2018年01月30日
あおぞら自転車町長室(学童クラブ)
昨年7月から始めた"あおぞら自転車町長室"ですが、天気はそこそこでしたが、道路事情により始めて自転車を使わない町長室となりました。
29日午後に今年初めての町長室を栄町の旧母子健康センターを拠点として学童クラブ"おひさまクラブ"や障がい者の方が働くお弁当配達などで幅広い活動している"結"などを主宰する小林佳奈子さんと懇談しました。
小林さんとは、プライベートでは、子ども同士が同級生ということもあり、また、私の子供も学童クラブにお世話になった期間もあり、加えて県職員として木曽地方事務所の福祉担当係長で勤務した折にも、先駆的な取り組みをしており、その当時からのお付き合いで縁の深い方です。
学童クラブとしては登録者数は現在46人(世帯数34世帯)で、うち毎日の利用は15〜20人前後とのことです。養護学校に通学している方も7人程とのこと。
低学年の子どもの多くは特別支援が必要な子どもがほとんどとの事ですが、木曽町や大桑村からも通って来ている方もそれぞれ1名ずついるとのことでした。うち全介助の子どもさんが1名いるとの事で、そうした障がいを有した子どもさんを受け入れてくれるのは、この施設だけという事でした。
私が心の中で『本当に大変だなぁ〜』で思っていると、小林さんは「ここに来ると皆んな表情が豊かになるんだよね、一緒に子供達が遊んでいると違和感もないし、子どもたち同士素直な気持ちになれる」と実践していることに誇りや自信を超えたやり抜いて来たパワーを感じました。
子どもたちを預かるだけでなく、水曜日にはスポーツをやっており、時にはサッカーで伊那養護学校との交流、体験実習なども取り入れ、土曜日にはアートを不定期ではあるけどやっているとのこと。
障がいを有している方についての将来についてお伺いすると、「高校を卒業して就業するという事について、障がいを有していない人にとっては大学進学、就職は当たり前かもしれない。障がい者にとって就職、働くという意味が理解できない状況がある。滋賀県で生活介護、B型 (注1)施設で運営している施設があり、好きなことや、得意なことを通じて才能を開花させる事に取り組んでいる。4年くらいで良いので専攻科みたいなものがあれば良い」との事でした。
(注1 障がい者が通常の事業所に就労することが困難、雇用契約が結べない場合、就労の機会を提供したり生産活動をする障がい者施設)
高等部の保護者の方が卒業時に悩むのは「笑顔で一生暮らせること」との事で、小林さんのその一言ひとことが考えさせられるものがありました。
夢は「きちんとした施設が欲しい。子供たちや子育て世代の人がいつでも訪れることができる施設が、それが働きやすい地域の環境も創っていく」という事で、しっかりとお聞きしました。
また、障がい者を雇用したお弁当配達も木曽町エリアも含めやっており、それが見守りの役割も果たしているとの事で、訪ねて行ったところ年に数件、亡くなっていた所に遭ったり、具合が悪く倒れていたところに出くわしたりした事があったりと見守りへもっと支援の充実をという事も要望されました。
小林さんは幅広く活動されていますが、今後もお身体をご自愛いただき、木曽の子供たちや障がい児(者)の為、木曽地域に為にスタッフの皆さんともどもご活躍ください。
(今日は自転車"あおぞら号"が無いので寂しそうですが、上松子ども未来会議の看板と一緒に)

(後、30分くらいで子どもたちの声で一杯になります。忙しくなる前にお邪魔しました)

