野県町村会定期総会・講演会
16日長野市において長野県町村会定期総会が開催され出席しました。
△羽田会長、阿部知事の挨拶(ステージ暗くてすみません)


総会において昨年度の決算認定をするとともに、国県への提案・要望事項について各部会で協議されたものが報告され、協議の上『災害に備えた公共事業の推進』など9項目について10月、11月に県国に要望する事で決定しました。
総会において下出謙介(王滝村議長)県町村議長会長さんもお祝いに駆けつけてくれました。
△下出議長会長

総会において任期が10年以上を迎えた小田切宮田村長さんと峯村飯綱町長さん、11年以上を迎えた宮島下條村副村長さんに自治功労者表彰が行われました。
△表彰の様子

総会の後、『メディアでは語れない防災対策』と題して合同会社ソナエルワークス代表 防災・BCP策定アドバイザー 高荷 智也(たかに ともや)氏から講演がありました。
世界から見た日本が災害大国であるうことや木曽の周辺にある『境峠・神谷断層帯』、『木曽山脈西縁断層帯』などの話もあり興味深く拝聴しました。
また、超巨大噴火の話もあり、九州の南の離島の鬼界カルデラで起こった噴火は九州地域の縄文文化を滅ぼした、更に阿蘇カルデラの噴火は九州全域と山口県付近まで火砕流により焼き尽くされ、火山灰が日本全土に及んだなど今まで聞いた事がないような事例をお聞きしました。
また、防災対策として我が家の正しい防災で聞くべき声は「生き延びた被災者の声」は重要だが、参考にすべきは『犠牲となった死者の声』を聞く事が大事という言葉は考えさせられました。
災害を避けるという事は災害が少ない所に引っ越すのが究極の防災対策、公営住宅の耐震を考える上で補強対策して家具転倒を防ぐための対策は原状回復義務を免除していく事も必要、更に、備蓄はパンデミックや大規模災害に備え数ヶ月分ストックしておく事が国として必要など様々な視点からの講演でした。
直ぐには難しいものもありますが、ヒントになるものが幾つもあり大変参考になりました。
△高荷講師の講演。先生は「スマホ、撮影、情報共有全て良いです」と通常の講演では普通タブーとなっている事も了解した上での講演でした。

△羽田会長、阿部知事の挨拶(ステージ暗くてすみません)


総会において昨年度の決算認定をするとともに、国県への提案・要望事項について各部会で協議されたものが報告され、協議の上『災害に備えた公共事業の推進』など9項目について10月、11月に県国に要望する事で決定しました。
総会において下出謙介(王滝村議長)県町村議長会長さんもお祝いに駆けつけてくれました。
△下出議長会長

総会において任期が10年以上を迎えた小田切宮田村長さんと峯村飯綱町長さん、11年以上を迎えた宮島下條村副村長さんに自治功労者表彰が行われました。
△表彰の様子

総会の後、『メディアでは語れない防災対策』と題して合同会社ソナエルワークス代表 防災・BCP策定アドバイザー 高荷 智也(たかに ともや)氏から講演がありました。
世界から見た日本が災害大国であるうことや木曽の周辺にある『境峠・神谷断層帯』、『木曽山脈西縁断層帯』などの話もあり興味深く拝聴しました。
また、超巨大噴火の話もあり、九州の南の離島の鬼界カルデラで起こった噴火は九州地域の縄文文化を滅ぼした、更に阿蘇カルデラの噴火は九州全域と山口県付近まで火砕流により焼き尽くされ、火山灰が日本全土に及んだなど今まで聞いた事がないような事例をお聞きしました。
また、防災対策として我が家の正しい防災で聞くべき声は「生き延びた被災者の声」は重要だが、参考にすべきは『犠牲となった死者の声』を聞く事が大事という言葉は考えさせられました。
災害を避けるという事は災害が少ない所に引っ越すのが究極の防災対策、公営住宅の耐震を考える上で補強対策して家具転倒を防ぐための対策は原状回復義務を免除していく事も必要、更に、備蓄はパンデミックや大規模災害に備え数ヶ月分ストックしておく事が国として必要など様々な視点からの講演でした。
直ぐには難しいものもありますが、ヒントになるものが幾つもあり大変参考になりました。
△高荷講師の講演。先生は「スマホ、撮影、情報共有全て良いです」と通常の講演では普通タブーとなっている事も了解した上での講演でした。

