2020年05月22日

マスクをお届け

 今日は町内の医療機関、福祉施設及び木曽病院にマスクをお届けしました。
 
 新型コロナ感染症流行に伴い、マスクの需要が高まり、一時は不足するとともに高騰したマスクですが、この頃は品不足も落ち着いた感がありますが、未だに以前より高く取引されているようです。
 また汚れていたり、切れたりなどの粗悪品も出回っていると以前にお伝えしたとおりの状況もあるようです。

 東京、大阪などの都市部においては緊急事態宣言解除に向けた状況がカウントダウンのようになって来て、気の緩みという事も指摘されています。
 第二波に備えておくことは危機管理の上で基本で重要です。特に今回のように潜伏期間が長い、症状が分からないうちに人に移してしまう、人からヒト感染だけでなく、猫などの動物に移すという事例が報告されているように、その性質が分からない事が多すぎるウイルスです。
 ウイルスも生き残ろうとするので、次々に変異をして行きます。既にウイルスの変異について海外から報告が出ているようです。
 感染リスクのある医療機関の受診時など使い捨てマスクと布製マスクと併用して有効に使っていただく事で防いで頂ければと思います。

△町内の大脇医院、芦澤医院さんに





△“デイサービスセンターあい愛“砂山社長さんへ


 あい愛さんの正面で地元商店の方が利用者さんに買い物の楽しさを味わって欲しいと出前の出店しており、美味しそうなのでパンを買いました。


△木曽病院浜野院長さんへ


 帰り際に駐車場を見たらDMATのテントが設営されていました。屋外での検査や感染症病床、病床が一杯になった時に使用されると思いますが、このテントが使われない事を願います。



DMAT=災害発生時に緊急的に機動性を持った医療チーム

  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 10:27Comments(0)上松町

2020年05月21日

楽しい登校

 今日からコロナ禍の影響で休校となっていた小中学校の授業が始まりました。木曽で感染者が初めて確認され、休校となった4月17日以後、35日振りの全学年揃っての登校となりました。
 兄弟姉妹、近所の友だちと連れ添って登校する風景はつい2〜3カ月前までは私たちの日常生活で普通のものであったのですが。これほど有り難いものとは、失われたものの大きさを改めて実感します。
 今日から前を見てその時間や友だちとの思い出を取り戻しながら一歩ずつ学校生活を楽しんで貰いたいと願うばかりです。
 昨日、夏の高校野球、甲子園大会の中止が発表されました。それより以前に中体連、高校総体など若人が小さい頃から夢見て来た大会も相次いで中止が決まってます。
 スポーツだけなく、文化系クラブも同様です。次代を担い、自分、自分も含めた友人たちと時にはぶつかり合いながらも限界に挑戦する姿は、私たちにも勇気と感動をくれます。
 コロナ禍、人の命の大切さなど、頭では理解しようとしても、「なぜ今なんだ」「自分たちだけなんだんだ」という持っていくところがない、やるせない思いがあるのは当然だと思います。
 こうした子どもたち、若者たちに対して責任があるのは私たち大人です。今朝のテレビで脇目も構わず涙を流していた球児がいました。恐らくこの若者と同じ思いを胸にした何十万の若者がいる事を私たちは決して忘れてはならないと思いました。
 今、国の行く末を議論する国会で未来を創るこうした子ども、若者たちのことを真剣に考える議論が乏しいのが残念です。
 大学生への支援も国はやっと議論されるようです。しかしながら、その支援は非課税世帯を対象とした約43万人を対象とした緊急給付金の案のようで、昼間大学生だけでも290万人おり、その他にも短大、専門学校生いることなどを考えると、そのような支援で本当に足りるのかという疑問が出てきます。
 大学生の8割近くがアルバイトをして学生生活を送っている中、アルバイトの収入が減ってという事も条件にあり、困窮学生の定義も非課税世帯という事?不明ですが、アルバイト先が潰れていたような場合を考えると、どうしてそれを証明するのかなど本格的な議論はこれからだと思いますが、今出来ることをきちんと考えて早急に実施していくとともに、若者が将来に夢見ることができ、希望を持って進める世界を示していく必要があると思います。
 今、40代になっていると思いますが、就職超氷河期の就活が困難になった世代がありました。その後、安定した職に就きたくても就けない多くの若者がいた時がありました。自己責任の名の下にこうした若者が犠牲になる事は許されてはならないと考えます。
 これは国の根幹にかかることで政権与党とか野党とかそういう問題ではなく、将来の日本を背負っていく若い人たちに対して私たちが残せる財産として真剣に議論していく必要が今あると考えます。

