2018年08月17日

成人の未来に幸多かれ

終戦から73回目の夏を迎えた15日に平成30年度上松町成人式が挙行されました。今年の町の新成人となられた方は 51名で当日は40人が出席されました。
中学、高校卒業以来久しぶりに行き合った友や恩師との再会に明るい笑顔と笑い声が弾けていました。既に実社会で働いている方、将来に向けて勉学に励んでいる方など様々ですが、若者たちが持っている力が明日の地域を必ず切り拓いて行くものと期待します。
そうした若者の姿に反して最近の大学アメフト、アマボクシングなどのスポーツや色々な学校の開設に見る出来事を見ると法的なことは別として模範となるべき大人たちの問題は何だろうと嘆かわしく感じるのは私だけでしょうか。
そんな中で、山口県で二歳の幼児が78歳のボランティアの方に救助された事が報じられたことに救いがありました。この方は東北地震や先の西日本豪雨災害にも自費で出かけてボランティアとして活動しているとの事、頭が下がる思いで、清々しいニュースを久しぶりに聞くことができました。
成人された皆さんにはこれから色々な困難もあると思いますが、是非自分に正直に、真っ直ぐ他人にも慮る心(「おもんばかる」→忖度ではありません)を持った大人となって欲しいと願いました。

△式の進行は上松中学校の皆さんが務めています。



△大人びた若者がご来賓のお祝いの言葉に耳を傾けていました。



△主催者式辞(久保寺公民館長)



△中学生の後輩から花のプレゼント



△恩師のお祝いの言葉、大内先生が子どもたちの成長した姿に思わず涙ぐんでの挨拶



△新成人代表として鈴木航君が飾らない言葉で決意を表明、大道忠先生(教育長職務代理者)が上松に戻って来て欲しいとのメッセージとともに、力強く万歳三唱





△第二部でのアトラクション"檜流太鼓"の皆さん、迫力ある響きと楽しい踊りでお祝いしてくれました。





△最後は町公認キャラの"太郎くん""美林ちゃん"と一緒に皆んな揃って集合写真です。前列のおふざけキャラは変わらないようです。真面目に撮ったのは別にあります。








  
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Posted by 大屋誠 at 08:12Comments(0)上松町

2018年08月15日

上松の夏

商工会青年部主催の夏のイベントが開催されています。木曽踊り保存会の皆さんや帰省された皆さん、観光客の皆さんが輪になって"木曽踊り"を踊っていました。
昔、私が木曽合庁に勤めていた折に旧木曽福島町(現木曽町)においては「木曽踊り全国大会」が開催された事も有りました。木曽郡以外から来た職員がほとんどでしたが、合庁チームは二年連続で最優秀賞を取ったような記憶があります。
講師に職員OBをお迎えして仕事が終わった後、講堂で行われた練習に参加しました。講師から「戦で亡くなった人を慰霊するための踊りが起源」、「鎧を付けて踊ったから重々しく」など"木曽踊り"の由来などをお聞きしましたが、今となっては本当かどうかは確かめようも有りません。
単調な踊りで誰もが直ぐに踊ることが出来るのが木曽踊りの良い所だと思います。盆踊りといえば有名な"踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊りゃなそんそん"のフレーズの阿波おどり程観光客が呼び込める訳では無いですが。そう言えば阿波おどりは大変な騒動になっているとテレビで報じられていました。
昔、徳島に出張で行った折、毎日、公園に集まって阿波おどりの練習を子供達や若い女性、囃し手の男衆などが和気あいあいとしていました。早く正常になって皆んなで楽しむ踊りが復活すればと願うばかりです。

△昨日の雨も上がり、気持ち良い夜です。私も輪の中に入らさせて頂き踊りました。



△提灯の灯りが幻想的です。






  
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Posted by 大屋誠 at 11:52Comments(0)上松町

2018年08月14日

熱い野球(地区対抗野球)

甲子園では夏の高校野球の熱戦が繰り広げられています。昨日、県代表の佐久長聖高校が惜しくも富山代表高岡高校に敗れましたが、最後まで粘り一点差の熱闘でした。選手に加えてベンチ入り出来なかった部員など多くのドラマがあったものと思います。応援団の皆さんも本当にお疲れ様でした。
野球はたった一つの白球を追うゲームですが、その一球に青春をかける中で多くの記憶に残る試合がありました。今大会は歴史的に百年という節目の大会となり更に盛り上がっています。
さて、本日は下河原グランドでお盆恒例の地区対抗野球大会が開会しました。今年は少年野球チームも含め10チームが町長杯を戦います。
帰省された懐かしい姿も加わって和気あいあいとボールを追い、打っていました。
私も昔、奇跡的に優勝したことが一回あり、決勝で左中間にサヨナラヒットを打った事が懐かしく思い出されました。そのチームメートの中には幽冥を異にしている人もあり、このお盆に一層感慨深いものがあります。
始球式で一球だけ投げさせて頂きましたが、どうにかキャッチャーミットに届き、しかもストライクが取れてホッとしました。
野球大会の後にはきっとそれぞれ楽しい交流があると思いますが、明るい町づくりに繋がればと願っています。