Posted by 大屋誠 at
09:57
│Comments(0)
2023年10月16日
上松の里を彩る神楽連今年最後の祭り
上松町には伝統的な神楽を伝える神楽連が6団体あります。14日は今年最後となる立町倉本地区の皆さんが氏子となる神明神社、春日神社の例祭が執り行われ参列させて頂きました。
4月の西小川地区の小川里若連の若宮神社例祭に始まり、5月駒ヶ岳神社例祭、7月大宮神社、鹿島香取神社、9月諏訪神社例祭などが地区として神楽連があって獅子神楽や代々神楽が奉納されます。これについては折々にお伝えして来ましたが、この他にもお祭りがあり氏子の皆さん心待ちにしています。
その中で今年最後となる例祭が立町、倉本地区を氏子とする神明神社、春日神社の例祭となります。
今年の祭りを振り返ると、まだ新型コロナの影響もあり4年前のままというわけには行かないお祭りもありましたが、皆さんそれぞれ工夫して知恵を出して催行されました事に敬意と地域を元気づけて頂いた事に感謝申し上げます。
神明・春日神社は立町地区の国道19号線に沿い、境内の下側にはJR中央西線が走っている場所に鎮座しています。そのような場所ですが、一旦境内や林内に足を入れると静寂な空間です。
△玉串奉天

△お供を神殿に

△獅子頭もお祓いを受けて出番を待ちます。

二頭の獅子頭のユタン(獅子頭の後の布の部分)の星模様が赤と黒とあったので「男獅子と女獅子ですか?」と聞きましたら「そうですね」とのご返事だったのですが、いまいち不安なお答えでしたので今後調べて行きたいと思います。
町内に伝わる獅子舞は女獅子ばかりですので、この違いは興味が湧きます。
△湯立て神事。いつもの如く湯たての湯が少しでも頭や身体にかかれば何か不浄なものが払われたような気が・・

△湯立て神事後、若い連中の皆さんはお宮で獅子を奉納して境内に続く急な階段を降りて各戸の悪魔祓いに向かいます。人数は15人くらいでしたが、この地区の皆さんは皆んな若い世代が多いと感じました。




△神楽が去った静寂さを取り戻した拝殿では浦安の舞が舞われました。


浦安の舞を見ようとお孫さんを連れたご家族が境内に上がって来ました。その後皆んなでお詣りしていました。
△皆んなでお詣り

とてもほのぼのとしたお祭りで、若い世代の方もおり今年の五穀豊穣、村内安全をお祈りさせて頂きました。
4月の西小川地区の小川里若連の若宮神社例祭に始まり、5月駒ヶ岳神社例祭、7月大宮神社、鹿島香取神社、9月諏訪神社例祭などが地区として神楽連があって獅子神楽や代々神楽が奉納されます。これについては折々にお伝えして来ましたが、この他にもお祭りがあり氏子の皆さん心待ちにしています。
その中で今年最後となる例祭が立町、倉本地区を氏子とする神明神社、春日神社の例祭となります。
今年の祭りを振り返ると、まだ新型コロナの影響もあり4年前のままというわけには行かないお祭りもありましたが、皆さんそれぞれ工夫して知恵を出して催行されました事に敬意と地域を元気づけて頂いた事に感謝申し上げます。
神明・春日神社は立町地区の国道19号線に沿い、境内の下側にはJR中央西線が走っている場所に鎮座しています。そのような場所ですが、一旦境内や林内に足を入れると静寂な空間です。
△玉串奉天

△お供を神殿に

△獅子頭もお祓いを受けて出番を待ちます。

二頭の獅子頭のユタン(獅子頭の後の布の部分)の星模様が赤と黒とあったので「男獅子と女獅子ですか?」と聞きましたら「そうですね」とのご返事だったのですが、いまいち不安なお答えでしたので今後調べて行きたいと思います。
町内に伝わる獅子舞は女獅子ばかりですので、この違いは興味が湧きます。
△湯立て神事。いつもの如く湯たての湯が少しでも頭や身体にかかれば何か不浄なものが払われたような気が・・