△いつもの登校風景が帰って来ました。






  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 08:28Comments(1)上松町

2020年05月20日

今日からお届け出来ます

 先週、郵送で各世帯にお送りし、順次受付してきた「特別定額給付金」が、昨日19日から依頼された振込口座に振り込まれています。因みに1,142世帯分(対全世帯55.4%)が第一次分として昨日までに処理され、振り込まれたと事務局から説明を受けました。
 受け付けた順で処理していますので、若干のタイムラグがあると思いますが、出来るだけ早くという趣旨の給付金を多くの方にお届けできたことにホッとしました。

 給付をお知らせする『定額給付金に関するお知らせ』が今日から郵送され、振込みについて各世帯にお知らせします。また、第二、三波に備えて各世帯にマスクを10枚同封させていただきました。マスクも最近、一時の不足は解消され、高騰も収まってきた感もあるようですが、薬局さんにお聞きすると、安いものは耳にかけるとすぐ切れるなどの粗悪品もあるそうで文字どおり額面どおりではないようです。

 今更と思う方もいると思いますが、同封の「マスク配布のお知らせ」にも記載してありますが、医院や病院などの受診の際や多くの人に会う機会がある時などは使い捨ての方がリスクを避ける意味で今回配布ものを利用していただくのが良いと考え配布したものです。手製の布マスクが有りましたら併用してお使いいただければと思います。

△こんなふうにお知らせが行きます。



 コロナウイルスに負けない上松町」宣言
 ー私たちは三つのことを掲げて行動しますー
一 罹らない 移さない 拡げない
◯うがい、手洗い、咳エチケット等自分で出来ることの励行
◯ストップ「密閉」・「密集」・「密接」不要不急な外出はしない

一 噂やデマに惑わされない 危機に乗じた犯罪を許さない
◯コロナは怖いが、噂やデマは人が作るもう一つのウイルス
◯人の心の不安に乗じた犯罪は許さない

一 木曽地域を始め、医療現場で戦っている人を守ります
◯医療現場の最先端にいる人にエールを送ります。
◯木曽病院、診療所等と連携した適正な受診行動をします
 令和2年4月16日 上松町長 大屋 誠






  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 13:59Comments(1)

2020年05月18日

定額特別給付金事務

 コロナ対策の支援の一つである一人10万円の特別定額給付金の事務は、先週13日に郵送が開始され、その後申請者から大きな混乱もなく提出されて来ております。
 町内の対象世帯が2,060世帯あり、うち先週受付で1,140世帯から申請がありました。全体の55.3%の方が二日間で既に申請された事になります。
 当町においては、都市部のオンライン申請のような窓口での混乱などもなく、概ね順調に事務が進んでいます。
 私も隣人の方から聞かれ、コピーをとってやりながら教えてやろうと書類を見ましたら必要事項が既に書かれていました。お聞きすると、ちょうど知っている郵便局の方が見えて教えて書いたとの事でした。
 その方に後で「郵送で送ってください」と言いましたら、「運動のために隣り組の◯◯さんと一緒に役場に行って出して来た」とのこと。なるべく人との接触を避けるようにとのことも頭をよぎったが、自分で出した方が実感もあるのかなあと思い、頭と実際の行動は違うということも、行政としても学んでおく必要があるものと考えさせられる出来事でした。
 オンライン申請もこうした実際の人の動き(暗証忘れている人、直ぐにカード発行出来ると思っている人がいる)を想像していれば対処出来たのではという思いがあります。
 これからマイナンバーが必要な事ではあることは確かかもしれません。しかしながら、緊急事態の時に新しいことを持ち出してやるのは混乱するものに更に拍車をかけるのではと懸念していたのですが。
 一刻も早く対応をしてやりたいと考えて時間を費やして務め、その挙げ句は住民から罵声を浴びるような事になった自治体職員のやるせない思いを忘れないで欲しいと思います。
 考えた国の官僚の皆さんはいつも後方で見ていますが、直接事務を執行する自治体職員の思いを正面から受け止めて欲しいと願うばかりです。

△役場入り口に設けた相談窓口の案内です。高齢者の中にはコピーする事も出来ない方も実際多いんです。



 
   
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 14:17Comments(1)上松町

2020年05月17日

今日一日

 昨日の雨が嘘のように晴れ渡り、気持ちの良い五月晴れとなりました。今日は朝から地区の一斉掃除の日で、消火栓から水を出して側溝掃除や道端の雑草掃除がありました。
△作業の様子です。