)
29日午後に今年初めての町長室を栄町の旧母子健康センターを拠点として学童クラブ"おひさまクラブ"や障がい者の方が働くお弁当配達などで幅広い活動している"結"などを主宰する小林佳奈子さんと懇談しました。
小林さんとは、プライベートでは、子ども同士が同級生ということもあり、また、私の子供も学童クラブにお世話になった期間もあり、加えて県職員として木曽地方事務所の福祉担当係長で勤務した折にも、先駆的な取り組みをしており、その当時からのお付き合いで縁の深い方です。
学童クラブとしては登録者数は現在46人(世帯数34世帯)で、うち毎日の利用は15〜20人前後とのことです。養護学校に通学している方も7人程とのこと。
低学年の子どもの多くは特別支援が必要な子どもがほとんどとの事ですが、木曽町や大桑村からも通って来ている方もそれぞれ1名ずついるとのことでした。うち全介助の子どもさんが1名いるとの事で、そうした障がいを有した子どもさんを受け入れてくれるのは、この施設だけという事でした。
私が心の中で『本当に大変だなぁ〜』で思っていると、小林さんは「ここに来ると皆んな表情が豊かになるんだよね、一緒に子供達が遊んでいると違和感もないし、子どもたち同士素直な気持ちになれる」と実践していることに誇りや自信を超えたやり抜いて来たパワーを感じました。
子どもたちを預かるだけでなく、水曜日にはスポーツをやっており、時にはサッカーで伊那養護学校との交流、体験実習なども取り入れ、土曜日にはアートを不定期ではあるけどやっているとのこと。
障がいを有している方についての将来についてお伺いすると、「高校を卒業して就業するという事について、障がいを有していない人にとっては大学進学、就職は当たり前かもしれない。障がい者にとって就職、働くという意味が理解できない状況がある。滋賀県で生活介護、B型 (注1)施設で運営している施設があり、好きなことや、得意なことを通じて才能を開花させる事に取り組んでいる。4年くらいで良いので専攻科みたいなものがあれば良い」との事でした。
(注1 障がい者が通常の事業所に就労することが困難、雇用契約が結べない場合、就労の機会を提供したり生産活動をする障がい者施設)
高等部の保護者の方が卒業時に悩むのは「笑顔で一生暮らせること」との事で、小林さんのその一言ひとことが考えさせられるものがありました。
夢は「きちんとした施設が欲しい。子供たちや子育て世代の人がいつでも訪れることができる施設が、それが働きやすい地域の環境も創っていく」という事で、しっかりとお聞きしました。
また、障がい者を雇用したお弁当配達も木曽町エリアも含めやっており、それが見守りの役割も果たしているとの事で、訪ねて行ったところ年に数件、亡くなっていた所に遭ったり、具合が悪く倒れていたところに出くわしたりした事があったりと見守りへもっと支援の充実をという事も要望されました。
小林さんは幅広く活動されていますが、今後もお身体をご自愛いただき、木曽の子供たちや障がい児(者)の為、木曽地域に為にスタッフの皆さんともどもご活躍ください。
(今日は自転車"あおぞら号"が無いので寂しそうですが、上松子ども未来会議の看板と一緒に)

(後、30分くらいで子どもたちの声で一杯になります。忙しくなる前にお邪魔しました)

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2018年01月26日
支え・支えられる
上松町社会福祉協議会の主催で人材育成講座 " 第6回地域塾 地域でずっと暮らしたい・・・私たちにできること"と題した講座があり、途中まででしたが参加させて頂きました。
フリージャーナリストで長寿社会開発センター理事長の内山二郎氏が講師で、最初に大桑村社協生活支援コーディネーターの杉村信子さんから活動報告の発表がありました。
会場の福祉センターの大会議室には多勢の受講者が参加され、熱心に聞き入っていました。
大桑村では"いきいきサロン"が始まり、それが前身で現在の"居場所づくりカフェ"に繋がり現在では19カ所で行われていることや集まる人数は小さなところでは2人のところもあれば20人以上のところもあるとの事でした。
高齢者が多くなり、一人住まいの方も多くなる中で身近な所で集う居場所づくりが求められています。こうした所の運営に関わってくれる事に期待したいと思います。
私は予定があり最後まで受講できず残念でしたが、こうした講座に出ていただいた皆さんの思いを生かせるように取り組みたいと思いました。
(杉村先生の実践例の紹介)

(内山先生の講座の様子、インタビュー形式で皆さんから意見を聞きます)

フリージャーナリストで長寿社会開発センター理事長の内山二郎氏が講師で、最初に大桑村社協生活支援コーディネーターの杉村信子さんから活動報告の発表がありました。
会場の福祉センターの大会議室には多勢の受講者が参加され、熱心に聞き入っていました。
大桑村では"いきいきサロン"が始まり、それが前身で現在の"居場所づくりカフェ"に繋がり現在では19カ所で行われていることや集まる人数は小さなところでは2人のところもあれば20人以上のところもあるとの事でした。
高齢者が多くなり、一人住まいの方も多くなる中で身近な所で集う居場所づくりが求められています。こうした所の運営に関わってくれる事に期待したいと思います。
私は予定があり最後まで受講できず残念でしたが、こうした講座に出ていただいた皆さんの思いを生かせるように取り組みたいと思いました。
(杉村先生の実践例の紹介)

(内山先生の講座の様子、インタビュー形式で皆さんから意見を聞きます)