△湯立て神事後、若い連中の皆さんはお宮で獅子を奉納して境内に続く急な階段を降りて各戸の悪魔祓いに向かいます。人数は15人くらいでしたが、この地区の皆さんは皆んな若い世代が多いと感じました。




△神楽が去った静寂さを取り戻した拝殿では浦安の舞が舞われました。


浦安の舞を見ようとお孫さんを連れたご家族が境内に上がって来ました。その後皆んなでお詣りしていました。
△皆んなでお詣り

とてもほのぼのとしたお祭りで、若い世代の方もおり今年の五穀豊穣、村内安全をお祈りさせて頂きました。
Posted by 大屋誠 at
08:58
│Comments(0)
2023年10月15日
植樹に未来へのメッセージを込めて(木曽郡植樹祭)
ようやくというか、やっとというか4年間計画をしては中止を繰り返していた木曽郡植樹祭が12日に東里地区の大井野共有林で行われました。
この日は4年分の良い天気を集めて来たような晴天に恵まれ、植樹祭日和(?)となりました。上松小学校5年生の“みどりの少年団”を始め、愛知中部水道企業団、民間で森林活動をしている女性団体や活動目的に賛同して頂いる企業など幅広い皆さんが参加されました。
△参加者の皆様


△主催者を代表しての挨拶

△記念の標柱を建てました。

△この日の作業は植樹とクマの皮剥被害を防ぐテープ巻きでした。

今は小さな木ですが、私たちの子や孫、そしてその先の子供たちが見る時には大樹となっている事を願うものであります。
森林は材としての活用だけでなく、水源涵養、動植物を守り豊かな自然環境を創り出しています。また近年では自然災害を防ぐ流域治水の大きな役割も担っています。
木曽は森林が有るのが当たり前の風景ですが、私たちが暮らしていくためにはとても重要なものです。こうした機会を通じて一層緑化についての理解を深めていく事が大事だと改めて感じました。
△植樹祭行事が終わり記念撮影するみどりの少年団

この日は4年分の良い天気を集めて来たような晴天に恵まれ、植樹祭日和(?)となりました。上松小学校5年生の“みどりの少年団”を始め、愛知中部水道企業団、民間で森林活動をしている女性団体や活動目的に賛同して頂いる企業など幅広い皆さんが参加されました。
△参加者の皆様


△主催者を代表しての挨拶

△記念の標柱を建てました。

△この日の作業は植樹とクマの皮剥被害を防ぐテープ巻きでした。

今は小さな木ですが、私たちの子や孫、そしてその先の子供たちが見る時には大樹となっている事を願うものであります。
森林は材としての活用だけでなく、水源涵養、動植物を守り豊かな自然環境を創り出しています。また近年では自然災害を防ぐ流域治水の大きな役割も担っています。
木曽は森林が有るのが当たり前の風景ですが、私たちが暮らしていくためにはとても重要なものです。こうした機会を通じて一層緑化についての理解を深めていく事が大事だと改めて感じました。
△植樹祭行事が終わり記念撮影するみどりの少年団

2023年10月15日
寿ぐ百歳
11日午後、町長室に百歳をお迎えした田上美代子さんをお迎えして総理大臣と県知事からのお祝い状を贈呈させて頂きました。
9月18日の敬老の日はとうに過ぎていますが、私の是非とも贈呈したいという思いと、頂きたいというご本人、ご家族の思いがあり調整出来たのがこの日となりました。
田上さんは若い頃、高校を卒業して東京の日本橋で働いておられたとのことで、東京大空襲を経験されたとの事でした。縁あって上松町に来られ、それからはずっと上松町に住んでおられるとの事でした。
健康の秘訣をお尋ねすると「肉が好きで良く食べている」との事でした。そういえば以前にも高齢者の方のお祝い状を伝達した際に同じことを言っていた事を思い出しました。
家族の方が「生年月日は?」と聞くと直ぐに「大正12年・・」と正確に返答するのには驚かされました。
最近、私も病院で本人確認のため、生年月日と名前を繰り返して訊かれる事が多く、百歳まで言えるかというと少し不安があります。
それでも90歳の頃、心臓が止まった事があり、病院に行ったら動いたという驚きのエピソードもお聞きすると、これからもずっとお元気でお過ごしの事と思いました。
同席した村田副町長は小さい頃から隣近所であったため、よく副町長のお母さんが大きな声で叱っていたのを覚えているなど昔話に花が咲きました。
△田上さんに岸田総理大臣、阿部知事からの祝い状を伝達しました。

