2023年10月14日

高規格救急車配備(木曽広域消防)

 本年度木曽広域消防で計画していた高規格救急自動車が10日納入され配備式が木曽文化公園で行われました。
 総事業費は2510万7千余円で車両本体は2415万5千円、無線設備が96万2千余円で平成23年3月に木曽広域消防北分署に配備された救急車を更新したものです。
 防振架台、大容量電源装置、各種医療機器の固定装置などの機能を備え感染症対策のために運転席と患者室の間に隔壁シートを備えています。
△新しい高規格救急車


△配備式には幹部署員が整列して臨みました。


 原連合長が挨拶しようとしたマイクに向かった直後から突然の豪雨が降り出し、会場を文化公園入口ホール横に会場を移しての式典となりましたが、これも新車配備のお浄めの雨だったのかもしれません。
△原連合長の挨拶。この時は降ってなかったのですが。


△石其署長にキーが渡されます。


 地域の医療状況から救急搬送の任務は益々重要となります。更新された前の救急車は約18万6千キロを走り、出動回数は3844件(9月20現在)だったそうですが、安全運行に努め任務を果たすよう期待します。
 
  
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Posted by 大屋誠 at 13:01Comments(0)上松町

2023年10月13日

赤沢の空気胸一杯、身体一杯に吸って、浴びる

 秋の訪れがいち早く感じられる赤沢自然休養林において8日『赤沢自然休養林森林浴大会』が開催されました。
 森林浴のイベントは春と秋の年二回ありますが、春は芽吹の頃のオオヤマレンゲが咲く頃であり、秋の森林浴はマンサク、ヤマザクラなどの紅葉が見頃の頃に行われます。
 今年は猛暑の影響とつい先週まで夏の気温を思わせる温度でもあったため紅葉も遅れているようです。
 この日は約40数人の方から参加希望があったとの事で普段は見られない奥千本の木立も見られるコースもあり、常連さんも多いようですが今回の参加者は初めての方が多いとの事でした。
 遠くは千葉、大阪、滋賀などから来られた方もおり赤沢のヒノキの木立から発せられる自然の心地よい香りと爽やかな風を浴びて自己免疫力を付けて下さいと挨拶させて頂きました。
 6つのコースに分かれての森林浴大会でしたが、その中にはヨガを取り入れたリフレッシュコースも新設されたとの事でした。
 参加人数も案内していくのが適度で丁度いい人数だと思いました。皆さん森林の持つ力を存分楽しんで気持ち良く散策されたものと思います。
 今回も木曽森林管理署、ふれあい森林センター、NPO、ボランティアの皆様にご協力頂き有難うございました。
△開会式の様子





   
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Posted by 大屋誠 at 14:40Comments(0)

2023年10月11日

可愛い声援飛び交う運動会(上松保育園運動会)

 10月7日澄み切った秋空が暖かく包む中、小学校校庭で上松保育園運動会が行われました。
 牧野園長先生から「今年の運動会は大きな声で応援出来る運動会となりました。皆んな元気に、そしてお家の方も子どもたちに声援をお願いします」と挨拶がありました。
 少し前にはインフルエンザに罹ってしまった園児もいたようで、運動会が開けるか、準備ができるかなど心配されたようですが、園児たちの元気な姿を見る事ができて本当に良かったと思いました。
△元気な園児の様子


△がんばるぞ!!


△パン食い競争。なかなか咥えるのは難しい?パンは園児用に特別に小さい物を用意して頂いたとの事でした。競技に参加はしませんでしたが私も頂いて食べましたがとても美味しかったです。


△年中組さんの“えがおのはなをさかそう”とても大きな花が咲きました。


△綱引きは白赤が1勝1敗、リレーも赤白同着と先生方もビックリの結果でした。


 年長組の皆さんもあと少しで卒園ですが、良い思い出ができて良かったですね。
  
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Posted by 大屋誠 at 12:02Comments(0)