2018年01月25日
B&G財団全国サミット
上松町のプール整備などに支援をいただいているB&G財団の総会が行われ、初めて出席させていただいた。

施設所在市町村の首長や教育長など多数が出席され盛大に開催され、オープニングでは岩手県陸前高田の高田高校書道部のパフォーマンス書道(故郷と未来へ)もあり賑やか雰囲気な中に始まりました。


その後、笹川日本財団会長から「日本の未来は明るい」と題して特別基調講演があり、会長の言葉として印象に残ったのは「リスクを背負ってでもやること、必要なのは覚悟」、ダーウインの"種の起源"を引用した「強いものが残るのではない、頭の良いものが残るのではない、時代の変化に生き残れるものが残る」という言葉が今の地域、我が国が抱えている課題を解決するに当たって求められる姿勢そのものと感じました。
レセプションでシドニー、アトランタとオリンピックで競泳選手として活躍されたメダリストの中村真衣さんとも一緒にお話することができました。以前上松のプール開きの折にもお越し頂いたご縁もあり気さくに話して頂きました。
(とてもチャーミングな方ですが、競泳用の水着になると凄い筋肉だそうです。)


施設所在市町村の首長や教育長など多数が出席され盛大に開催され、オープニングでは岩手県陸前高田の高田高校書道部のパフォーマンス書道(故郷と未来へ)もあり賑やか雰囲気な中に始まりました。


その後、笹川日本財団会長から「日本の未来は明るい」と題して特別基調講演があり、会長の言葉として印象に残ったのは「リスクを背負ってでもやること、必要なのは覚悟」、ダーウインの"種の起源"を引用した「強いものが残るのではない、頭の良いものが残るのではない、時代の変化に生き残れるものが残る」という言葉が今の地域、我が国が抱えている課題を解決するに当たって求められる姿勢そのものと感じました。
レセプションでシドニー、アトランタとオリンピックで競泳選手として活躍されたメダリストの中村真衣さんとも一緒にお話することができました。以前上松のプール開きの折にもお越し頂いたご縁もあり気さくに話して頂きました。
(とてもチャーミングな方ですが、競泳用の水着になると凄い筋肉だそうです。)

2018年01月24日
ご注意‼︎インフル
最強寒波が来ています。毎日の雪かき本当に骨折りですが、転倒しての本当の骨折には注意して下さい。
この時期の注意といえば、もう一つインフルエンザがあります。職員の中にも罹った方もおられるようですが、今シーズンは予防ワクチンが不足していたため、いつも予防接種していた方も出来なかったとお聞きしました。
インフルエンザは風邪のような症状を来すことから軽く感じてしまいがちですが、高病原性の鳥インフルエンザは命に関わるものです。第一次世界大戦もこの流行により戦いが続けられずに終わったというくらいですから本当に要注意です。
実は私の母方の祖母もスペイン風邪というインフルエンザに罹って亡くなったという事実を最近になって知ることとなりました。西小川の焼笹という山奥に住んでいましたが、森林鉄道により伝えられたのか本当にその感染力には驚かされます。
感染には色々あるようですが、家族からうつされたというケースもあるようです。家族皆んなで寝込むのは大変です。予防には手洗い、ウガイなどと呼びかけていますが、タオルなどの共用なども気をつけた方が良いようです。
(ちょっと気分爽やかに、罹ってしまった方十分休養して下さい)

この時期の注意といえば、もう一つインフルエンザがあります。職員の中にも罹った方もおられるようですが、今シーズンは予防ワクチンが不足していたため、いつも予防接種していた方も出来なかったとお聞きしました。
インフルエンザは風邪のような症状を来すことから軽く感じてしまいがちですが、高病原性の鳥インフルエンザは命に関わるものです。第一次世界大戦もこの流行により戦いが続けられずに終わったというくらいですから本当に要注意です。
実は私の母方の祖母もスペイン風邪というインフルエンザに罹って亡くなったという事実を最近になって知ることとなりました。西小川の焼笹という山奥に住んでいましたが、森林鉄道により伝えられたのか本当にその感染力には驚かされます。
感染には色々あるようですが、家族からうつされたというケースもあるようです。家族皆んなで寝込むのは大変です。予防には手洗い、ウガイなどと呼びかけていますが、タオルなどの共用なども気をつけた方が良いようです。
(ちょっと気分爽やかに、罹ってしまった方十分休養して下さい)