 私の住んでいる田方(たんぼ)地区は、公式には駅前通り3丁目という駅から数分という立地条件にあり、昔は40戸を超える方が住んでいましたが、今は16戸程の小さな区で高齢者が多い地区です。
 文字どおり昔は一面田んぼが広がる場所で、湿気の少し多い場所であったらしいです。
 毎年の事ですが、ほとんどの皆さんが朝早くから外に出て作業をしていました。恐らく、住んでいる方の全家庭が参加したのではないでしょうか。こういうところが、田舎の良さなのかなと思いながら、約一時間少しの作業が終わりました。
 本来であれば、この後、お楽しみの一杯があるのですが今年はコロナの影響で中止となってしまいました。楽しみは来年に持ち越しです。

 午後は雨上がりの渓流の魚を狙って岩魚釣りに出かけ、1時間ほどで4匹ほど釣れましたが、GWの終わったばかりで岩魚の方がずるくなっていたようでした。
△釣果



いや〜田舎での暮らしって楽しいもんです。




  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 16:47Comments(0)プライベート

2020年05月15日

今日は臨時議会

 今日は5月臨時議会があり、主にコロナ対策に係る支援ついて議論されました。それぞれの自治体が地域の実情に応じて様々な対策を打ち出しています。
 昨日、特定警戒区域5県も含めた39の県の緊急事態宣言を解除したのは報道等で既に流れていますのでご承知かと思います。何かホッとした気分が流れそうですが、第二波の来襲の恐れがある事を忘れないようにと専門家が注意を促しています。

 この欄で何度も紹介していますが、約百年前に流行したスペイン風邪は第二波の方が感染者数、死亡者数が多かったというデータがあるとの事で、ウイルスが持つ変異の恐ろしさに改めて気を引き締める必要があります。
 前に本ブログで載せたと記憶してますが、私の母方の母(つまり実祖母)はスペイン風邪で亡くなっています。享年月日を墓誌で確認すると確かに流行した年に亡くなっていました。従って、私は実祖母の面影など記憶は全くありません。
 大正7年頃の当時、祖母は不便な町内の山奥に住んでいました。当時でも人やものの流れはあって、そのような辺地でも感染したと思います。しかしながら、現在は、交通網の発達で当時と比べようもなく早く、感染エリアもずっと広く世界の隅々、離島までいう状況です。
 そんなところに、昔と違う現代社会における流行性の疾患の怖さを身近に感じています。警戒宣言が解かれたとはいっても、コロナそのものが終息した訳でありません。むしろ、感染流行の収束に向けた第一段階がやっと終わったという事で理解しておく必要があると思います。

 正しく怖れて、対処していくことがこれから求められると思います。マスク、手洗いなど自分で出来る自衛手段を今後も忘れずにお願いします。  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 16:40Comments(0)

2020年05月14日

晴天の中

 今日、東里地区の老人クラブの皆さんが桜の苗木を植える作業を行うとの事で作業に出かけました。町有地を活用して地区の方との間で景観環境整備を行うという協定を結んで今回の整備作業となりました。
 『密』に気を付けながらの屋外の作業という事で、約1時間ちょっとの作業でした。いつの日か山の麓に満開の花が咲くことを願って植えました。
 やはり、気持ちい〜ですね。