2023年10月11日

木曽南部土砂防災NW(ネットワーク)議員連盟総会

 6日、南木曽町「南木曽会館」において“木曽南部土砂防災NW議員連盟総会”が構成する南木曽町、大桑村、王滝村、そして上松町の議員の皆さんが参加し開催されました。
 以前にも載せたと思いますが、議員で構成する土砂防災のネットワーク議連は全国でも四国の『四国土砂防災NW議員連盟』のみだそうです。
 総会において、私は木曽南部直轄砂防推進協議会長として、自然災害が激甚化、頻発化する現状を踏まえ、NW議連と連携しながら国関係省庁への要望活動を行っていきたいと挨拶させて頂きました。
 総会後、全国治水砂防協会岡本正男副会長から『砂防を知ろう』、国土交通省植野利康砂防施設評価分析官から『「いのち」と「くらし」を守る砂防』、国土交通省多治見砂防事務所森下淳所長から『木曽南部地域における直轄砂防事業について』と題して講演頂きました。
 全国的に災害が起こっている中で、現状や国や関係団体のトップの方の講演をお聞きする事は大変貴重な機会ですし、また要望等についても上京した際には地域の状況に耳を傾けて頂いています。
 当町では“板橋沢”、“十王沢”、“滑川”、“大沢”の4箇所において工事や計画が進められております。
 一刻も早い竣工、着工を望みたいところですが限られた予算の中で、人も限られる中で、また全国で災害が多発する中で厳しい状況ですが、木曽南部直轄事業は40年以上積み上げて来た歴史もあり、歴代の砂防関係者に理解と支援を頂いています。
 NW議連とも連携しながら今後も活動していく事が求められています。
△総会の様子(中央の議長は山崎会長(南木曽町議長)さんです。


△岡本正男全国治水砂防協会副会長さんの講演の様子。


 岡本副会長さんの講演は、我が国のみならず世界で起こっている事などを聴く人を惹きつけます。いつも遠い所に足を運んで頂き有難うございます。

  
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Posted by 大屋誠 at 11:34Comments(0)

2023年10月10日

豊明市議会との交流

 「やっとかめです」、これは豊明市議会の皆さん4日、四年ぶりに当町を訪問して頂いた折に私の挨拶の冒頭の言葉です。
 木曽の方言で「お久し振り」という意味で使われますが、この言葉は尾張の方言で豊明市でも使われていると思い、使ってみたら皆さん頷いておられました。文化的にも昔から繋がりがあったという事で、何故か親近感が湧きました。
 豊明市議会議員の皆さんは、4日から5日の予定で当町を訪問いただきました。豊明市とは平成14年11月12日に友好自治体宣言をし、これまで行政、議会、スポーツを通じた住民交流などにより親交を深めて来ております。
 また、平成28年5月には『災害時等相互応援に関する協定』を締結し、いざという時にお互いに支援する体制を取っています。
 これまでも議会において相互に訪問し交流を深めてきたところですが、新型コロナ感染症拡大を受けて訪問が中止となっていました。
 その間、両市町ともに議員さんが今年の春の統一地方選挙により改選され始めての交流となりました。豊明市議会から9人の議員さんに加え、小浮正典(こうき まさふみ)市長さん議会事務局など12人の方をお迎えしました。
 9人の議員の内7人の議員さんが新人ということでフレッシュな皆さんにお越しいただきました。
 議員の意見交換において「災害時において豊明市では議員のやる事について」との質問があり、小浮市長から「災害時においては行政は緊急的な対応に追われるので何もしない事として議会に理解を求めている」との説明があるなど、短い時間ながらも中身の濃い意見交換となりました。
△開会の様子。永井議長の左側から近藤ひろひで副議長、小浮市長


△皆さんと一緒に


 豊明市さんには当町と同じく生まれたお子さんに上松製の木製品をプレゼントする事業をして頂いております。
 翌日は公務のため私は一緒に行動出来ませんでしたが、自分の木製ネームプレートを作る体験をして頂き大変喜んで頂いたとの事でした。
  
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Posted by 大屋誠 at 10:16Comments(0)上松町

2023年10月10日

地域の願いを(国省庁への要望・提言活動始まる)