2018年01月23日
観光PRin 名古屋
木曽の観光PRを推進するため、阿部知事、峰竜太県永久観光大使、原木曽町長、瀬戸王滝村長、向井南木曽町長とともに名古屋市を訪問しました。
河村たかし名古屋市長、中日新聞本社河津常務、中央日本総合観光機構のハーヴィー アシュリーCEOなど大変忙しい中にも関わらず対応して頂き、御嶽山噴火以来、厳しい状況が続く木曽の観光のためにご支援を頂くことで理解を頂きました。
河村市長は、尾張弁を駆使した語り口調で有名ですが、限られた時間の中でしたが終始和やかな雰囲気の中、懇談することが出来ました。ご承知の通り市長の発信力、影響力は中京圏のみならず全国的にも大きなものがありますので期待したいと思います。
中京圏には木曽出身者も多く、また、昔は尾張藩で同じであったいうことで、縁も深くそうした意味において何か私どもも親しみがあります。近いところから気楽にお越しいただければと思います。
中央日本総合観光機構アシュリーCEOはインバウンド戦略について主に懇談しました。機構ではアジア向けのドラゴンロードと言われる観光ルートを中心に事業を展開してきたとの事ですが、これからは欧米の方へも広げていきたいようでした。ドラゴンルートには岐阜高山は入っていますが、木曽は入っていません。
独自の歴史や文化があり、自然も豊かな地の木曽をもっと認知してもらうよう努めていく必要があります。
(河村市長との懇談、各町村が地元産品を使ってのPR)

(アシュリーCEOとの懇談、記念撮影です。木曽へは訪れた事はあるそうですが、時間が余りなかったとの事、今度は時間を取っての来訪をお待ちしております。)


(中日新聞本社前での写真撮り、ミス日本酒の王滝村出身家高里永子さんも一緒に入ってPR)

河村たかし名古屋市長、中日新聞本社河津常務、中央日本総合観光機構のハーヴィー アシュリーCEOなど大変忙しい中にも関わらず対応して頂き、御嶽山噴火以来、厳しい状況が続く木曽の観光のためにご支援を頂くことで理解を頂きました。
河村市長は、尾張弁を駆使した語り口調で有名ですが、限られた時間の中でしたが終始和やかな雰囲気の中、懇談することが出来ました。ご承知の通り市長の発信力、影響力は中京圏のみならず全国的にも大きなものがありますので期待したいと思います。
中京圏には木曽出身者も多く、また、昔は尾張藩で同じであったいうことで、縁も深くそうした意味において何か私どもも親しみがあります。近いところから気楽にお越しいただければと思います。
中央日本総合観光機構アシュリーCEOはインバウンド戦略について主に懇談しました。機構ではアジア向けのドラゴンロードと言われる観光ルートを中心に事業を展開してきたとの事ですが、これからは欧米の方へも広げていきたいようでした。ドラゴンルートには岐阜高山は入っていますが、木曽は入っていません。
独自の歴史や文化があり、自然も豊かな地の木曽をもっと認知してもらうよう努めていく必要があります。
(河村市長との懇談、各町村が地元産品を使ってのPR)

(アシュリーCEOとの懇談、記念撮影です。木曽へは訪れた事はあるそうですが、時間が余りなかったとの事、今度は時間を取っての来訪をお待ちしております。)


(中日新聞本社前での写真撮り、ミス日本酒の王滝村出身家高里永子さんも一緒に入ってPR)

2018年01月21日
"森のくまさん"発刊記念
昨日、絵本作家の藤岡牧夫先生により木曽の自然をモチーフとした"森のくまさん"が発刊され、その記念パーティーが木曽町文化交流センターで開催されました。
藤岡先生は、上松町に生まれ、その後、お父さんの勤務の関係で大桑村で育ったという経歴を持っておられ木曽に深いご縁がある方です。
小布施町に藤巻牧夫美術館があり、自然豊かな風景を中心とした独特の世界観の作品は広く愛されています。今回は、生まれ育った木曽の風景を取り入れたもので、森の妖精と熊さん親子が身近な風景や自然を紹介していくほのぼのとしたものです。
藤岡先生は、刊行に当たって森林に関わる人、狩猟をする人など数多くの方にお聞きし、何箇所も直接現場に出向いて取材をされたとの事で、私も知らなかった場所も作品中に紹介されており、木曽の人でも楽しめるものでした。
パーティーの最初に藤岡先生の縁で結成し、命名したピアノ、フルート、オペラでユニットした女性三人の"トリコローレ"による音楽の調べもあり、和やかな雰囲気の発刊記念パーティーとなりました。
先生の優しい絵と文は、生まれ育った木曽を知り尽くし、限りない木曽への愛を感じるものです。小・中学校には「長野県緑の基金」から贈呈されているとの事ですが、一人でも多くの方に購読して頂きたいと思います。
(藤岡先生がサインをしています)