△一点を争う好ゲームです。互いのピッチャー譲りません。





△参加者には甲子園経験者もおり、熱心に少年野球チームも観戦していました。さすがに甲子園出場者の打球は速かった。



  
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Posted by 大屋誠 at 10:17Comments(0)上松町

2018年08月12日

安全運転の願い(赤沢自然休養林での交通安全指導)

11日午後に赤沢自然休養林入口の林道上において交通指導所が開設され観光客に安全運転を呼びかけました。
この活動は、町交通安全協会が主催し毎年この時期に実施しており、安協の皆様他木曽警察署の皆さんなど約40人の方が参加されました。
来訪された皆様には一緒に来た家族や友人との楽しい思い出とともに事故なく無事に家路に着いて頂きたいと願い、チラシと安全運転で町で育った冷えた"キュウリ"にこれも町特産の味噌を付けて贈りました。また、野村武敏さんが心を込めて作ったヒノキ製の木彫の仏像も一緒に配りました。
観光客の皆さんへの"おもてなし"も、挨拶や笑顔などいろいろあると思いますが、安全に帰って頂くよう呼びかけることもその一つだと思います。
町中は暑かったのですが、さすが赤沢は涼やかな空気に包まれていました。

△皆んなで桃太郎旗持って人波での活動



△一台一台にチラシとキュウリ、ヒノキの木彫の仏像を贈ります。



△キュウリなどの啓発の品





  
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Posted by 大屋誠 at 10:16Comments(0)上松町

2018年08月11日

第7回グレイスフル上松納涼祭

今日、町で誘致した介護福祉施設の"グレイスフル上松"の納涼祭の案内がプライベートであったので行って来ました。
入所者や家族の皆さんに加え、ボランティア、職員など多くの方が正面玄関前のエントランスに集まって催しものを今かと待っていました。
入所者の皆さんの中には久しぶりの外の空気だった方もいたと思いますが、催しもので一緒に鳴子や鈴、手拍子を一緒に鳴らし楽しそうでした。
檜流太鼓の勇壮な響き、太鼓に踊りも加えた楽しい演奏、大桑村須原の皆さんの伸びにある節回しで舞う"須原ばねそ"などで午前の部は盛り上がっていました。
仕事の関係で賞味出来なかったのですが、美味しいカレーなどの屋台も出ていました。

△檜流太鼓の皆さんの太鼓と踊りを加えた演奏、可愛い最年少メンバーも元気に活躍して踊ってました。







△須原ばねその皆さんです。 ヒョットコやオカメさんも出て楽しい踊りでした。


地搗き歌も披露

  
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Posted by 大屋誠 at 13:04Comments(0)プライベート

2018年08月10日

暑い日、熱い火

ここのところの暑さを表現するには猛暑、烈暑、酷暑どの言葉を当てはめればいいのか分からない。連日、記録更新、最高などの用語が踊っています。
我が家のプランター栽培のトウガラシもクタ〜となっています。水遣りを忘れると大変なこととなりますが、どうにか1日食べる程度は実っています。
話は変わりますが、昨日、木曽山林協会役員会がありました。その冒頭、貴舟大桑村長から阿寺地籍で起きた山林火災について、状況の報告とこれまでの各町村の支援について話がありました。
急峻な地形のため人が近づけず、防災ヘリに加え、自衛隊ヘリが消火活動を行なっているが、夕方の消火活動終了後に熾火があって再び燃え出してしまうとの事でした。自衛隊ヘリだけで既に360トンを超える水を木曽川から汲み上げているとの事です。
現場はヒノキやサワラの天然林で、岩場に堆積した枝などが積み重なっており、水が浸透していかないと鎮火に至るのは難しいとのことでした。
山林火災において鎮火宣言をするのは1週間後に再燃するようなケースがあって難しいとちょうど来訪された宮沢中部森林管理局長が言っていました。
一刻も早い鎮圧、鎮火が望まれます。

△貴舟村長が持参した現場の写真



△チョットへばってきたトウガラシ



  
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Posted by 大屋誠 at 12:42Comments(0)上松町

2018年08月08日

ウッドスタート!!小さな手に木の温もり

今日、この5月に新しく上松町民となられた"しんたろうちゃん"にウッドスタート事業第1号として木製のスプーンとフォークのセットを贈呈させて頂きました。
ひのきの里であり、豊かな森に囲まれた上松で木に触れ合い、親しみを持ってすくすくと育って欲しいと願い職人が一つひとつ心を込めて製作したものを贈呈したものです。
元気な"しんたろうちゃん"は、多くの大人に囲まれても物おじせず、私がホッペを撫でるとにこっと笑ってくれました。
また、合わせて出産祝金も贈呈させていただきました。小さな手を見ると心が和み、見守った周りの職員もつい笑顔になっていました。子どもたちの笑顔はいつも地域を明るくしてくれます。