 本格的な秋を迎え、毎年の事ながら国省庁、国会議員への道路、治水、砂防などの要望・提言活動が始まりました。
 10月2日、さいたま新都心にある関東地方整備局の野坂周子道路部長さんを訪ね、長野県への補助金について理解と支援をお願いしました。
 昨年までは関東地方整備局には出向くことは無かったのですが、県関係の補助金については関東地方整備局が担当しているとの事で今回の要望となりました。
△野坂道路部長さんです。


 翌3日は南部国道連絡会の主催で地元選出の後藤茂之衆議院議員と農林水産大臣に就任したばかりの宮下一郎大臣との意見交換が行われました。
△意見交換会の様子


 また関係省庁である国土交通省、財務省の担当者及び地元選出国会議員事務所を訪ねて要望・提言活動を実施しました。
△国土交通省


△財務省



  
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Posted by 大屋誠 at 09:24Comments(0)上松町

2023年10月10日

いざという時のために(総合防災訓練)

 10月1日に令和5年度町総合防災訓練が実施されました。全町への情報伝達訓練と関係機関との連携に加えて今年は4年振りに一部地域の住民の皆さんにも実際に避難していただきました。
△訓練開始前の打合せ


 役場庁舎が新しくなってからの本格的な訓練となり、町長室横の防災会議室のモニターに映る町内各所の様子を消防委員を始め議員さんにも見ていただきました。
△モニターを見る皆さん


△防災室では情報が入る度に図面上に地点と状況について落として行きます。


 町建設協会の皆さんにも加わって頂き、応急復旧などについて調整して対応する訓練が実施されました。
△その様子です。


 指定避難所となったひのきの里総合文化センターでは、NTTさんにも災害時のいざという時の緊急電話の利用の仕方などのコーナーで分かりやすく説明して頂きました。また、当町で備えてある避難所の簡易テント、ダンボール製のベッドなどが展示され、寝心地など体験して頂きました。
△NTTの緊急時の電話の使い方コーナー


△B&G財団から寄付して頂いた避難所内でプライバシーに配慮したテント


 避難訓練の後、ホールにおいて木曽建設事務所の協力により防災講座が開かれました。
△講座の様子です。


 防災意識を高めるには災害を『我が事』とする事が重要です。上松町の『我が事』は昭和25年の大火だと思いますが、地球規模の気候変動により毎年のように大きな自然災害が発生しています。
 今年は島地区で防災マップの改定作業がありますが、多くの地区は地区防災マップは出来ていません。行政としては一刻も早い非難を呼びかけますが、急激な気象の変化や経験したことのない雨量などは行政の対応だけではカバー出来ないのも現実です。
 住民の皆さんのお互いの呼びかけも避難を行動に移すきっかけにもなります。また危険性の高いリスクのある場所について情報を共有しその場所から一刻も早く離れる行動を共に取れるという事も重要であり住民がお互いに知恵を出し合った防災マップは今後の防災意識を向上していく上では是非とも策定して行って貰いたいと思います。
 また、役場庁内でも連絡体制や情報共有の部分で今後検討する事も浮き彫りになって来た感がありますが、この課題を浮き彫りにする事が訓練の最も大きな目的だと思いますし、その積み重ねが大事だと改めて感じました。


  
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Posted by 大屋誠 at 08:40Comments(0)

2023年10月08日

倉本地区の皆さんと語る(行政懇談会)