(刊行された"森のくまさん")

藤岡先生は、上松町に生まれ、その後、お父さんの勤務の関係で大桑村で育ったという経歴を持っておられ木曽に深いご縁がある方です。
小布施町に藤巻牧夫美術館があり、自然豊かな風景を中心とした独特の世界観の作品は広く愛されています。今回は、生まれ育った木曽の風景を取り入れたもので、森の妖精と熊さん親子が身近な風景や自然を紹介していくほのぼのとしたものです。
藤岡先生は、刊行に当たって森林に関わる人、狩猟をする人など数多くの方にお聞きし、何箇所も直接現場に出向いて取材をされたとの事で、私も知らなかった場所も作品中に紹介されており、木曽の人でも楽しめるものでした。
パーティーの最初に藤岡先生の縁で結成し、命名したピアノ、フルート、オペラでユニットした女性三人の"トリコローレ"による音楽の調べもあり、和やかな雰囲気の発刊記念パーティーとなりました。
先生の優しい絵と文は、生まれ育った木曽を知り尽くし、限りない木曽への愛を感じるものです。小・中学校には「長野県緑の基金」から贈呈されているとの事ですが、一人でも多くの方に購読して頂きたいと思います。
(藤岡先生がサインをしています)

(刊行された"森のくまさん")

2018年01月18日
木曽広域CATV光(FTTH)化の要望活動
今週16日に木曽広域CATVの光化(FTTH)についての採択に向けて6町村長、議長が揃って財務省、総務省に要望活動をしました。
現在、基幹部分については光ケーブルで行っているものの、その先から各戸へは同軸ケーブルで繋がっている状況です。
その同軸ケーブルの生産が我が国で1社となったことから、ケーブル及びそれに附随する機器の安定した供給が保障されないという状況にあります。
加えて、今回、総務省が支援する制度を時限を区切って設けたことから、各町村で対応を検討し、採択に向けて足並みを揃えて活動することで一致し、今回の要請行動となりました。
木曽郡全体の総額で42億円という巨額の事業費となる事から、私自身も判断には相当苦慮し、慎重に検討したところです。
しかしながら、インターネットの光化が県内全域で進んでいる状況の中、地域の情報発信や近い将来の移住、定住を促進していくに当たっての欠かせないツールであること、住民の皆さんがCATV通じて地域情報を始め安定的にテレビが視聴できることなどの事業効果、更には庁舎建設も含めた町事業に要する財政運営も借金に当たる公債費比率が一定程度で収まることなどを総合的に勘案して歩調を合わせることといたしました。
今回の要望活動の中でも国からも言われ、私自身も広域の中でも言いましたが、単にハードの更新だけでなく、この事業が地域においての現在や未来に向けてどうして必要性なのか、新しいものや事、それをどの様に結びつけていくのか知恵を絞らなければなりません。
住民の皆さんに納得いただくためにも、時間が限られた中での対応となりますが、広域と各町村が一緒に汗をかく必要があります。
(内閣府への要望活動)

(総務省への要望活動)

出張の合間に全国都市センター会館の中にある「防災専門図書館」に立ち寄り、新潟県中越市が作ったテレビに拭いを見てきました。書いてあることも大地震を経験した市ならではでしたが、この手拭いがいざという時に包帯の代わりや鍋と一緒にしてヘルメットとなる様に役立つのだそうです。

現在、基幹部分については光ケーブルで行っているものの、その先から各戸へは同軸ケーブルで繋がっている状況です。
その同軸ケーブルの生産が我が国で1社となったことから、ケーブル及びそれに附随する機器の安定した供給が保障されないという状況にあります。
加えて、今回、総務省が支援する制度を時限を区切って設けたことから、各町村で対応を検討し、採択に向けて足並みを揃えて活動することで一致し、今回の要請行動となりました。
木曽郡全体の総額で42億円という巨額の事業費となる事から、私自身も判断には相当苦慮し、慎重に検討したところです。
しかしながら、インターネットの光化が県内全域で進んでいる状況の中、地域の情報発信や近い将来の移住、定住を促進していくに当たっての欠かせないツールであること、住民の皆さんがCATV通じて地域情報を始め安定的にテレビが視聴できることなどの事業効果、更には庁舎建設も含めた町事業に要する財政運営も借金に当たる公債費比率が一定程度で収まることなどを総合的に勘案して歩調を合わせることといたしました。
今回の要望活動の中でも国からも言われ、私自身も広域の中でも言いましたが、単にハードの更新だけでなく、この事業が地域においての現在や未来に向けてどうして必要性なのか、新しいものや事、それをどの様に結びつけていくのか知恵を絞らなければなりません。
住民の皆さんに納得いただくためにも、時間が限られた中での対応となりますが、広域と各町村が一緒に汗をかく必要があります。
(内閣府への要望活動)