△健康優良児の"しんたろうちゃん"です。スプーンには名前が刻まれています。


  
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Posted by 大屋誠 at 11:05Comments(0)

2018年08月07日

関西電力労働組合木曽川支部定時大会の開催

本日、関西電力労働組合木曽川支部の第67回定時大会がひのきの里総合文化センターで開催され、地元町長としてお招きいただき出席いたしました。
木曽川支部は上流は王滝村の三浦(みうれ)ダムから岐阜県中津川市坂下の山口ダムまでの間の木曽川の水を利用した関西電力の施設を管理する組合員の皆さんで構成されているそうです。
日頃は、電力事業を通じて生活基盤を支えていただいており、先の豪雨の時は地域の安全安心を支えていただいています。
昨年も出席させていただき、九州北部豪雨の話をさせていただきましたが、今年も西日本豪雨の災害について挨拶で触れさせて頂きました。二年続けて同じ様な話題となってしまったということは、それだけ何十年に一回というものが立て続けに起こっているという事で、やはり異常気象が成せるものだと思います。
電力の安定供給という会社本来の目的の他にも安心安全な河川環境を作っていただいている組合員の皆さんの責任は益々重要だと思いました。
労働組合ですから組合員の待遇改善などは当然ですが、地域社会へ向けた活動も取り組むことも方針に盛られていました。
組合の益々のご発展と組合員の皆様がご健康でご活躍されますことを御祈念申し上げます。

△小栗委員長さんのご挨拶




  
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Posted by 大屋誠 at 17:04Comments(0)上松町

2018年08月04日

長野県治水砂防協会第80回通常総会

長野県治水砂防協会の通常総会が長野市で行われ出席しました。近年の豪雨の自然災害は毎年のように全国各地で猛威を振るうようになっており、住民の関心も砂防に関心が高まって来ています。
この4年でも広島における土砂災害、翌年には関東・東北豪雨、さらに次に北海道・東北の台風災害、そして昨年の九州北部、そして今年の西日本豪雨災害が起きています。
その特徴は激しいことに加え、広い範囲で大きな被害をもたらしている事です。
総会の講演で、こうした頻発する事態は災害が無かった地域にもじわじわと影響が出るとの指摘がありました。被災地の復旧・復興は当然急がれるものですが、国の限られた予算を考えると災害が心配される場所、つまり災害を未然に防ぐ予算が後回しになる可能性があるという事です。
上松など急峻な地形を抱えている中山間地域にとってこのことは安心・安全な地域づくりを進める上で重大な問題です。この協会を通じて国や県にしっかりと地域の実情を訴えて予算枠の拡充について要請していく必要性を改めて感じました。
また、それと同時に地域の実情に応じた命を守るための避難計画の策定や避難場所などについて住民の皆さんとともに構築していかなければなりません。
△総会の様子(藤沢会長の挨拶)



△功労者表彰(伊藤元小川村長さん、松島泰阜村長さんが表彰されました。)





  
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Posted by 大屋誠 at 17:15Comments(0)上松町

2018年08月03日

抜かれる草、植えられる苗

昨日、赤沢自然休養林への道路沿いに群生する特定外来生物オオハンゴウソウの抜き取り作業が森林管理署、NPO木曽ひのきの森の皆さん、町職員ボランティアにより行われました。
オオハンゴンソウは昨年も除去していますが、繁殖力が強く、花が咲き始め蕾となり種として落ちないこの時期に除去するのが一番良いようです。
しかしながら、それにしても暑い中での作業となりました。黄色い花を付けちょっと目には可愛い花ですが、放っておけば在来植物の成長に影響を及ぼします。オオハンゴウソウ自体には罪はないのですが、同じ特定外来生物のオオキンケイギクも道路の吹き付け材などに混入して外国から入ってきたといわれています。皆さん本当に汗だくでの作業お疲れ様でした。
また、下流の焼笹地区ではJAの皆さんや地域おこし協力隊の皆さんが"エゴマ"の植え付けをしていました。エゴマは昨年長雨のため不作で、上松産エゴマ油は人気があるにも関わらず売るものがないということになってしまっています。今年は需要に応える収量が確保出来る天候に恵まれるよう祈るばかりです。

△朝の開会



△オオハンゴウソウ



△作業の皆さん



△焼笹地区でのエゴマ苗植え付け、葉物を植える機械を使っての作業です。



  
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Posted by 大屋誠 at 08:14Comments(0)上松町