△百歳を祝った家族の集まりで作ったタオルで記念撮影

9月18日の敬老の日はとうに過ぎていますが、私の是非とも贈呈したいという思いと、頂きたいというご本人、ご家族の思いがあり調整出来たのがこの日となりました。
田上さんは若い頃、高校を卒業して東京の日本橋で働いておられたとのことで、東京大空襲を経験されたとの事でした。縁あって上松町に来られ、それからはずっと上松町に住んでおられるとの事でした。
健康の秘訣をお尋ねすると「肉が好きで良く食べている」との事でした。そういえば以前にも高齢者の方のお祝い状を伝達した際に同じことを言っていた事を思い出しました。
家族の方が「生年月日は?」と聞くと直ぐに「大正12年・・」と正確に返答するのには驚かされました。
最近、私も病院で本人確認のため、生年月日と名前を繰り返して訊かれる事が多く、百歳まで言えるかというと少し不安があります。
それでも90歳の頃、心臓が止まった事があり、病院に行ったら動いたという驚きのエピソードもお聞きすると、これからもずっとお元気でお過ごしの事と思いました。
同席した村田副町長は小さい頃から隣近所であったため、よく副町長のお母さんが大きな声で叱っていたのを覚えているなど昔話に花が咲きました。
△田上さんに岸田総理大臣、阿部知事からの祝い状を伝達しました。

△百歳を祝った家族の集まりで作ったタオルで記念撮影

2023年10月15日
春日井市と木曽郡町村との連携協定締結
10日、午後4時から木曽文化公園ロビーにおいて愛知県春日井市と木曽郡6町村との間で連携・協力協定が締結されました。
春日井市の水源地でもある木曽地域との交流は以前からあり、イベントなどで交流を深めて来ましたが、この度それを一層進めたいとの春日井市からの意向もありそれが形となったものです。
4〜5年前に春日井市の依頼を受けて上松町が幼稚園で使う木曽ヒノキで作った『キッチンままごとセット』を50セット町内の木工事業者さんが作って私が直接行って納めたご縁もあります。
ままごとセットは以前は春日井市の保育園ではダンボールで先生方が毎年作っていたそうですが、木で何か作れないかという事を保育士さんがアイディアを出し、それを聞いた地域おこし協力隊と話し合って実現したとのことで私自身とてもご縁を感じます。
石黒直樹春日井市長さんがこの日締結式に訪れ、木曽6町村の町村長とともに協定を締結しました。
△締結式の様子

△記念撮影。その前の高規格救急車配備式とはうって変わって雨(豪雨)も上がり屋外での記念撮影となりました。

これから交流を深めて行くことに願いを込めて記念植樹を行いました。
△記念植樹の様子


春日井市と木曽は距離的にも近いので森林保全や環境教育などの分野で関係を深め、木曽地域を更に知っていただき交流を深めることに繋がればと思います。
春日井市の水源地でもある木曽地域との交流は以前からあり、イベントなどで交流を深めて来ましたが、この度それを一層進めたいとの春日井市からの意向もありそれが形となったものです。
4〜5年前に春日井市の依頼を受けて上松町が幼稚園で使う木曽ヒノキで作った『キッチンままごとセット』を50セット町内の木工事業者さんが作って私が直接行って納めたご縁もあります。
ままごとセットは以前は春日井市の保育園ではダンボールで先生方が毎年作っていたそうですが、木で何か作れないかという事を保育士さんがアイディアを出し、それを聞いた地域おこし協力隊と話し合って実現したとのことで私自身とてもご縁を感じます。
石黒直樹春日井市長さんがこの日締結式に訪れ、木曽6町村の町村長とともに協定を締結しました。
△締結式の様子

△記念撮影。その前の高規格救急車配備式とはうって変わって雨(豪雨)も上がり屋外での記念撮影となりました。

これから交流を深めて行くことに願いを込めて記念植樹を行いました。
△記念植樹の様子


春日井市と木曽は距離的にも近いので森林保全や環境教育などの分野で関係を深め、木曽地域を更に知っていただき交流を深めることに繋がればと思います。