(総務省への要望活動)

出張の合間に全国都市センター会館の中にある「防災専門図書館」に立ち寄り、新潟県中越市が作ったテレビに拭いを見てきました。書いてあることも大地震を経験した市ならではでしたが、この手拭いがいざという時に包帯の代わりや鍋と一緒にしてヘルメットとなる様に役立つのだそうです。

Posted by 大屋誠 at
19:37
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2018年01月18日
四連勝‼︎御嶽海
14日から大相撲初場所が始まりました。若手力士の台頭が目覚ましいこの頃ですが、やはりその中心にいるのは"御嶽海関"と云って間違いはないでしょう。
同じ世代の正代関、阿武咲関、遠藤関などライバルがひしめく大相撲初場所はいろいろなタイプの力士がいて見る大相撲ファンにとっては楽しみが増えたのではないでしょうか。
大相撲を取り巻く環境は土俵外の事で 昨年末から何かと騒がしいものがありますが、こうした若手が頑張ることで新たなファン層をつかんでいるようです。
先日、御嶽海の応援のために本場所を見学させて頂く機会がありました。御嶽海関への声援は贔屓目もあるかもしれませんが、観客席の四方から手拭いを振るなど、とりわけ大きい声がしました。腰の重い事で定評のある千代大龍を一気の押しで破った相撲は好調さを物語っておりました。
その後も勝って今日現在で4連勝となっております。
情報では横綱白鵬関が怪我で休場、稀勢の里関も調子が上がらないなどもあり、今場所は・・・。
いや、言わない方がいいのかもしれません。後の11番を一つひとつ大事にしっかりと取って頂きたいと思います。結果と地位はその後についてくるものです。
私の個人的な記録ですが、本場所を見させていただいた相撲は御嶽海は全勝です。毎日行ければ良いのですが、テレビの前で応援したいと思います。
(幟旗が元気にはためいてました)

(国技館には相撲の歴史を説明する絵も展示されています)

(土俵入り)

(今日も大入りです)
(
同じ世代の正代関、阿武咲関、遠藤関などライバルがひしめく大相撲初場所はいろいろなタイプの力士がいて見る大相撲ファンにとっては楽しみが増えたのではないでしょうか。
大相撲を取り巻く環境は土俵外の事で 昨年末から何かと騒がしいものがありますが、こうした若手が頑張ることで新たなファン層をつかんでいるようです。
先日、御嶽海の応援のために本場所を見学させて頂く機会がありました。御嶽海関への声援は贔屓目もあるかもしれませんが、観客席の四方から手拭いを振るなど、とりわけ大きい声がしました。腰の重い事で定評のある千代大龍を一気の押しで破った相撲は好調さを物語っておりました。
その後も勝って今日現在で4連勝となっております。
情報では横綱白鵬関が怪我で休場、稀勢の里関も調子が上がらないなどもあり、今場所は・・・。
いや、言わない方がいいのかもしれません。後の11番を一つひとつ大事にしっかりと取って頂きたいと思います。結果と地位はその後についてくるものです。
私の個人的な記録ですが、本場所を見させていただいた相撲は御嶽海は全勝です。毎日行ければ良いのですが、テレビの前で応援したいと思います。
(幟旗が元気にはためいてました)

(国技館には相撲の歴史を説明する絵も展示されています)

(土俵入り)