△八重の桜を植えました。



△駒ヶ岳を背景に、いつの日か八重桜が咲く日を夢見て



△花壇の整備もしてました。



  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 18:31Comments(1)上松町

2020年05月13日

ちょっと、ちょっと⁇

 先日のブログで紹介したとおり、今回のコロナ禍に対する一人当たり10万円の定額給付金の申請書が今日から各世帯に郵送されます。

△こんな封筒となります。


 先日も載せましたが、予め印字してある事を確認し、印鑑、本人証明(運転免許証等)及び通帳の写しなどの添付書類の同封など忘れないように確認の上、申請をお願いします。
 都市部ではオンライン申請をという事で、連日、暗証番号を忘れた方が再設定をするため、市役所等の待合室に『密』の状態で何時間も列をなして待っているとの事です。『密』を避けるためにオンライン申請という窓口を設けたのに本末転倒の現状があります。
 また、その申請の前提となるマイナンバーカードの取得に訪れる方も増えていると当町の窓口担当者に聞きました。私も取得前に思い込んでいましたが、交通安全センターの運転免許証発行のように役場窓口で即発行という事にならない事務システムとなっている事を知っておく必要があると思います。わたしの場合は2ヶ月ちょっとかかりました。
 そんな中、国税庁から各自治体の税務担当者に通知がありました。今回、県や自治体が臨時地方創生交付金を活用して行う個人や事業主向け支援の収入に対して非課税のものと課税されるものがあるとのことでした。
 えっ!?と思ってみると、家計支援の中で、需要喚起を促すものは課税されるとの見解です。そうなると、町が臨時地方創生交付金を充ててやろうとする地域経済の需要喚起のために住民に配ろうとしている商品券は課税ということになるの???
 事業者支援も給与所得者も減収補填が目的とした場合課税となるというものですが、詳細を聞いてみないと分からないところがありますが、緊急事態において、国を挙げて経済の立て直しを図ろうとしている時に通常時の税の考え方で対処しようとするとすれば、大人しい(本人は思ってますが)私でも“ちょっと、ちょっと”と言いたくなります。せめて自治体が地域の事や実情に合わせて考えた支援策については全て非課税とするような思い切った臨時特例を検討して欲しいと思います。
 私の解釈が間違っていれば幸いですが、いろんな法案もあり、それも大事かもしれませんが、先にやるべき事の順序のものを確実にやって頂きたいというのが切なる小さな自治体の首長の願いです。


 

  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 10:20Comments(0)

2020年05月12日

待ち遠しい

 ソーシャルスタンディング、ステイホームなど最近耳にするのは分かったような分からない英語を聞きます。
 それはさておき、人とはやはり一人では生きていけない社会性のある動物(失礼かな?)と思うようになりました。先の英語でソーシャルスタンディングは感染を防ぐために間を置いて下さいとの事ですが、人との間合いというものがいかに大事で貴重なものであったのかと感じるこの頃です。
 突然ですが、私の昔から好きなテレビ番組に「吉田類の酒場放浪記」(具体的に出しても差し支えあるのかな?この際流れでご容赦を)という番組があります。
 吉田類さんは作家、酒場ライター、タレントなど多くの顔を持つ人で、番組自体が「酒場という聖地へ 肴を求めて彷徨う・・」というフレーズのとおり、単なる変わったオジさんが酒場を訪ねて歩くという番組です。
 始めて見たときは酒場の銘料理を紹介するでなし、美味しい銘酒をドーンと押してくるでなし、美人の女将が居るでなく、ビールでも日本酒でも焼酎でも何でも良いというこんな番組誰が見るんだろうと思った。
 ところが、店に入って常連さんや店の人との会話の中で凄さを感じるのは、お仕着せでなく、かと言っていやらしい控えめを感じさせるでもない、ずっと前からそこにいたという雰囲気を醸し出している不思議な感覚を感じさせてくれることに気がついた。
 不思議なのはその間合いであると私は思った。その後、可愛いタレントさんを引き連れて多勢で押し掛けて飲むような番組が出て来ましたが、吉田さんの足下にも及ばない感じがする。この番組をプロデュースした方は人選ともに凄いと感心しました。
 居酒屋での会話や他人が喋っている会話も楽しみの一つですが、そんな日常が早く来ればと願う今日この頃です。
 単なる酒飲みの愚痴になってしまいました。
   
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 16:57Comments(0)上松町

2020年05月11日

急ピッチの作業

 住民一人当たり一律10万円の給付が4月17日に発表されてから、25日ほど経ちました。先に困窮者に対して30万円など紆余曲折がありましたが、ようやく国の支援の第一弾が具体的に見えて来ます。
 早い自治体では、すでに給付が始まったところもあるという事がニュースで流れていますが、コンピューターのシステム改修の関係や財政事情など自治体の状況が様々ですので、多くの自治体のほとんどが本格的にこれからという状況です。
 当町でも今日から、申請書の郵送に向けた本格的な袋詰め作業が始まりました。一刻も早く給付金を町民の皆様にお届ける出来るように、現在、作業を進めています。
 15日の臨時議会において補正予算が議決され、執行出来るようになりますが、申請に当たっては内容をよく確認し、本人確認などの添付書類が忘れていないか、印鑑などが漏れていないかなどを提出する際にもう一度確認していただく事で円滑な給付に繋がるものと思いますので是非ご協力下さい。
 郵便局と連携しながら今週末までには申請書の全戸配布を目指していますのでご理解とご協力をお願いします。

△部局をまたいだ職員が確認をしながら作業をしています。



追伸
 くれぐれも、詐欺メールや電話には注意してください。

  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 14:23Comments(1)上松町