 9月29日、倉本地区の皆さんとの行政懇談会が行われました。予め鳥獣害被害対策を主としてテーマを主として設定した懇談会となりましたが、現在検討している町南部地域の災害時のアクセス道路開設に係る期成同盟会設立について説明をする時間も頂き理解を求めました。
 鳥獣被害対策については地区の実情などをお聞きする事が出来るとともに、家の周りなど身近な所に動物が好む食べ物、残飯を放置しない事や柿の木などになった実を切る事などの対策も重要で地区として全体で取り組んでいく事が必要など話合いました。
 また、熊の出没についての情報が寄せられた時の役場の対応や出たからと言って猟友会員でもむやみに発砲できない事なども説明して理解を求めました。
 こうしたテーマ設定をして議論を深めていくことは住民の皆さんにとっては役場の見えないところを理解して頂くには重要な機会で、役場にとっても身近な話題を聞くことで次の施策のヒントが得られます。
 和やかな雰囲気で迎えていただき建設的な懇談会となったことに感謝申し上げます。
 懇談会終了後に私たちが座っていた背後に戸棚があって気になって聞いてみると、古い仏様を移転して祀っているとの事でした。
 好意によって開けて頂くと平安時代の作(?)と思われる仏像が収められていました。中学校時代の教科書で見たようなとても気品あふれる仏像数体が安置されていました。
 倉本地区は春には馬頭観世音のお祭りがあり、念仏講も行われていたようですが、昔から厚く守られてきた歴史を感じさせるものでした。写真を撮るのも恐れ多く、憚れる感じがしましたので撮れませんでした。
 こうして地区を回っていくと新しい発見があり楽しいものです。上松の歴史に触れた懇談会でした。
△懇談会の様子



  
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Posted by 大屋誠 at 11:25Comments(0)

2023年10月05日

二番目の小水力発電稼働

 9月27日、(株)KANSOテクノスさんが滑川右岸で昨年4月から工事をしていた小水力発電所『駒ヶ岳上松発電所』の竣工式が行われ出席させて頂きました。
 町内では二番目に稼働する小水力発電所となります。テクノスさんとしては初めての独自に取り組んだ発電所です。
 自然再生エネルギーの重要性は、近年の地球規模の気候変動によってもたらされる豪雨や台風などによる被害を見れば益々重要となっていいます。
 しかしながら、建設に当たっては、自然との調和や利水の関係の地元など立ちはだかる課題も多いようです。この発電所で使われる水は今までの東里の野尻・徳原地区の農業用水を上部で取り込みそのまま従来からの水路に戻して農業用水として使えるという環境にあり、地元の理解も得られ易かったという事に加えて何と言っても関係者の熱意によるものが大きかったと思います。
 私の挨拶の中で自然再生エネルギーの重要性とこれからも長く愛される施設として稼働して欲しいとお祝いの言葉を申し上げました。
△竣工式の様子。玉串奉奠、挨拶は岡田達志社長さんです。






  
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Posted by 大屋誠 at 13:01Comments(0)

2023年10月05日

知事と住民の県民対話集会

 9月29日に県知事と住民による県民対話集会が開催されました。会場となった公民館大会議室には約50名の町民の方に参加して頂きました。
 この集会は県内77市町村を回って知事と住民が直接対話するというもので、阿部知事が選挙の折に公約の一つとして掲げていたものです。
 集会の前に首長との意見交換の場も設けられ、私からは、地域で必要とする保健師や司法書士などの国家資格の専門職を生み、育て、そして県との連携の下、地域人材として活躍出来る地域をどう創っていくのかを主に意見交換をしました。
 短い時間でしたが、知事とも思いは共有出来たものと思いました。
△知事との意見交換の様子


 次に住民対話集会に移り、テーマを『上松町の現況と課題を踏まえた地域公共交通のあり方』と題して意見交換を行いました。
 予め意見の提出のあった4人の方から、高齢者、障がい者、子育て世代の方、観光業者の方々から体験から感じている事など、地域公共交通に寄せる思いを述べて頂きました。
 JRについては、主に松本方面に行くには跨線橋を行かなければならない事で高齢者や障がい者にとって、加えて重い荷物を持った観光客に不便で大変なこと、また障がい者がバスを実際利用するに当たって感じている事など実体験を通じた意見が出されました。
 知事からは率直に難しい点も指摘する話もあり、現在進められているバスの公共交通の検討にも役立つものもあったと感じました。
 普段は県知事と直接話をする機会はあまりありませんので貴重な時間となったものと思います。多くの皆さんのご参加に御礼申し上げます。
△対話集会の様子



  
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Posted by 大屋誠 at 09:37Comments(0)上松町