(今日も大入りです)
(

2018年01月14日
小正月と"さ"の神
毎年恒例の地区行事"どんど焼き"が行われました。高齢化が進んでいる町内にあっても、とりわけ高齢化が進んでいる私が生まれ、育ち、今も住んでいる田方(たんぼ)地区の新年行事です。
この行事は長野県だけでなく全国的にも見られるもので、"どんどん焼き"、"左義長"など呼び方は様々です。小正月には米粉で作った繭玉を飾ったり、メザシの頭をビンカの枝に刺して飾ったりして楽しみな行事の一つでした。
正月の松飾りを焼き、その燃えた灰で餅を焼いて食べると風邪をひかないなどと言われ、灰で黒く焦げた餅やダンゴを食べた少し苦い記憶が蘇ります。
また、長野市にいた時同じような行事があり、子どもと一緒に参加した時にミカンを焼いて食べていたら長野市在住の方にビックリされたことに私がビックリ⁉️小さな頃から当たり前にミカンを焼いて食べていたので同じ長野県人でも違うものと伝統文化の違いをそうした行事を通じて感じました。
そして、小正月というと思い出す話があります。それは民俗学を専攻していたK大学の西岡秀雄教授の講義です。西岡先生いわく、我が国には"さの神"という原始の神様がいたという説を講義してくれました。
それは道祖神信仰にも繋がるものと思いますが、原始的信仰は路傍の石でも山でも、木でも有りとあらゆるものが信仰の対象として崇められて来たというもので現在そうしたものが残っているのが
小正月の行事などであるという事を言っておられました。
その原始宗教において"さの神"様がおられるという民俗学的な見方から非常に興味深い話をされています。"さ"という語に注目した先生は、日本古来の祭りで必要となる物などに"さ"という語が多く使われていることが、その証であると説明されていました。
例えば、サカキ(榊)、サケ(酒)、サカナ(魚)、盃)、さしみ(刺身)、サクラ(桜)サラ(皿)などなど祭り など神様へ供するものや関わりのあるものやことが実に多いことがそれを証明する。と言っておられました。
日本の言葉自体は、その後に入って来た漢字と融合して現在の表現となっていたり、そのまま使われていたりと一概には言えないものがあると思いますが、皆さんはどう思われますでしょうか?
西岡先生は、"さの神"は更に現在でも使われる"さい(塞)の神"に繋がっているとの仮説を言っておられました。
昨年、当町で日本最古の"栗"が発見されたという事を発信しましたが、古代縄文人も小正月の行事をやっていたのでしょうか?古代のマロンじゃない"ロマン"あふれる話です。お後がよろしいようで・・・
(お日待ちの神様をお迎えする神棚が出来ました)

(どんど焼きです。焚き上げるお松も少なくなって来てますが、皆さん持ち寄って元気にお餅やダンゴを焼いています)

(色とりどりのダンゴを持って来ている人もいます)

(神事の後は会場を移して高田整骨院の高田先生の講義による健康づくり講座をしました)

今年一年が町民の皆様、そしてブログ読者の皆様もご健康で益々ご活躍いただき、安寧な一年でありますようにご祈念申し上げます。
この行事は長野県だけでなく全国的にも見られるもので、"どんどん焼き"、"左義長"など呼び方は様々です。小正月には米粉で作った繭玉を飾ったり、メザシの頭をビンカの枝に刺して飾ったりして楽しみな行事の一つでした。
正月の松飾りを焼き、その燃えた灰で餅を焼いて食べると風邪をひかないなどと言われ、灰で黒く焦げた餅やダンゴを食べた少し苦い記憶が蘇ります。
また、長野市にいた時同じような行事があり、子どもと一緒に参加した時にミカンを焼いて食べていたら長野市在住の方にビックリされたことに私がビックリ⁉️小さな頃から当たり前にミカンを焼いて食べていたので同じ長野県人でも違うものと伝統文化の違いをそうした行事を通じて感じました。
そして、小正月というと思い出す話があります。それは民俗学を専攻していたK大学の西岡秀雄教授の講義です。西岡先生いわく、我が国には"さの神"という原始の神様がいたという説を講義してくれました。
それは道祖神信仰にも繋がるものと思いますが、原始的信仰は路傍の石でも山でも、木でも有りとあらゆるものが信仰の対象として崇められて来たというもので現在そうしたものが残っているのが
小正月の行事などであるという事を言っておられました。
その原始宗教において"さの神"様がおられるという民俗学的な見方から非常に興味深い話をされています。"さ"という語に注目した先生は、日本古来の祭りで必要となる物などに"さ"という語が多く使われていることが、その証であると説明されていました。
例えば、サカキ(榊)、サケ(酒)、サカナ(魚)、盃)、さしみ(刺身)、サクラ(桜)サラ(皿)などなど祭り など神様へ供するものや関わりのあるものやことが実に多いことがそれを証明する。と言っておられました。
日本の言葉自体は、その後に入って来た漢字と融合して現在の表現となっていたり、そのまま使われていたりと一概には言えないものがあると思いますが、皆さんはどう思われますでしょうか?
西岡先生は、"さの神"は更に現在でも使われる"さい(塞)の神"に繋がっているとの仮説を言っておられました。
昨年、当町で日本最古の"栗"が発見されたという事を発信しましたが、古代縄文人も小正月の行事をやっていたのでしょうか?古代のマロンじゃない"ロマン"あふれる話です。お後がよろしいようで・・・
(お日待ちの神様をお迎えする神棚が出来ました)

(どんど焼きです。焚き上げるお松も少なくなって来てますが、皆さん持ち寄って元気にお餅やダンゴを焼いています)

(色とりどりのダンゴを持って来ている人もいます)

(神事の後は会場を移して高田整骨院の高田先生の講義による健康づくり講座をしました)

今年一年が町民の皆様、そしてブログ読者の皆様もご健康で益々ご活躍いただき、安寧な一年でありますようにご祈念申し上げます。
2018年01月11日
雪道と人
今朝早く起きて今季2回目となる"雪かき"しました。予報では今シーズン最強で、最長に居座る寒波との事です。
この寒波は普段は降る事があまり無い九州や四国の方からやってきたというもので、雪に慣れていない地域の方やドライバーの皆さんは、大変なご苦労をされているものと思います。
今日降った雪は、サラサラの雪で積雪も数センチ程度、雪搔き自体は楽で良かったのですが、同じ条件で都市部に降ると公共交通機関やタクシー、自動車のスリップなどで大混乱というニュースが伝わります。
足下が悪い中でもファッションを優先するあまり、ハイヒールで歩いて転倒し、思いがけない怪我をする女性も多いようです。ファッションを取るか安全を取るかは自身の判断によるものでありますが、やはり安全を第一として欲しいものです。
都会には、地方から上京して働いている方も多いわけですが、この時期は、足下の様子や歩き方でその人が雪の多い地方の出身者であるか、また、あまり降らないところの出身であるか分かると私は思っています。
足下はハイヒールなどのファッションで分かりますが、一番分かるのは"歩き方"ではないかと思います。歩き方を判別すると歩幅、つま先から"かかと"へ歩む人、或いはその逆に"かかと"からつま先に歩を進めるなど様々です。
雪の少ない地域で育った人は雪道でも変わらず同じように歩む方が多いのではないでしょうか。また、雪国育ちの方は歩幅を何時もより小さく歩き、そして歩き方も足の裏全体が同時に着くという歩き方をするのではないかと思います。
これは統計的にも、実証的にも検証されたものはありませんが、この時期、雪降りの都会に行った際にモニタリングしても面白いのではないでしょうか。
今週末には、大学受験生やご家族にとっての一大事のセンター試験があります。もし、雪が降った時には、歩幅は小さいものの確実に、そして足裏全体で歩いて会場入りして実力を発揮して下さい。
(雪搔き前の通学路)


この寒波は普段は降る事があまり無い九州や四国の方からやってきたというもので、雪に慣れていない地域の方やドライバーの皆さんは、大変なご苦労をされているものと思います。
今日降った雪は、サラサラの雪で積雪も数センチ程度、雪搔き自体は楽で良かったのですが、同じ条件で都市部に降ると公共交通機関やタクシー、自動車のスリップなどで大混乱というニュースが伝わります。
足下が悪い中でもファッションを優先するあまり、ハイヒールで歩いて転倒し、思いがけない怪我をする女性も多いようです。ファッションを取るか安全を取るかは自身の判断によるものでありますが、やはり安全を第一として欲しいものです。
都会には、地方から上京して働いている方も多いわけですが、この時期は、足下の様子や歩き方でその人が雪の多い地方の出身者であるか、また、あまり降らないところの出身であるか分かると私は思っています。
足下はハイヒールなどのファッションで分かりますが、一番分かるのは"歩き方"ではないかと思います。歩き方を判別すると歩幅、つま先から"かかと"へ歩む人、或いはその逆に"かかと"からつま先に歩を進めるなど様々です。
雪の少ない地域で育った人は雪道でも変わらず同じように歩む方が多いのではないでしょうか。また、雪国育ちの方は歩幅を何時もより小さく歩き、そして歩き方も足の裏全体が同時に着くという歩き方をするのではないかと思います。
これは統計的にも、実証的にも検証されたものはありませんが、この時期、雪降りの都会に行った際にモニタリングしても面白いのではないでしょうか。
今週末には、大学受験生やご家族にとっての一大事のセンター試験があります。もし、雪が降った時には、歩幅は小さいものの確実に、そして足裏全体で歩いて会場入りして実力を発揮して下さい。
(雪搔き前の通学路)


Posted by 大屋誠 at
12:02
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